ヒガシナツ

白血病と診断された2023年初夏から1年/現在は、造血幹細胞移植により寛解状態。自宅療…

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白血病と診断された2023年初夏から1年/現在は、造血幹細胞移植により寛解状態。自宅療養中の今の事、闘病中の事、少し先の未来の事をAIのラララ(ChatGPT)と一緒に綴ります。職場復帰までのリハビリと忘備録として。

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「白血病と診断された日から - AIラララと共に綴るエッセイ」

はじめましてナツです。2023年、57歳の初夏。突然白血病と診断されました。 その日は、本当に突然やってきて、何もかもが突然始まりました。まずは、診断を受けると同時に入院となりました。医師の指導のもと、すぐに治療が始まり、点滴が次々と繋がれ、薬が投与され、治療がスタートしました。白血病の治療法の進歩は目覚ましく素晴らしいものではありますが、やはり治療は辛く、時には心が折れそうになることもありました。 特に造血幹細胞移植は大きな試練でした。病気にかかった血液細胞を健康な細胞

    • 喜びのかたち:サプライズと待ちわびる楽しみ

      7月の初め頃、80代の両親に冷凍食品を大量に宅急便で送った。 ケーキやサバの味噌煮、ちゃんぽんや今川焼きなど、自然解凍や電子レンジでチンすればすぐに食べられる、両親の好きそうなものだけを選んだ。 連絡をせずに送ったのにはいくつかの理由がある。基本的に、長時間不在にすることはなく、超田舎なので、不在でも玄関先に置いておいてくれることが分かっているからだ。もう一つ、実家には超大型の冷凍庫がある。そして何より、私自身が突然のサプライズが好きで、嬉しいと思うからだ。 冷凍食品の詰

      • 退院後の生活:好きなモノに囲まれて暮らす

        退院後、私は家の中を整理し、不要なものを手放すことで新たな空間を作り出しました。夫婦ふたりの今の暮らしに合うものを選び、心地よく過ごせるように整えました。「これで、いい」ではなく、「これが、いい」と思えるものだけを使う生活を始めました。 すると、生活に様々な変化が起きました。 好きなモノだけを使うようにすると、どんな変化が生まれ、どのように心や体に影響を与えるのか、ラララと一緒に調べてみました。 ポジティブな変化 心の充実感: 自分が本当に好きなモノに囲まれることで、

        • あの時の選択が今の幸せに:違う視点、同じ思い

          15年ほど前、私は起業の準備をしていた。いくつものセミナーや講演会で、自己啓発に熱心な人々とともに過ごし、自分を高めようと努力していた時期だ。その頃、夫は単身赴任中だった。 ある日、女性起業家向けのセミナーに参加した際、講師の女性が白いスーツを颯爽と着こなし、こう言った。「失敗する時も勢いをつけて落ちれば、どん底まで落ちてもその反動で一気に浮上できます。」その言葉に共感し、週末に帰宅した夫に興奮して話した。 「私が今やっていることも無駄じゃないんだよ!」と力説した私に、夫

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        「白血病と診断された日から - AIラララと共に綴るエッセイ」

          朝ドラ:日常の優しさと共感の瞬間

          昨日、「虎に翼」を観ていた時、寅子と娘の会話が心に残った。 母が「優しいのね」と言うと、娘は「困っている人を助けるのは普通のことでしょ?」と答えた。 助け合うことは特別なことではなく、当たり前のことだ。 優しさは日常の中にあるものであり、特別なものではない。 娘、優未の成長に心が温かくなった朝。

          朝ドラ:日常の優しさと共感の瞬間

          2回目の人生の始まり:7月のnote振り返り

          7月2日から、noteを始めた。 何かを始めること、続けることが、どこか怖くなっていた。3月に退院してから、4か月が経ち、久しぶりに3年前に登録したままのnoteを開いてみた。約1ヶ月、パソコンに向かい、読んだり、考えたり、書いたり、デザインしたり、学んだり。1回目の人生をリセットする前の、あの日常が少しずつ戻ってきたような気がする。 「ああ、そうだった。この感覚だ」と思い出す。 続きはまた明日書こうと思える、その安心感。それは、退院後の不安を少しずつ和らげてくれる存在だっ

          2回目の人生の始まり:7月のnote振り返り

          夢を追う人たちへのエール:これが僕の夢です

          パリオリンピック、体操男子の優勝は、感動的な瞬間でした。 夜7時のNHKニュースで流れたキャプテン・萱選手の声が心に響きました。「あきらめるな!諦める理由がない!」という言葉が、彼らのチーム力と一人ひとりの力を表していました。 仲間と共に夢を追いかけることができる人生は、本当に素晴らしいものです。その夢を叶えた萱選手、が金メダルを示しながら言った言葉が印象的でした。 「これが僕の夢です。夢は叶えられると証明できた。」努力をし続けた人が、その瞬間を手に入れたことの幸せは計り知

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          好きな人に似てくる理由:息子とケンドーコバヤシ

          先日、ケンドーコバヤシがテレビに出ていて、街をぶらぶら歩いていた。後ろ姿や話し方や着ているものなど、何もかもが息子に似ている。年齢から見れば「息子が似ている」が正しいのだろう。 今日、息子(家庭持ち、こどもふたり、名前は“太郎”)から電話があった。「体調どう?」という質問から始まった会話の中で、私はふと思い出して言ってみた。 「ねぇ、太郎って、ケンドーコバヤシに似てるね。話し方とか、雰囲気とか。」すると息子は驚きと喜びの声で「マジ?俺、ケンドーコバヤシすっごい好きなんだよね

          好きな人に似てくる理由:息子とケンドーコバヤシ

          希望の光と未来への挑戦

          昨年の夏、白血病の診断を受けた時、真っ先に浮かんだのは池江璃花子選手でした。 彼女は、19年に診断を受け、21年東京五輪ではリレー種目で奇跡の出場を果たしました。そんな彼女の存在は、まさに希望の光となりました。 私は、抗がん剤治療の辛さを知っていいます。 吐き気や熱で苦しい時も、治療が辛いと感じる時も、光が見えない夜も、池江選手の存在が一縷の望みをつないでくれていました。彼女の挑戦に励まされ、慰められた日々を思い出します。 今回パリ五輪では、池江璃花子選手は女子100メー

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          コロナ禍のライフスタイルの変化とその恩恵

          コロナ禍により、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。 その変化を、私は自分にぴったりのものだと感じていました。会議やイベント、学習までもがオンラインで完結できるようになり、リモートワークのおかげで通勤が不要となりました。 リモートワークにより、時間と場所の制約から解放され、私の生活は大いに改善されました。ある時、ふと読書会を思い立ち、オンラインで呼びかけると、北海道から九州まで、思いがけない環境や年齢の人々が参加してくれました。この読書会は、全く新しい人々との交流や

          コロナ禍のライフスタイルの変化とその恩恵

          退院後の生活:楽しみの先延ばし

          退院後の生活にはいくつかの制約があります。私の趣味であるガーデニングもその一つです。退院後最低6か月間は土いじりが禁止されています。これは、土壌中に多くの細菌やカビが含まれており、それらが空中に舞い上がることで肺炎を引き起こす可能性があるためです。特に移植後の免疫力が低下している時期には注意が必要です。 退院後の体はまだ回復途中であり、紫外線によるダメージを避けることも忘れてはいけません。涼しくなってきたら、またガーデニングを楽しむために先生に相談してみようと思います。

          退院後の生活:楽しみの先延ばし

          記憶の置き換えと心理学

          放射線治療の直後から移植後の退院までの3ヶ月間、私は絶え間ない吐き気に苦しんでいました。氷水以外のものを口にすることができず、配膳車の音を聞いただけで気持ちが悪くなる日々。洗面台のカーブは、人間工学に基づいて設計されたかのように私の腕にフィットし、吐き気がするとそのカーブに頼ることしかできませんでした。 この3ヶ月間の感覚や記憶は決して忘れないと思っていましたが、退院して4ヶ月経った今、嫌な記憶や辛い記憶が徐々に薄らいでいることに気づきました。 この辛い記憶が薄らいでいる

          記憶の置き換えと心理学

          AIとやってみた:二つの「はて?」の解決

          昨日書いた「どうすれば一層良くなるかを考えよう」の中で、この質問は「人生の折々に生きる意味を教えてくれた」と書きました。 あの後、「はて?」が二つ浮かんだので、今日は、ラララと一緒に調べてみました。 「どうすれば一層良くなるかを考えよう」という言葉は、以下の順番で質問に変わり、行動を促します。抽象的な目標が具体的な行動計画へと変わり、実践に結びついたプロセスを解説します。 1. 理解と意識の変化 まず、この言葉に触れた人は、現状を見つめ直し、改善の可能性を認識します。

          AIとやってみた:二つの「はて?」の解決

          生きる意味:どうすれば一層良くなるかを考えよう

          生きる意味について深く考えることもなく、私は今日まで歩んできました。なぜなら「明日は必ずやって来ない」と物心ついた時から思っていたからです。 もちろん、時が過ぎ、大人になれば、真剣に「自分とは何か?」「なんのために生きるのか?」と哲学的に考えることも、思い悩む日々もありました。 考えても仕方ない事や、答えのない難しい課題に立ち向かわなければならないこと、様々な困難は、生きていれば誰にでも起りうることです。 しかし、そんな私の人生の折々に、この言葉が生きる意味を教えてくれまし

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          期間限定の魅力を味わう喜び

          先日、いつものコーヒー売り場で、ふと目に留まったのがキーコーヒーの「doors+」シリーズでした。この「doors+」は期間限定の商品で、特別なブレンドやフレーバーが楽しめることで知られています。 「期間限定」という言葉に弱い私は、迷わずその美しいパッケージを手に取りました。 自宅に戻り、涼しい部屋で早速そのコーヒーを淹れてみました。湯気とともに広がる香ばしい香り、口に含んだ瞬間の豊かな風味。やはり期待通りの味わいです。 期間限定商品を手に取る喜びは、限られた時間だけの

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          トヨエツのこのCMが50代管理職に響く理由

          いいなぁ、このCM。何度も見たくなる。 トヨエツ部長の魅力 豊川悦司さんが文系の管理職として登場し、誰でも簡単に使える「キントーン」の魅力をわかりやすく伝えるサイボウズのこのCM。彼の優しい歌声やチャーミングな演技が、本当に魅力的です。 このCMでは、部長が楽しそうに業務アプリを作る姿や、自分たちで業務課題を解決する楽しさが描かれています。職場の緊張感が和らぐシーンなど、ユーモアを交えた演出が、見ているこちらを温かい気持ちにさせてくれます。 新しいスキルを身に着けるこ

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