nekogaki

ただ通り過ぎるだけの日常に起こった出来事、感情をnoteに残します。

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【難病発覚】目標があれば、状況は良くなる

下記お題に挑戦してみる。 #この街がすき 実は今、家を建てている真っ最中だったりする。 結婚して間も無く、車でぶらっとドライブへ出掛けた日、森林が美しい道を車で駆け抜けた。 フロントガラスから見上げた空いっぱいに広がるグリーンに、木漏れ日のシースルーカーテンが私をドキドキさせた。 「うわぁ、この道すごい!」 思わず声を上げた。 夫は、「東京へ越してきた時、このあたりに住みたいと思っていた」 と教えてくれた。 私も偶然、同じことを考えていた。 なんでもあるのに落ち着

    • 感謝!

      先日、個展が無事終了した。 足を運んで下さった方々には、改めて感謝の気持ちをお伝えしたい。 本当に本当に、ありがとうございました。 お陰様で個展は大盛況のうちに幕を閉じた。 なんならほとんど人は来ないだろうと想定していた運営側から 「当日は会場に1〜2名での体制を想定しております。」と言われていた。 ちなみに元々は3人体制と聞いていたのだが、契約書へサインをする前日に唐突に人数変更の報告を受けた。 ここでは何度も話しているが、私は人から舐められやすい傾向にある。 基本的

      • お知らせ (動画あり)

        個展前夜の今日、私は緊張のピークを迎えていた。 とりあえず、たった今投稿したYouTubeをご覧いただきたい↓ https://youtu.be/GUo8-5kF6Qc 正直、こんなに色んなことを心配して先回りして考えたところで、一つも売れないんじゃないかと思ったりもした。 毎晩のように人がいないガランとしたギャラリーが夢に出てきたし、夢の中ではトラブルが相次いだり、なぜか在廊しない予定の私が在廊してレジ打ちまでしていた。 それは、“結局自分はこんなもんだよな”と項垂れる

        • ご報告

          またしても更新が久しぶりになってしまった。 気付けば7月が過ぎ去り、8月を迎えていた。 7月の記憶なんてほぼないし、なんなら昨日何を食べたかすらも覚えていない。(いつものこと) それほどまでに、追われるように個展の準備をしている。 個展ってなんだよ?と思われた方も少なくないだろう。 このnoteが初見だという方のために、軽く自己紹介をしておこうと思う。 ・画家 ・猫が死ぬほど好き ・ネットワークビジネスに勧誘されやすい 特徴としては、こんなものだろうか。 趣味は多く、

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        【難病発覚】目標があれば、状況は良くなる

          私の職業

          更新が随分と久しぶりになってしまった。 「ただ通り過ぎるだけの出来事を書き留めておきたい」なんてテーマを掲げながら、様々な出来事がマジで通り過ぎるだけの生活を送っていた。 結構書きたいことがあったはずなのに、残念ながらほとんど何も覚えていない。(いつものこと) 自分にとってその程度のことだったんだと思う。 皮肉なことに、そんなどうでもいい出来事が人生を変える大きな役割を果たしたりするのも事実だけど。 いや、厳密に言えば、大きな出来事もあるにはあった。 でも、人生における変え

          私の職業

          泣き続けた映画「BLUE GIANT」

          今年の4月に「涙が乾く前にまた泣いた THE FIRST SLAM DUNK」というnoteを書いた。 ここまで胸が熱くなるアニメには当分巡り会えないだろうなと思っていた。 「BLUE GIANT」を見るまでは。 昨日、何の前情報もなく「BLUE GIANT」という映画を観た。 原作は漫画らしいが、一切読んでいない。 だから登場人物の名前すらも分からないし、どんな街のことが描かれているのかも知らない。 どうやらジャズの話らしいということだけは聞いていて、一応YouTube

          泣き続けた映画「BLUE GIANT」

          嫌われ者キャンペーン

          私はここ3年ほど、「いい人キャンペーン」を行っていた。 しかし、いい人は損をするということを身をもって体験した。 今までは出来る限り人と争わないよう生きてきたわけだが、自分にとって最も最悪の形で結果となって表れたのが一年半前のことだ。 この件に関してはまた詳しく書くとして、私はこのことをキッカケに、人生を大きく軌道修正することにした。 今年は、嫌なことは嫌とハッキリ言う「嫌われ者キャンペーン」を行うことにした。 正直、いい人でいる事はとても楽だ。 嫌われることのハードルは

          嫌われ者キャンペーン

          騙されやすい私が、まんまとカモにされた話

          最近、偶然知り合った子がいる。 通常、私に知り合いなどは出来るはずがない。 なぜなら私は、普段一歩も外へ出ない生活を送っているからだ。 どういった経緯で知り合ったのかは割愛するが、知り合ったその時から、彼女はとても社交的だった。 見ず知らずの私に手作りのケーキをくれたり(誰にも会いたくないので玄関に置いておいてもらった)、一緒に遊ぼうと何度も声をかけてくれた(誰とも関わりたくないのでなんやかんや理由をつけて断った) 彼女は私よりも随分若い子で、なぜ私のような中年の平凡な

          騙されやすい私が、まんまとカモにされた話

          地鎮祭をした話③

          今日も引き続き、地鎮祭の時の話をしようと思う。 まず、「地鎮祭をした話①」「地鎮祭をした話②」からご覧いただきたい。 立派な尾頭付きの鯛が家に到着し、さてそろそろ出掛けよう!という時に、夫がなぜか掃除機をかけ始めた。 待ちに待った地鎮祭、完璧な準備が整ったこの状況で突然始まった清掃作業。 緊張でおかしくなったのか、洗面の床を丁寧に掃除し始めた。 何故今掃除機を?と聞くと、「あまりにも汚くて」という返答が返ってきた。 普段掃除を担っている私に対する嫌味だろうか。 夫が掃

          地鎮祭をした話③

          地鎮祭をした話②

          今日も引き続き、地鎮祭の時の話をしようと思う。 まず、「地鎮祭をした話①」からご覧いただきたい。 夫はまだ背中が痛むようで、「気胸かもしれない・・・」と、深刻な顔で言い出した・・・ 気胸とは、肺に穴が空き、肺から空気が漏れる疾患だ。 胸痛・咳や息切れなどが生じるらしいが、あまり息苦しそうには見えなかったため、もし気胸であっても軽度ではないかという話でその日は落ち着いた。 しかし私が難病を抱えていることもあり、何があってもおかしくないということで、明日一応大きめの病院で

          地鎮祭をした話②

          地鎮祭をした話①

          以前、絶賛マイホーム建築中であることを書いたのだが、今日は地鎮祭の時の話をしようと思う。 夫は地鎮祭を熱心に行うタイプで、近所の氏神様に依頼をするようにしている。 ちょっといい一升瓶のお酒を用意し、乾物などは前もってネットで購入。(夫が) 鯛は近所のスーパーで注文をしておいた。(夫が) 地鎮祭を四日前に控えたある日、夫に異変が起こる。 「ちょっと熱があるかも」とのこと。 思えば、ここ一週間ほどは仕事の激務が続いており、忙しい日だと日を跨いでまで働いていた。 熱を測った

          地鎮祭をした話①

          物が捨てられない女を卒業した話②

          これは、物を捨てられない女が物を捨てられるようになる物語だ。 ぜひ、「物が捨てられない女を卒業した話①」から読んでいただきたい。 私は、物を捨てられない生活を何年も続けていた。 なんなら実家にいる時から物を捨てるという習慣がなかったため(お察しの通り家族全員がそれ)、25年ぐらいは物に埋もれて暮らしていたことになる。 一人暮らしにも関わらず3LDKの部屋に住み(物が入りきらないため)、引っ越しの時は一人暮らし用の小さなトラックではとても間に合わないことを伝えておく必要があ

          物が捨てられない女を卒業した話②

          物が捨てられない女を卒業した話①

          私は元々、収集癖があった。 なんなら今もある。 昔の私は、その収集の対象が“何もかも”に及んでいたことが問題であって、収集すること自体は大した問題ではない。(と思う) むしろ収集することは自分にとって強みだとすら思っていた時期もあった。(どう考えても弱点だったけど) 例えば、家のクローゼットやバッグの中に無数に存在した100本を超えるボールペン。 たまにキッチンのカトラリーケースからボールペンが出てきた時は、誰が入れたんだ!?と人のせいにしたものだ。(一人暮らしだったので

          物が捨てられない女を卒業した話①

          成功の定義は人による

          私はとても頭が悪い。 今日も銀行で、「経営」の漢字が出てこず大恥をかいたのだが、既にもう過去のことなので全く気にしていない。 漢字が出てこないのは今に始まったことじゃないし、20代半ばから早くも老化を感じていた。 なんなら今の賃貸に住んで半年も経とうというのにまだ住所を覚えられていない。 どうせまたすぐに引っ越すのだから、覚える必要性を感じない。 映画を観てもすぐに忘れるので、2回目の鑑賞でも新鮮な気持ちで見られる。 夫に、「次はこの映画を見よう!」と誘うと、「それ、この前

          成功の定義は人による

          私は、愛猫を我が子だと思っているパート2

          猫と暮らしている皆様は、猫を叱ってしまったことはあるだろうか。 私は愛猫を叱ってしてしまったことがあり、そのことをとても後悔している。 しかも愛猫が赤ちゃんの時だった。 愛猫と暮らして5年。 一度も怒らなければ良かったと激しく後悔している。 叱ってしまった時の記憶が、数日に一度、今だに脳裏に浮かぶ。 しかも、叱った内容については一切覚えていない。(お得意の) 私は愛猫が先立つ時、よりこの記憶について後悔をすることになるだろう。 他にも、ニャーニャーと鳴いて「遊んで遊んで」

          私は、愛猫を我が子だと思っているパート2

          人生の価値観を変えたトルコ旅行

          インドへ行くと人生観が変わる、なんて話をよく耳にする。 私にとってはトルコがそれだった。 私たち夫婦は約4年ほど前、トルコ旅行へ行った。 トルコ周遊ツアーに申し込み、確か一週間ほど滞在した記憶がある。 いや、9日の滞在だっただろうか。 正直もうほとんど何も覚えていないのだが、今だに強く印象に残っている出来事が2つあり、何かある度に思い出している。 本当に何気ない出来事だったのだが、なぜか忘れられない。 トルコ旅行の3日目だか4日目だか5日目に(マジで覚えていない)、カッ

          人生の価値観を変えたトルコ旅行