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しあわせ

石川家に嫁いで思うのは
夕食のプライオリティー高めだなということ。

基本いつも家族全員で食べる。
もちろん旦那さんや娘が仕事やバイトで
帰りが遅かったり
子どもたちが友だちと外食したりと
揃わないことも増えたけれど。

朝食は私も息子も食べない。
旦那さん、娘、義父母は自分たちで作る。
昼食もめいめい。
子どもたちが大きくなってわりと自分たちでなんとかしてくれるのもありがたい。

「今日飯何?」
夕方になると旦那さんや子どもたちからLINEが入る。
何処に居ても気になるらしい。

6人家族(8人だった時期もある)で、年齢も好みもバラバラ。
故にいつも大皿料理で4品くらいを
でーん、でーん、でーん、でーん
と、並べ
各自好きなモノを好きなだけお食べください方式。

この方式だと食べたいモノしか食べないから、好き嫌いが増えるとか食育上よくない的なことは聞いたことあるけど
年齢差が70年(最大90年の年齢差があったこともある)もあると
みんなで同じモノを同じだけ食べましょう方式は酷な気がする。

全員の好みに合うことはなかなかないが4品くらい作ると1品くらいは誰かの好みにはハマる。
メイン料理でなくともなんとかなる。


料理自体は得意な方だと思う。
作ることも好きだけど
好きで好きでたまらないという程ではない。
毎日だしね。
やる気出ない日もしょっちゅうある。

でも作ることより、献立を考えることの方が面倒だし自分にとっては負担なのだと気づく。
予め何作るか決まってる時は勿論、冷蔵庫にあるモノでなんとか…って時でも、作るモノさえ決めてしまうと案外容易い。

残ってる食材や前日のリメイクなんかで、上手い具合にメニューが作れると寧ろ達成感や充実感さえ味わえる。

先日夕食が鰻だった日。
娘はバイトで遅い日で、後から1人で食べたのだが、どうやら凹んでいたらしく「鰻美味しい。しあわせすぎる。食べたら元気になった。」と後からわざわざLINEしてきた。
「実家暮らしでよかった」とも。
(そこ?笑)

大袈裟なような気もしたけど、美味しいモノや好きなモノを食べるって確かにしあわせを感じる。

毎日メニューを考えて買い物して作って片付けて…の繰り返しがイヤになることも多々ある。
でも
家族をしあわせにしてることも事実なんだなぁと気づく。
自分が何気なくやってることで、周りはしあわせになる。

だからって、やり甲斐を持って毎日ウキウキ作ってるわけじゃない。
でもそこに気づいてからは心の持ち用が少し変わった。
義務感みたいなモノが薄れた感覚。
やってることは同じなのに面白い。

*****

自分が周りをしあわせにしていることに気づける講座です。
しあわせにするぜ!って気合い入ったカンジじゃなくてね。
自分がしあわせ=周りもしあわせ
なんだなぁって気づいて、寧ろ力が抜ける感覚です。

いただいたサポートはプロジェクト活動に使わせていただきます。