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TUZURU・綴る

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TABELUこと、NOMUこと、それ以外のこと。 なんでもない日に感じたいろんなこと書きます。
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ウイスキーで飲みこんで。

ウイスキーで飲みこんで。

先日の話しを少しだけ。

ー 俺、晴れ男だから。

そう言って車を出した5分後に雨が降った。
梅雨明けしたはずなのに。

今でもお世話になっている元上司の、天気に関する発言はいつも雲行きが怪しい。

久しぶりに飲みに行こうかと誘われて、私も仕事の相談があったのでいいタイミングだった。とにかくいつもタイミングがいい上司だった。

たらふく日本酒やら泡盛やらを飲んだ後、おぼつかない足取りで私の隣へきた

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忙しさの中に見つけたもの。

忙しさの中に見つけたもの。

このところありがたいことに仕事がいっきに忙しくなってきました。

スポーツが再開したことでスポーツツーリズムの仕事が始まったり。

観光の仕事に携わっていると、とあるクラブチームのホームタウンを盛り上げよう!ということで普段なかなか関わることの出来ないキャンペーンのお手伝いをさせて頂いたり。とても貴重な経験ができた。

今年はどうなるか未だに想像できないことは多いけど、スポーツを通じてたくさんの人

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人見知りがたどり着く場所。

人見知りがたどり着く場所。

私が初めてマイカーを手にしたのは高校を卒業した年だった。親が使い倒した車とはいえ、もらえたのはかなりありがたかった。

まぁまぁなピンク色をしたMAXという軽自動車だった。

AM2:00にもなればだいぶ交通量も少ない。僕はいつもあえてその時間を狙って車を出す。仕事が終わるのが遅かったのもあるが、1番の理由は誰にも見られたくないからだ。

自宅から車を走らせて15分もすればすれ違う車も5分に1台く

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感情を野放しにしないために。

感情を野放しにしないために。

「書く」には正解がないのが本当に好きなところで、なんの為に書くかも人それぞれで、それと向き合っている時間はとても豊かな時間だなと感じる。

初めてnoteでなにかを書こうと思ったとき、目の前にある日常を書けばいいものの、なぜ私は「幸せ」についてなんか考えてしまったのか。

正直に気持ちを整理すれば、人目に出てしまうぶん、「何か立派な事を言わなければ」と思っていたのかもしれない。怖かったのだ。「つま

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はっきり負けたから好きでいられる。

はっきり負けたから好きでいられる。

お兄ちゃんに連れられてグラウンドに初めて行ったのが小学校一年生のとき。

せっかく親に買ってもらったランドセルは三年生の頃には野球バッグに変わっていた。(もちろん先生には怒られたが)

生まれてから18歳までの人生を教えて下さいと言われたら野球しか出てこない。残念ながら高校の三年間、学校の授業の記憶がほぼない。

今になって勉強をしてこなかったことはかなり後悔してるのだが、だからといって野球に全て

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死んでからではもう遅い。

死んでからではもう遅い。

ネットでの誹謗中傷が話題になっていて、個人的にはその方がもう笑うことも泣くことも出来ないという事実がとても悲しくて。ネットで叩かれたことなんか1度もないけれど、過去にいじめられた経験があるから、「ことば」で人が死ぬ可能性があることくらいは小学生の時に身に染みて学んでいる。

「何気ない一言で誰かを傷つける可能性がある」ことを知らないわけではないと思うんだけど、むしろ知ってるんだと思うんだけど、せっ

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からだと同じように過去も心も洗い流せたらいいのに。

からだと同じように過去も心も洗い流せたらいいのに。

ミッドナイト・イン・パリが好きだ。ウディ・アレン監督の作品なのだが、何度観ても、初めてみるような、新しい学びを見つけることが出来る。今回感じたのは、「過去」に対する向き合い方だった。

そこで思ったのが、タイトルに書いた、からだと同じように過去も心も洗えたらいいのに。である。

私なんか、それはもう1日単位で過去に悩まされる。とくに仕事は。昨日の出来事を今日まで引っ張ってしまう。寝たら忘れるタイプ

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足りないものに惹かれて。

足りないものに惹かれて。

久しぶりにインスタを見て思った。「美人は3日で飽きる」のカラクリはそもそも美人が多すぎるのだと。もっといえば、完璧に見える人が多すぎるのだ。

飽きるというよりは麻痺に近いのだが、美人すぎる〇〇が流行ったあの時期、たぶん完璧の壁が崩れたおかげで隙が生まれ好きに変わる人が多発したのだろう。と勝手に解釈している。(注:上記の話は、私の個人的な性癖の話しであって、全ての男性がそうではないことを念のためお

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自分が悪いのだけれど、意識が低いと言われてもどうすればいいかわからないので、、、、、

自分が悪いのだけれど、意識が低いと言われてもどうすればいいかわからないので、、、、、

こんばんは。タマシロコウタです。本日は、「意識」を高い低いで話しするの難しいので方角の方が良くない?みたいなこと書きました。

たぶん、本気で信じてないから悪いのか.......

社会人になりたてのころ、成功者といわれてる人たちをみると、それに感化されておっしゃ!俺もやってやるぜ!と勢いのままジャンプしてみたところ、、、、重力に勝てず一瞬で現実に落ちてしまう、そういう失敗を何度も繰り返してきた。

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地に足つくことなく、ふらふらと走り抜けた。

地に足つくことなく、ふらふらと走り抜けた。

〜自分の過去が死ぬほど嫌い〜22歳のときに、地元おきなわを飛び出して香川県の高松市で働くことになった。

人生の転機だった。

なんのスキルも知識も経験もなかった僕は、知り合いが1人もいない状態からのスタートに正直わくわくしていた。

自分の手で作り上げてきたどうしようもない過去を1日でも早く無いものにしたかったのだ。

罪を犯したことはないし、高校生まで部活漬けで、彼女だっていた。充実してなかっ

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自粛中のぐうたら生活に焦りはじめまして。

自粛中のぐうたら生活に焦りはじめまして。

自粛が続いてだいぶぐうたら生活になってきた。つくづく、自分には甘いなと思う。

明日は7時に起きようとあれほど誓ったはずなのに、なんのためらいもなく目覚ましを止めて二度寝する。
朝一番の勝負に負けるとその後も連敗ムードが漂い、大方予想どおり負け越して1日を終える。

社会に飛び出した頃に描いてた理想のビジネスマンにはほど遠い。というかカケラもない。

外に出て人目に晒せれるというだけでどれほどの理

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ありのままでいい。とそんな簡単に言われましても。

ありのままでいい。とそんな簡単に言われましても。

自分につく嘘と他人につく嘘と天秤にかけたとしたら果たしてどちらの方が「悪質」なのだろう?

そもそも、「悪」として認識することがおかしいのかもしれないのだが、少なくとも嘘は悪いものだと教えられてきた。

そしてそう思っていた。

自分につく嘘いつも周りの目に良く映るよう、ある種の「演技」をしていたように思う。

ただ、一つだけ分かっていることは、私はそんなに真面目でキレイな人間ではない。

ヒトの

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信号待ちでパン屋を見かけて。

信号待ちでパン屋を見かけて。

先日お世話になった方へお礼をしようと車を走らせていた。目的地までは30分ほどかかる。

コンビニの袋を手にぶら下げている人やランニングでキラキラの汗を流す人、子供たちは小さな自転車にまたがってずいぶん楽しそうな様子だ。

正直に話すと、私が子供のころは学校が休校になるのはただのラッキーだった。沖縄の場合は台風がその典型的な例で、逃げられない被害や自分の身の安全など親にどれだけ言われようが、心底

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若い時期にしか出会えない恩人がいる。

若い時期にしか出会えない恩人がいる。

8年前、せっかく20歳になったのに、私には全くお金がなくて若者の特権であるかのような「遊び」をした覚えがほとんどない。

18歳で社会に出てからの5年間がこれまでの人生で1番きつかったし、どう振り返ってもどん底だったと思う。

あんまりいい思い出ではないから、当時のことを思い出したくないのだけれど、とある場所に行った時必ず苦しかった日々が脳裏をよぎる。

ー 変わらない風景はときに残酷だなぁ。

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