🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ［2022/4/25～5/1］

正木伸繁 @nbmasaki　🍣デリバリー事業会社マーケ担当

2022年5月2日 08:04

宅配に９年もかかったのかと思いきや…。

9年前に頼んだ私のコロッケ、届いた pic.twitter.com/eipyFMyxwu
— 林野 (@hayasino) April 28, 2022

○年待ちの商品ということですね。

ここのコロッケすごいですね。30年待ちって、社会やら文化やらなにやらすべてが変わってそう…。

📰プレスリリース

📰【飲食店のデリバリーサービス導入後の課題】導入後に課題を感じた経営者は8割超！操作が複雑などさまざまな課題が明らかに！

Tokyo Smart Restaurants合同会社は、デリバリーサービスを導入している飲食店経営者を対象に、「デリバリーサービス導入後」に関する調査を実施。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000099828.html

「飲食店経営者を対象に」ということで、忖度の無いかなりリアルな回答内容になっています。

特に以下の回答は、これからデリバリーを始める飲食店も、すでに始めている飲食店でも、これからデリバリーをどう活用していくのか、考えるきっかけになると思います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000099828.html

📰5Gアクセラ「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」採択スタートアップのYper、東京・高円寺のフードデリバリーを大阪からのリモート操作で行う、キャリア5G環境を活用した実証実験実施

街中実装パートナーの株式会社ジェイアール東日本都市開発と採択スタートアップであるYper株式会社が、ジェイアール東日本都市開発が保有する集合住宅とゴーストレストラン間にて、「5G」を活用した遠隔操作配送ロボットによるフードデリバリーの実証実験を実施。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000099287.html

大阪から東京のデリバリーロボットを遠隔操作して商品を届ける実証実験を行ったとのことで、5Gによる低遅延ならではの取り組みといったところでしょうか。

「遠隔操作ロボットの走行にはリードを付け、保安要員が常にリードを携える」ことで万が一にも対応とのことですが、これじゃあもはや犬の散歩と変わらない（笑）

📰食品ロス削減施策料理の持ち帰り「MARUNOUCHI TO GOプロジェクト」スタート

三菱地所では、丸の内エリアの飲食店舗に協力いただき、希望者へ料理の持ち帰り専用容器TO GO BOXと紙袋を無償配布して食品ロス削減につなげる「ＭARUNOUCHI TO GOプロジェクト」をスタート。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000043503.html

日本で発生する食品ロスのうち約20%が外食からということで、本取り組みが開始されたとのことですが、外食における食品ロスのうち、食べ残しの割合がどのくらいなのかは気になりますね。
（食べ残しが発生しない適量の注文というのが本質的ではありますが。）

🗾国内のニュース

🗾バーガーキング、フレンチフライに代わるサイドメニューの提案が可能な企業をTwitterで募集

バーガーキングを運営するビーケージャパンホールディングスは「ワッパー」に合うサイドメニューを提案可能な企業・団体の募集を開始した。

https://markezine.jp/article/detail/38884

ファストフードにおける目下の課題であるじゃがいも不足ですが、キャンペーン的な一般ユーザへのアイデア募集というよりも、具体的に提案可能な企業の募集ということで、その逼迫度合いの高さが伝わってきます。

あくまでもジャストアイデアですが、個人的には「せんべい」がいいんじゃないかなぁと、思っています。（バーガーキング×亀田製菓のコラボが見てみたい！）

ワッパーの相棒（※点線内）
を探しています！#バーガーキング #期間限定 pic.twitter.com/AHx6tKcQ4O
— バーガーキング・ジャパン (@BURGERKINGJAPAN) April 25, 2022

🗾サントリー、「のんある酒場」を東京駅に期間限定オープン

サントリーは、4月28日～5月5日の期間限定で同社のノンアルコール飲料をオススメのメニューとともに楽しめる「のんある酒場」を東京駅にオープン。

https://gourmet.watch.impress.co.jp/docs/news/1406301.html

先週のnoteではアサヒビールのスマドリ店舗を紹介しましたが、サントリーも出してきました。
こちらは１週間限定でキャンペーン的な立ち位置ですが、リアルのプロモーションはやっぱり面白いですね。

テレビでの様子はこちら。

こちらはdancyuがプロデュースしたお店がオープンとのこと。

🗾食品サンプルではありません　研究室発、3Dプリンターで作る食べられる「すしネタ」

宇宙食の開発を一つのきっかけに、工業製品の試作品や模型づくりに使われる3Dプリンターを食の分野に生かす動きが広がっている。機械一つあれば様々なものが作れる特性を生かし、味や食感、栄養素など個々の消費者の好みやニーズにあった食事が提供できる。

https://globe.asahi.com/article/14597382

「主原料はドロドロした魚のすり身などからできている。」ということで、「素材が粉状ならかさばらず、腐らないので宇宙食にはもってこい。」とのこと。

まさに未来の転送装置といった位置づけで語られる3Dプリンターですが、「一人ひとりの好みや健康状態などに合わせて料理を手軽に作れる。― お年寄りの歯の状態などに応じて、必要なカロリーや栄養素、硬さなどを調整できる。」といった、パーソナライズな観点でも活用できるというのは面白いです。

🌎海外のニュース

🌎ドローン宅配が米国でスタート　騒音解決の鍵はアイスクリーム？

「ドローンはうるさい」という問題を心理的に軽減することにつながる“小さな試み”を、ドローン開発ベンチャーが始めた。米グーグルの親会社であるアルファベットの関連企業、ウイング（Wing）。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00381/042200011/

つまりは子供を味方につけて、騒音＝待ち遠しい音に変えてしまったことが、勝因ということですね。

また、FPSゲームでよくあるドローンによる物資補給がリアルで行われることになるので、そういった観点でも現代の子供には受け入れられやすいと思います。

🌎RoboBurgerが世界初のハンバーガー全自動販売機の提供を開始

アメリカのRoboBurgerという企業が、世界初のハンバーガー自販機を開発し提供を開始した。RoboBurgerは、世界初となる全自動のロボットハンバーガー自販機をニュージャージー州にあるニューポートセンターへ導入した。

https://foodtech-japan.com/2022/04/27/roboburger/

「ロボットシェフはまずパティをグリルし、バンズを焼き、選択された調味料を配合し、ハンバーガーを組み立てる。」ということで、キチンとパティを焼くところから始まるのはスゴイですね。

「時間にして約６分、価格はわずか6.99ドル（約900円）である。」というのはちょっと時間がかかるし何より値段が高いですが、クオリティが伴っているのであれば…。

メディアで取り上げられた様子はこちら。

（ちょっと焦げてないか？！汗）

🌎なんでもやっちゃうKFC公式、Y2Kデザインのツイスター持ち運び専用バッグを発表

イギリスのケンタッキーが新たに発表した公式アイテム｢KFC Wrapuette Handbag｣は、KFCの人気メニューツイスターを持ち運ぶためにデザインされたバッグ。公式いわく｢ツイスターのシームレスな移動｣を目的としたアイテムになってる。

https://www.gizmodo.jp/2022/04/kfc-wrapuette-handbag.html

「価格は198ポンド（約3万円）」と、ちゃんと販売するところもKFCらしい。
そして無駄にクオリティが高い（笑）

一方国内では、こどもの日に向けてカーネルおじさんのコスプレ大会が開かれています。

「1984年から続く伝統行事で、店舗従業員が手作りで鎧・兜を制作。今年は、店舗で出る段ボールなどの廃材を使用し、約110店舗が制作にあたっている。」ということで、これは知らなかった…。

以上。

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