見出し画像

『「老い」を遅らせる食べ方』の感想

『「老い」を遅らせる食べ方』/作田 英成
ーーーーーー
 
 
 
内科医で医師の作田さんが、「人間は何を食べるべきか?」という疑問に、
科学的調査データに基づいて答える本。
 
 
 
結論から言うに、菜食がいかに体にいいかということと、肉食が体によろ
しくないということと(魚肉食はセーフらしい)、人体が石器時代と同様、
未だに生ものだということに気づかせてくれる内容なんだけれども。
 
 
 
「消化されない食物繊維にこそ、炎症や動脈硬化や肥満を防ぐ方法がある」
ということがよく分かった。
(いい仕事をしていたのだ。(ーωー;)
 
 
 
現代人は柔食志向というか、やわらか~くて、脂っこくて、甘~いものが『美味しいもの』と認識したがるけれども、それは同時に『食物繊維を多く含まなくて、油脂、カロリーを多く含み、糖質過多な食べ物』を好んで
食べているということなのだ。
 
 

「そら、病気にもなるわ」と…。(ーωー;


 
 
 
世の中は、経済合理性に基づいて、そういったものであふれかえる世の中に
なっているので(何でだろう!?)、環境の自然にまかせて食べたいものを
食べていたら、全員が病気になってしまうんですね。
(何この毒環境…)
 
 
 
この本で、流行りのLC食(低炭水化物食、糖質制限食?)がフルボッコに
批判されてますが、厳密にいえば批判されているのは、MTE食…だったっけ?
 
 
『ミート🍖とチーズ🧀とエッグ🥚を、炭水化物の代わりにどんだけでも
食べてもいいよとする糖質制限食』
なんですね。(ーωー;
(私もアレはおかしいと思う)
 
 
 
振り返りみて、私の実行している糖質制限食は、主食のごはん🍚が玄米お粥🍚さじ1胚になっているけれども、その分大量に毎日蒸し煮葉野菜🥬🥬を
ボウル(大)一杯に食べています。
 
 
 
肉も動物性の赤身肉を避け、魚肉と卵を主に食べているので、『糖質制限』
というカテゴリーには入っても、MTE食とは全く違ったものになるのでは
ないのでしょうか。(ーωー
 
 
 
この本でも説明している通り、食物繊維を大量に食べていると、大腸内の
善玉菌の働きによって、『腸管内糖新生』というパンダ🐼みたいな効果が
発生するらしく、そこからマイルドなカタチで糖質(エネルギー)を摂取
できるようです。
 
 
 
私が不食がどうとかっていってたけれど、こういうカラクリがあったので
しょうか…?(ーωー;
 
 
 
「『厳密には、私の食生活は不食ではない』…のか???」とかって思ったりしましたが。 まあ別に、間に合ってくれればどうでもいいんです。w
私にとっては。(ーωー* (間に合ってる……よね?)
 
 
 
もしかしたら、この食生活は『不食に至る一過程』なのかもしれませんし。
(よく分かんないけれど。 菜食習慣🥬は、不食と親和性があると思う。
飢えなくなりますし…)
 
 
 
こんな感じ⇧で、多々いろいろなことを考えさせられた良書でした。
 
とても良かったので、オススメします。(ーωー*
 
ーーーーーー
追記:あ、知人への言伝です。 以前黒糖渡しましたが、不要なら今度
 来た時にでも、帰してくれてかまいませんよ。(ーωー;
 
 ちょっと気になってたので、書き込みました。(何か、押し付けるような
 カタチになってしまったような…。 そうでもないのか…?)
 
ーーーーー
追記2:前の記事、『中性脂肪』ではなくて、『飽和脂肪酸』でしたね。
 (ーωー; 修正しときます。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,330件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?