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むかし育児は「大変」ではなかった?!

100年ほど前には、「育児ノイローゼ」という言葉はなかったそうです。
私はその理由を、「比較・競争」が生かされた時代だったからと思っています。

日本人が「競争意識」を刺激し合う様になったのは、今から75年前、第二次世界大戦の敗戦後です。
民主主義国家となり、「競争意識」によって色んな会社同士が切磋琢磨した結果、ものすごい経済成長がありました。

「まだまだ!」「もっとやれる!」と現状の自分を否定して、なにくそ精神で力を振り絞ることで、結果が得られた時代と言えるのではないでしょうか?

現代は「比較・競争」疲れ…?

昔の様に「良い製品を作って世の中をもっと便利にしよう!」など動機が良ければ、「比較・競争」は生かされてきます。
ですが、現代の私たちは以下の様に比較されて育っていることが多いです。

「どうしてこんなことも出来ないの?」
「普通これくらい出来るでしょう」
「まだやっていないの?」などなど。

具体的な誰かとの比較ではありませんが、親や教師などの基準との比較です。
この動機は「劣等感」です。

さらに、経済成長は頭打ち。
勤続年数に応じて昇給することも、終身雇用も当たり前ではなくなりました。

つまり、「比較・競争」の結果得られるのは、「劣等感」。
そしてまた「劣等感」が「比較・競争」を生むというループです。

うつ病も若年化している

うつ病も昔は、30~40代くらいになってから、仕事や人間関係の重圧に耐えきれなくなって発症する…というパターンが多かった様です。

それが現代は、小学生が「眠れない」「やる気が出ない」と訴え、うつ病と診断されることがあります。
その小学生を育てる母親世代が育児ノイローゼになる時代です。
何か関係があるのでしょうか?

子どもは親の言動ではなく、「心」を見て育つ

現代は「効率重視」の「競争社会」です。
会社の仕事はしょうがないにしても、家事や育児をするとき、効率ばかり考えていないでしょうか?

子どもは自分の「心」を満たそうとします。
子:「ママ見て~!」「〇〇がない~!」
大人の事情は全く無視です。

ここで大切なのは、あなたの「心」です。
イライラして答えるのか、ゆったりと落ち着いて対応するのか。
「効率重視」していれば、自分の「心」を無視していることが多いはずです。

(ゆっくり甘い飲み物でも飲みたいな…でもやることやっちゃわないと落ち着かないし…イライラ)
(夫手伝ってよ…でも言ったら喧嘩になるだけだしな…イライラ)

まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

人間はロボットではありません。
子どもが本能的に大切にしている「心」の声。
これに耳を傾けることが、今の大人にこそ必要なのではないでしょうか。

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