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「仮にこの世界に一番好きなものは教えない。なぜなら一番好きだから。と言う人がいたとして、その人に、好きだよ、と言われたら、それは私が2番目ってことになるのかな。」と言う私にとって2番目でもましてや一番目でもない人。と呑む居酒屋。やっぱり前の店の肉屋の方が美味かったなあと思いながら食べるだし巻き卵。小麦粉と米断ちをしているから食べられないたこ焼きが美味そう。「そうなるのかもねえ」と曖昧な相槌をしたら、「これ美味しいよ」と関係のないイカ焼きを勧められて、「イカ焼き好きだよ」「2番目?」「いや150位くらい」「低」と話す。ご馳走様。

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