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東雲そら
2020年6月9日 20:21
数多の甘い囁きには心動かされない願いは君に振り向いて欲しいだけだ夜風が頬を弄る皐月の夜だった静かな公園で強く揺れるブランコは 数分後の僕の心臓にかなり似ていた木漏れ日が綺麗な白昼より君の瞳は願いは眩しかったどこ吹く風で在りたいと自分と向き合う強風にも世間にも流されない強さに惹かれた光を探した夜を何度も数えた 夜を跨ぐ度にベランダから眺める星彩も僕に届かなかったただ
2020年6月5日 18:03
夜を彷徨う雨がしずかな時を奏でてくれる未明にブルーアワーを撮る君も今日は天井を眺め朝を迎えるだろう年を跨ぐ度 月を跨ぐ度 夜を跨ぐ度胸に手を当てて鼓動に耳を澄ます夜に交わすメッセージは世界を潤す雨のように僕の心を君で満たす雨は月を隠すね 月が隠れても露わになってもこの想いは不変で雲に覆われた方が君を考える時間は長い月が変わっても月が変わる直前でも雨の日は電波を通して君と
2020年6月14日 19:12
夜空を翔る光の筋が数多翔る僕の隣にいる君は瞳を閉じて両手を組むいつからか星は夜を照らす輝きに留まらず願掛けの対象になっていた僕も君も少しずつ大人になった証拠なのかな弱さを知った証拠なのかな仰いで手を翳し背伸びしても届かない宙を瞬く光にはだから君は祈りを捧げるんだね星が流れる いつも通りの夜に星が流れる 君と過ごす夜に僕の願いは半分くらいは叶っている君の願
2020年6月22日 19:28
君は突然 退屈に支配されていた僕の前に現れた夏のある昼下がり喧騒から外れた場所で出会ってしまった突飛な行動や気まぐれな態度振り回されていては悪くなかったむしろそんな君だから好きだった君と巡った夏祭り 花火の刹那は僕らの恋模様みたい夏の終わりが訪れる前に僕は切なさを知ってしまった出会ってしまったなんて振られた男の強がりだ出会えたが正解だろうな君と巡り逢えたことが