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ミルク漏れするココナツ衝突

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幼稚園 ショートエッセイ 10本

私は、多分仲良くなりたい人に幼稚園の話をめっちゃしてしまう習性がある。幼稚園の頃のことは覚えている人とほとんど覚えていない人に分かれると思う。それが何故かは分からないけど、せっかく覚えているので10個のエピソードをまとめてみた。 さくらんぼさん 年小になる前、さくらんぼさんという少人数の事前教育に通っていた。(年小がたんぽぽ、年中がすみれ、年長がさくらだった。) その前に、体験入園日のような日があったのを覚えている。 通っていた幼稚園はモンテッソーリ教育をしていて、窓際の

    • チョコベビー

      まとわりついて剥がれてくれない幻想と ゲームのなかのちっちゃい犬を可愛がり たくさんのピーナツバターに ちっちゃいチョコを散らばした 知らないような知ってる味で そんなん知っててたまるかと 不必要な力強さでマッチをつけた 自転車を漕いでみたいな 泳いだり寝っ転がったり歯を磨いたり そしてまたおんなじようなページをめくる 夕陽がいきなり差し込んできて いつのまに知らない人に囲まれて 虫を見て、自分を大きく感じたり 星を見て、自分を小さく感じたり

      • 日記 6/7

        誕生日、渋谷駅の改札を潜りながらむかえた気がする。27歳になった。17歳の時、死ぬと思っていた年齢だ。(中二病すぎる) 1ヶ月を振り返ると、初めて会った人に明るそうと言われたり、久しぶりに連絡した友達に「陽気」と言われたりした。ダウナー人生だったのに。 最寄り駅はいつも人の匂いで充満している。自分とは遠い感じの人たちが集まった時の匂いがする。ホームについて、誰かの吐瀉物を横目に「素敵な大人になりたいな」というシンプルなことを考えていた。27歳は流石に大人だと思う。26歳ま

        • 夢 6/3

          夢を見た。 中学校のカバンが重過ぎて自転車が漕げない夢だった。最後に祖父が拳銃で撃たれて死んだニュースを見た。現実かどうか判断できなかった。 目が覚めてしばらくしても漠然と悲しかった。

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        幼稚園 ショートエッセイ 10本

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          短歌ですよ

          おぼろげに16時間寝続けて窓の外咲く花が悲しい 辛いこと辛いと認めないままにかなり時間が過ぎてしまった また祖父が死ぬ夢を見た今までに13回は見てると思う 何もかも夢で見たような気がしてなら現実でやる意味ないかな

          短歌ですよ

          ただの事実でしかない短歌

          絶対にハードロックを聴きながら帰りたくなる日がたまにある ベランダで空を見上げて泣いていた日記の中の自分を撫でた ダウナーな人生なのに陽気とか明るそうとか言われ始めた 万華鏡みたいな目してそこにいる 美しく生きてる人の目だ

          ただの事実でしかない短歌

          短歌無題

          見えないものは聴こえるようにしてく 最終列車 そういう春だ 繰り返す言葉、見えないところさえ 愛おしかったりするのだろうか ぐるぐると登り続けてなんのこと一番最後に忘れるだろう

          知ってたような (短歌)

          渡したはずのお土産が家にある どこかぬけてる心地いい藍 気付いたら眠りに落ちたようなので 気付かれないで毛布をかけた なんとなく知ってたような匂いとか 響く音さえ 気のせいだけど

          知ってたような (短歌)

          帰省日記

          4/22 (月) SEBを聴いて寝落ちしたらしい。朝9時ちょうどに目が覚めた。1時間ぶっ続けで supersonic 爆聴き。午前中をキッチンで過ごした。荷造りした。15:30 アパートの人からたい焼きもらった。煙草屋とコンビニに行った。 夜、飲みに行った。シラフだと話したいことあんまり思い出せない。酔うと話せる。情けない。けど楽しかった。 4/23 (火) 10時に目が覚めた。 図書館に寄って借りてる本の延長してルアンでピザトーストとコーヒー飲んでから優雅に新幹線に乗った

          帰省日記

          帰省 (短歌)

          大好きなバスがアニメに侵されてキレそうになる土曜日の午後 多分もう二度と会わない人だから年上なのにバイバイと言う 物騒なテレビを見てる父親の後ろでカップラーメンすする

          帰省 (短歌)

          星の自転に乗った気分で (短歌)

          カレンダーが好きになった たまにきみとの約束が入ってるから 都合よく結構好きな道を行く 星の自転に乗った気分で 絡まった毛布を蹴って今日はまだ 楽しいことが残ってるんだ

          星の自転に乗った気分で (短歌)

          夜 (短歌)

          南米の香水 夜の交差点 いつかの記憶 思い出さない 酔って歩いて帰る夜 たまに小学校に寄る ほんとにたまに 地球から見える夜空を12個に切り分けたのが星座なんだよ 一日中聴いてた声が寝る前の頭に響く うれしくはない

          夜 (短歌)

          続々(虚無)ウィーク

          瞑想と散歩とピクニックをした一週間だった。 ※虚無ではない 4/15 (月) 朝眠かったけど資源ごみ捨てて、洗濯もして明るい気持ちだった。相変わらずご飯は食べない (17:00 現在)。朝、コーヒーは飲んだ。片付けもしたし、久しぶりに瞑想をした。花粉が大丈夫になって、天気もいいので窓をたくさん開けてお香を3本も焚いた。 18:00から、スーパーの買い物含めてちょうど一時間くらい散歩した。歩くっていい。環状線を超えると徒歩10分の範囲でも全然知らない景色があって楽しい。若干感

          続々(虚無)ウィーク

          無題3 (短歌)

          晴れたのに晴れてくれない気分だな 蹴っ飛ばしたい遠く遠くに 春、慣れた気がしてたけど無理だった ぞわぞわするし眩し過ぎるし 優しさと余計なお世話足して2で割ったコーヒー牛乳飲ます

          無題3 (短歌)

          無題2 (短歌)

          「スラッシュもイジーもアクセルローズすら」 とかウィーザーに歌詞にされてた 美しい言葉は今は紡げない できる時だけやるから待って 少しでも怖い言葉を放ったら みんなに嫌われそうで怖い

          無題2 (短歌)

          ピザポテト (短歌)

          ピザポテトしか食べれないピザポテトすら食べれない一旦寝るか 5時ですのチャイムうるさい大袈裟に言うことじゃないちょっと黙って 不健康/健康、怠惰/シリアス を行き来しすぎて時空歪んだ

          ピザポテト (短歌)