見出し画像

豊かさの基準

「ゆたかさって何だろう」って考えた時、
私は単純な話で、「精神的な豊さ」をまず思い浮かべます。

理由は単純、私が病気だから。笑

物は心を満たす為に存在すると考え、
お金も物を買う為にある、
突き詰めると心を満たす事が主軸であり、
幸せも豊かさも定義自体が物質的ではなく精神的です。

つまり、これまでもこれからも
「ゆたかさ」も「幸せ」も基準になるのは、
精神を満たすものであると考えており、
お金やもののような物質的な豊富さ、
定量的に測れるものが基準になるとは考えづらいです。

勿論、お金はあるに越したことはありません。
自分が食べる為にも、家族を食わせていく為にも、
お金は必要です。

でも、本当に必要以上にあるべきでしょうか。

これだけデフレが進み、購入せずともサービスが
受けられるサブスクリプションが広がった世の中において、
モノ余り、サービス余りの社会が既に成立しています。

低価格でサービスが手に入り、サービス自体の活用も
フルに使えば時間の消費が適切に設計されているとも言えます。

例えば、「どうぶつの森」一つをとっても、
こだわる所をこだわれば、永遠と言えるほど、
やり込み甲斐のあるスルメ的なゲームだと考えています。

また、モノに関しても、メルカリのような
シェアリングエコノミーが既に存在、成功しているとも言え、
モノ自体の消費期限が圧倒的に延びているとも言えます。

つまり、生きていくにも、豊富なサービスを受けるにも、
低価格に手に入る時代に、お金の価値って何でしょうか。

豊かな人生を送る為に大切な事は、
私は「選択肢がある状態」であるとも考えており、
その選択肢でさえも低価格に購入できる状態だと考えております。

結局、①選択肢が豊富にある中で、②自分が納得した選択ができる。

これが重要だと考えており、
そこに必要なのは、自分で「考える力」だと考えます。

また結局、究極的な自分の人生の納得した選択というのは、
「自分でつくる事」だと考えており、
自己実現を大きな意味でもミニマムでも実現できるサービス
というのは、ビジネスの長期的視点で伸びるとも考えています。

精神的な豊かさという目線でも、
マズローの欲求段階説から考えても、
「自己実現」は一番高い次元のテーマであり、
これからはお金に対する価値観も変化し、

「自己実現させてくれる為のサービス、情報」
「自分の代わりに自己実現をしてくれる人の応援」
「自己実現に近い、自分を反映させる事ができる人から消費」
 (ファンコミュニティなど)

と言った、ビジネスの仕組みが大きくスケールするのかなと。

逆を言うと、自由や時間を奪うようなビジネスモデルは、
あり方として存在の継続が難しいのかなと考えています。

いま、社会は変化している最中です。
半強制的なリモートワークで、今までの非生産的な仕組みが見直され、
存在していたモノに対する価値観も変わったと思います。

この機会をうまく活かし、
自分の豊かさの基準を見直すのも、人生に取って有意義かもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?