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ゆるゆら音楽映画放談

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レビューやつらつらっと書いた感想置き場的マガジン。音楽関係はだいたいここ。
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#kansano

TOKYO M.A.P.S 2024

TOKYO M.A.P.S 2024

 六本木ヒルズアリーナで、TOKYO M.A.P.S初日を観た。
 大好きなレーベルorigami PRODUCTIONSがオーガナイザーということで、療養明けながら朝から観覧。列に並んだ時にはもう席の半分くらい。
 思っていたよりも暑かったが、席についたら大屋根が日傘代わりになってくれた。

 トップバッターはさらさ。
 スモーキーで憂いを含んだ声が微かな風に乗って、体感温度を少し下げてくれる。

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Kan Sanoピアノライブ──ただ I MA、有楽町でI’M A SHOW

Kan Sanoピアノライブ──ただ I MA、有楽町でI’M A SHOW

 Kan Sano Solo Piano Live 2023 “ただI MA" を、 有楽町のI’M A SHOWで。

 幼い頃とはすっかり様変わりした銀座有楽町。
 有楽町マリオン別館7FのI’M A SHOWは、2022年12月1日にオープンしたばかり。「有楽町で逢いましょう」からのネーミングが粋。内装もお洒落で、大人の銀座を感じる。

 昨年のCRAFTROCK CIRCUIT。会場に満ち

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2022 albums for me

2022 albums for me

 2022年もいよいよ年末なので、今年発表された邦楽アルバムのうち特に良く聴いたものから10枚をセレクトしておこうと思う。
 なお並びは発売順で、順位はつけない。インストゥルメンタル作品は対象外とした。ソロ・バンド、若手・キャリアからそれぞれ選んでおり、これら以外にも愛聴していた作品があったことを記しておきたい。

宇多田ヒカル「BADモード」

 2022年は年始早々にすごい作品がリリースされた

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but euphoric by music

but euphoric by music

 少し遠方の予定とのダブルヘッダーをリスケジュールのため取りやめて、この日は近い方の吉祥寺CRAFTROCK CIRCUIT'22へ浸る。
 ビールが飲めないのに(というかアルコール自体殆ど飲まないのに)大丈夫かなとか、スタンディングで疲れたら図書館かベッカライだなとか、そういう心配は多少ありつつ。
 結果としてとても楽しめた。これ、ビール好きなら本当にたまらないだろうなあ。当初クラフトビール好き

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Stars In Billboard,カンサノ

Stars In Billboard,カンサノ

 横浜音祭り2022特別公演「ライブ・ホップ!」Billboard Live YOKOHAMA、Kan Sanoの1stステージを鑑賞した。

 珠玉のアコースティックバンドセット。 
 響き豊かなウッドベース、緩急心地よいドラムのロッド・ブラシさばき、絶妙なサックス&フルートの粋。Kan Sanoの奏でるスタインウェイ、そしてボーカルと交わりながらすべてが際立ち、溶け合う。時に茶目っ気あるアイコ

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"Magic" of that day

"Magic" of that day

 渋谷WWW XにてKan Sanoさんの「Tokyo State Of Mind」リリース記念ライブを観た。

 オールスタンディングのライブはいつぶりだろう、少なくともサバイバーになってからは初なのは間違いない。ということは4年以上前か、いやもっと前だな。
 他に持病がいくつかあり体力面での不安はあった、それが最大のネックとなり完売時には「仕方ない」と思っていたものの、追加発売でチケットを購入

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光を放つ音楽 個人的15選+α

光を放つ音楽 個人的15選+α

 優れたメロディーのうち、「これはまるで発光しているようだなあ」と感じるものがある。
 ポップの魔法と言ってしまうとあまりに雑で陳腐なので、前置きはさっさと切り上げて挙げていくことにしよう。Spotifyにある邦楽縛り、80's後半以降限定、ゴスペルなし。敬称略。
 思いつきで突発的に選んだけれど、思いつきでさらに追加するかも。

Do You Believe In Magic? / Cymbal

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