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感謝!

先日、個展が無事終了した。
足を運んで下さった方々には、改めて感謝の気持ちをお伝えしたい。
本当に本当に、ありがとうございました。

お陰様で個展は大盛況のうちに幕を閉じた。

なんならほとんど人は来ないだろうと想定していた運営側から
「当日は会場に1〜2名での体制を想定しております。」と言われていた。
ちなみに元々は3人体制と聞いていたのだが、契約書へサインをする前日に唐突に人数変更の報告を受けた。

ここでは何度も話しているが、私は人から舐められやすい傾向にある。
基本的に人から舐められているのだから、予算削減の対象にされることに対しては別になにも思わない。
私に関わったところでさほど儲からない、だから人件費を抑えたい、という気持ちも分からなくはない。

一旦運営側の気持ちを汲み、スタッフの人数に関しては承諾をした。

しかし、個展直前までどうしても不安感が拭えなかった。

自分なりに完璧に準備を行ってきた。
どの作品も一切妥協はしていない。
納得したものしか個展には持っていかないし、どうすれば喜んでもらえるかを随時アンケートをとりながら慎重に進めてきた。

この不安感は、自分の努力の及ばないところにある。
そう薄々勘付いてはいたものの、陰キャの私は言い出せずにいた。

プロの見立てで1〜2名での体制でいけるとなったのだから、私が口を出すことではない。
人数を増やすようお願いをし、もし全然人が来なかった場合迷惑をかけてしまう。
でも、最悪の結果になった場合、被害を受けるのは個展に来て下さった方々・・・

そんなことが頭の中で駆け巡ること40日間(長)
個展が一週間前に迫った日、当日の体制について協議を行った(遅)
万が一のために備えることが重要である旨を伝え、なんとか理解を得た(多分理解はされていなかったけど無理を言って融通を利かせてもらった)

初日だけは3人体制に戻してもらうことに成功し、悩みの種を取り除くことができた。

しかしこれは、私の危機管理能力が爆発した瞬間だった。

なぜなら個展の初日は、オープン一時間前から行列ができ始め、隣のビルの管理人の方から行列が長過ぎるとクレームが入るほどだった。

個展初日
個展初日

運営側からすれば、個展一週間前に突然ゴネてきたヤバイ奴だったとは思うが、お越しいただく方々のことを一番に考えて行動して本当に良かったと思った。

勿論次回の個展への課題もたくさん出来たが、初めての個展は控えめに言って大成功だったと個人的には思っている。

自分の人生の中でこんなにも有難いことが起こってしまったのだから、全力で恩を返せるよう、また次の目標へ向けて地道に行動しようと思う。

nekogaki

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