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嫌なものにも理由はある。

貧乏ゆすりって、何でそんな名前つけられたんでしょう?
貧乏ってねぇ…。

「貧乏ゆすりという言葉は、江戸時代の書物や俳句などにも登場します。
由来は諸説あるのですが、着るもの食べるものもままならないほど貧乏な人が、寒さや飢えによりブルブルと小刻みに震えている様子から命名されたという説が有力のようです。かつては「貧乏ゆすり」をすると貧乏神に取り憑かれる、という迷信もあったそうです。」(ネットより)

そうなんだ~。知らないことだらけな自分。

でもこの貧乏ゆすり。
もし周りの人がやっていたら、恐らく苦手な方も多いと思います。
落ち着きがない・音がうるさい・行儀が悪そうなど、
みなさんも色々と思うことはあるのではないでしょうか。

私も昔は貧乏ゆすりをする人を見て、何でするの?って嫌がってました。
けれど、まさか実は夫がそのタイプだった〜(笑)

貧乏ゆすりをやる意味…本当に私にはよくわからなかった。
貧乏ゆすりって始まると、やはりこちらも気になってしまうんですよね。
「やめた方がいいよ」と言ってみたりもしたが、
当の本人は自分がやっていることに気づいていないものだから
ちょっと厄介でして。
まぁ今思えば、仕事の考え事をしたりイライラしているとやっているという感じでしたね。
そういう時人は恐らく、自分がどんな行動をとっているかなんてわからないもの。

なので、自分がそんなに貧乏ゆすりをやっているとは本当に知らなかったみたいです。
しかし、その後も貧乏ゆすりをやる夫。
こちらもやっぱり気になる。
何度言っても治らない。そもそも治るのか…?

でも、貧乏ゆすりは血行を良くしている行動だと何かで聞いたことがある。
そっか。そうかもしれない。
そう思うと、なんだか急に夫の貧乏ゆすりを許せるようになりました。
私はそういう理由らしいものがあると、急に気にならなくなるらしい。
納得がいったのかもしれない。
なんと単純な人間。

さらに調べてみると、病気以外では
・ずっと座ったままでいると下半身のうっ血が起こる為、血流を改善し          ようとすることで起こる。
・物事に集中したりイライラしたりすることで大脳の働きが抑えられてしま い、行動の抑制ストッパーが外れることで起こる。
・不安や強いストレスに対し、筋肉の緊張をほぐそうとする為に起こる。

あ、心理学的には「もし会話中に相手が貧乏ゆすりを始めたら、その相手は話に退屈している可能性がある。」ということらしいです(笑)

このように、貧乏ゆすりをする原因には様々な可能性が考えられている。
ただし本当のところは、なぜ人が貧乏ゆすりをするのかは
完全に解明できていないらしい…

別に、夫もしたくてしているわけではないと思うんです。
もしかすると、下半身から血行を良くして血液を吸い上げ、
そのお陰で頭をフル回転させることができているのかもしれない。
全身で脳の働きをお手伝いしますよ~といった感じだろうか。
もし貧乏ゆすりをしなければいい考えも浮かばず、
頭も冴え渡ったりしなかったりして。

まぁそんなことはないかもしれないけれど、
そう思ったらなんだかね、放っておけるようになりました。
「どうぞどうぞ」と言って、笑って放っておくのです。

そしていつからか、夫は貧乏ゆすりをやらなくなりました。

気づいたらしていなかった。
こちらもこちらで忘れていた。
夫の貧乏ゆすりさんはどこへ行ったのだろうか。
また戻ってくるのだろうか。
まぁその時は、また笑って放っておこう。

貧乏ゆすりで足を痛めるわけでもなく
床に穴が開くわけでもなく、
それだったらもうそっとしておきましょうかね。
それが案外いいのかもしれません。
「血行良くなっていいね」
こんな感じでゆるく受け止めていく所存です( ´ ▽ ` )

そういえば職場でもやっている人がいたのですが
「あ、この人血行良くして仕事頑張ってるんだなぁ。」
と勝手に想像を膨らませ、そのまま見守ることにしました(笑)

また、その人がそもそもとっても疲れているという場合もある。
大脳の働きが抑えられちゃうくらいにクタクタ…
その上さらにはダンダンッと貧乏ゆすりが盛大に開催される…
でもそんな時はその相手に対して怒るのではなく、
何か労る言葉でもかけることができたのなら
相手はすごく嬉しいのではないでしょうか?

確かに夫も疲れている時に、よく貧乏ゆすりしてたかも。
みなさんいつもお疲れですからね。
理解を深め、優しい世界にしたいですね。
なので、私ももし貧乏ゆすりをしていたら
どうか許してくださいね。
先にお願いしとこう(笑)


ではまた。

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