死んでいる、というのは不思議なことなのかも知れない
久しぶりの予定がない連休。することもなくて、ずっとごちゃごちゃと頭の中を混ぜ返すようなことばかり考えていた。それで、私が例えば明日死んだって、誰も気づかないんだよなあって。不意に思った。明後日は仕事だから、そこで初めて気付くんだ。「ああ、あいつ、遅刻かな?」って思われて、まずは職場の上司が私に電話をする。繋がらない電話に苛々させるんだろうな。それで、何度かけても電話に出なくて、暫くは諦められて、お昼か、夕方くらいに家族に連絡がいく。家族に。って、誰に連絡されるんだろう。母か、