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短歌

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短歌ですよ

おぼろげに16時間寝続けて窓の外咲く花が悲しい

辛いこと辛いと認めないままにかなり時間が過ぎてしまった

また祖父が死ぬ夢を見た今までに13回は見てると思う

何もかも夢で見たような気がしてなら現実でやる意味ないかな

ただの事実でしかない短歌

ただの事実でしかない短歌

絶対にハードロックを聴きながら帰りたくなる日がたまにある

ベランダで空を見上げて泣いていた日記の中の自分を撫でた

ダウナーな人生なのに陽気とか明るそうとか言われ始めた

万華鏡みたいな目してそこにいる
美しく生きてる人の目だ

短歌無題

見えないものは聴こえるようにしてく
最終列車 そういう春だ

繰り返す言葉、見えないところさえ
愛おしかったりするのだろうか

ぐるぐると登り続けてなんのこと一番最後に忘れるだろう

知ってたような (短歌)

渡したはずのお土産が家にある
どこかぬけてる心地いい藍

気付いたら眠りに落ちたようなので
気付かれないで毛布をかけた

なんとなく知ってたような匂いとか
響く音さえ 気のせいだけど

帰省 (短歌)

大好きなバスがアニメに侵されてキレそうになる土曜日の午後

多分もう二度と会わない人だから年上なのにバイバイと言う

物騒なテレビを見てる父親の後ろでカップラーメンすする

星の自転に乗った気分で (短歌)

カレンダーが好きになった
たまにきみとの約束が入ってるから

都合よく結構好きな道を行く
星の自転に乗った気分で

絡まった毛布を蹴って今日はまだ
楽しいことが残ってるんだ

夜 (短歌)

南米の香水 夜の交差点
いつかの記憶 思い出さない

酔って歩いて帰る夜
たまに小学校に寄る
ほんとにたまに

地球から見える夜空を12個に切り分けたのが星座なんだよ

一日中聴いてた声が寝る前の頭に響く
うれしくはない

ツインクル (短歌)

ツインクル (短歌)

日記を書いてみようとしたら寝落ちしてて突然終わった昨日

病むとつい購入しちゃうツインクル
内容物が硬すぎで良い

コンビニのスープパスタの芯は消え
そしたら逆にぶよぶよすぎて

無題3 (短歌)

晴れたのに晴れてくれない気分だな
蹴っ飛ばしたい遠く遠くに

春、慣れた気がしてたけど無理だった
ぞわぞわするし眩し過ぎるし

優しさと余計なお世話足して2で割ったコーヒー牛乳飲ます

無題2 (短歌)

「スラッシュもイジーもアクセルローズすら」
とかウィーザーに歌詞にされてた

美しい言葉は今は紡げない
できる時だけやるから待って

少しでも怖い言葉を放ったら
みんなに嫌われそうで怖い

ピザポテト (短歌)

ピザポテトしか食べれないピザポテトすら食べれない一旦寝るか

5時ですのチャイムうるさい大袈裟に言うことじゃないちょっと黙って

不健康/健康、怠惰/シリアス を行き来しすぎて時空歪んだ

無題 (短歌)

短冊が札束みたいになってても何も買えないとかつまんない

なっちゃんはわざとおかしなフリしてるとか言ったこと忘れないから

気まぐれな子どもが走っていったのは私の気持ちと無関係かな

ねむりたくない (短歌)

ねむりたくない (短歌)

いつ振りか正しい時間に眠くなる
ぽかぽかしててねむりたくない

一番遠くの桜が散っていくのを見て死んだのかと思った

何もかも忘れたくないなと思う
私はわたししかいないもん

二度と生まれて来られないなら (短歌)

歩いてる方が上手に話せると思ってたけど話すときだけ

一緒にいたら人生面白いね
種は忘れた頃に出してよ

比べるな 愛せ 貫け 確かめろ
二度と生まれて来られないなら