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完璧主義こそ活きる仕事

失敗する事を避け続ける人がいる。

僕の周りにも何人もいるように感じている。

一度の失敗も自分に許せないタイプ、言い換えれば完璧主義とも言えようか。

この完璧主義はどうやら日本人に多いようで、なんとなくそうかもしれないと思ってしまう。

完璧主義は仕事の丁寧さだったり、自分の納得の行く所まで追求したり、一点に集中することではピカイチだと思う。

職人気質と言えば、日本人との相性の良さが伺えるだろう。

しかし、この完璧主義だが、最近ではそれほど良いものとしては取り上げられない特性となりつつある。

その理由は、特性について語られるのは専ら仕事に関する時だからなのと、最近の仕事はスピードが早い事が絶対条件になっているので、完璧主義ではそこに対応できないからだ、とまとめる事ができる。

まず、仕事でない所で完璧主義であってもなんら問題ではない時が多いと感じる。

むしろ、趣味で行っていることに完璧を求める事は他人からも称されることのようで、YouTubeのようなメディアで好まれるのは、一点を完璧に体得している人の方である。

一方で仕事では、人と関わる事が多く、完璧にこだわって自分のところで仕事を滞留させてしまうと、どうしても失速してしまう。

それは信頼に関わる事なので、仕事の質と言うよりは、仕事のスピードが重視されるのである。

スピードと信頼の関係について書かれた本は以下である。

この本は「7つの習慣」で有名なスティーブン・R・コヴィーさんの息子さんが書いた本で、信頼とスピードの関係性と言う、ありそうで無かった観点から仕事について考えている本である。

スピードを持って仕事をする事は、どんな仕事をしていても現代社会では必須になっている。

だから、スピードの欠ける完璧主義の人は重宝されないのである。

もちろん会社だけでなく、ビジネスの世界に出ればもっとスピードと言うものを意識するようになって行くだろう。

では、スピード感を持って仕事できなければ、世の中で生きていく事はできないのかと言うと、決してそんな事はないと思っている。

僕は割と完璧主義なところがあったが、仕事については早くあげないと気が済まない性格になった。

これは社会人になってから、矯正されたものだった。

しかし、この生活になってからは仕事との付き合い方が少しだけ変わった。

当初は請負の仕事にかけた時間も多かったが、一方で自分がイチから作り上げる仕事にも取り掛かっていた頃でもあった。

仕事を請け負っているものは、今までのようにスピード重視でできるだけ早く仕上げ、納期を前倒して提出する事が多かった。

時間に余裕があるので、チェック後に依頼元の要望がより鮮明になって、直しが入ったとしても、元の納期に間に合わないと言う事が無くなる。

これがスピードが早い事の効果である。

しかし、自分がイチから作り上げる仕事はスピードにこだわる必要がないのだ。

いつ仕上げても良いし、納期が決まっているわけでもないからだ(それでも僕は早く仕上げたいと言う気持ちになって、やってしまった方が他の事を楽しめると思っている)。

だから 完璧主義の人こそ自分でイチから作る仕事をしてみる事をオススメしたい。

多分、完璧主義の人は人から急かされることにストレスを感じてしまうので、この方が精神的にも健康的だろう。

長期的に見ればきっとその仕事で稼げるようになるから、スピードを意識しない代わりに長い目でみて取り組んでいけば良いだろう。

それぞれの特性を活かせるようになれば、仕事が苦しいだけのものでは無くなるかもしれない。

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