遺書No.540 感性を否定する感想文批判。
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2005.12.26
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知識欲は普通にあるにも関わらず、
本を読みたいなとすごく思うのにも関わらず、
なぜかどうしても読書が好きになれません。
こんばんは、みーくんです。
実は俺、マンガか大好きだけど、
小説も好きなんです。
・・・気持ち的にはね。
実際は殆ど読みません。
好きなような気がするけれども、
読むのは苦手です。
なんでこんなに実際に読書すると苦手なのかは分かりません。
そいえば、
皆さんは読書感想文てヤツを書いた事がありますか?
ま、おそらく義務教育を受けた人なら
ほぼ100%書いてますよね。
夏休みの課題。
俺ね、
この感想文てのが、本当にもう大嫌いだった。
素晴らしい本や映画などを見たりして、
その素晴らしさを文章や言葉で表現するなんて、
愚の骨頂だと思ってた訳なんですよ。
しかも、文字数まで指定してくる訳ですよ?
アホかと。
バカかと。
ありゃ一体、俺たちの何を計りたかったんだ?
当時から漠然とそんな感じの想いを抱いてた。
ちなみに、文字を書くというか、
文章を書くのは全然嫌いじゃないんです。
むしろ、
作文なんかは好きな方だったかも知れない。
ただ、どうにもあの読書感想文てやつだけが
大嫌いだったのですよ。
そんな俺はね、
一回だけ読書感想文に、
『最高におもしろい!! 読めばわかります!』
とだけ書いて提出してみた訳なんですよ。
すると、
あの低能な新米国語教師はね、
「あかん 書き直しや」
とバッサリですよ。
どうしてその一言なのかなんて、
当然考えもしない訳ですよ。
「なんでですか?」って聞くと、
「短すぎる」と一言だけ。
「短い」ってなんだ?('A`)
長けりゃ内容なんてどうだっていいのかい?
質より量を求める現代っ子め!!
おかげで感じもしなかった事などを、
延々と書かされるハメになった訳ですよ。
・・・そんなの感想文といえるのか?
大人が読んで満足するような、
及第点をくれるような教師好みの文章を書いて提出してましたよ。
・・・俺の価値観なんて、
求めてねーじゃんか(*σ´∀`)σYO!!
俺の感性を全否定しやがった訳ですよ。
感想文を書かせといて、
感性を否定しやがるんですよ。
それが大人のする事か?
教育とは何ぞや?
『コイツに教わる事なんて何もない』
と確信した瞬間でしたね。
俺は、自分が感じた事を、
自分の言葉で表現したいんだ。
今から大事な義務教育期間を迎える子供達にも、
そうあって欲しいと思ってる。
でもやっぱり今の時代、
良い子のみんなは先生に嫌われちゃうから、
真面目にダラダラと大人好みの、
「創作感想文」を綴ればいいよ。。
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。