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【睡眠読書会#7】『睡眠の常識はウソだらけ』を読む -レム睡眠・ノンレム睡眠-

今日も引き続き、『睡眠の常識はウソだらけ』を読み込んでいきます!

今回は「レム睡眠」「ノンレム睡眠」についてです。深い眠り、といった時に、この言葉から避けて通ることは出来ないのではないでしょうか。

睡眠を改善して日中に頑張りたいことがある人にとって、何か気づきがある記事にします!


1.レム睡眠とノンレム睡眠

レム睡眠中は、運動をつかさどる小脳と、メタ認知をつかさどる前頭前野以外は、脳は覚醒時よりも激しく活動しているようです。

Rapid Eye Movement(急速眼球運動)と言われるくらいなので、目の動きも激しいです。

これを聞くと「脳が活発に動いているから休まない」と思いがちですが、そうではないようです。

逆に、レム睡眠の時に脳が激しく活動することで眠気がとれているという研究結果があり、著者はその説を有力と捉えているようです。


ノンレム睡眠中は、脳波は静かです。
外部からの刺激に対しての受容感度を落としている状態です。

「ノンレム睡眠は深い睡眠であり、深さにも3段階ある」などと聞くことがありますが、動物はこのノンレム睡眠の状態から目が覚めるようです。


2.どちらの睡眠がよいのか?

どちらの睡眠状態であれば睡眠不足を解消できるのかは、今の科学では明確な答えを出せていないようです。それよりも、「睡眠時間」にフォーカスを当てた研究が多いのだとか…。

ちなみに著者いわく、「寝始めの15分」や、「睡眠紡錘波(睡眠入りたての時にでる脳波パターン)」の時に、情動記憶(感情などの記憶)や非宣言的記憶(動作の記憶)が強化されるらしいです。

ですので、寝付く前には「嫌な感情の記憶」が強化されないように、「克服」する経験を積んだほうが良さそうです。

ロシアの格闘家は、練習中に恐怖が残ってしまいそうな失敗をした時には、再度トライして「大丈夫だ」という感情をもたせてから、練習を終えるそうです。


3.まとめ

「レム睡眠」「ノンレム睡眠」の効果は、必ずしも明確になっておらず、どちらの睡眠が良いとは言い切れない。

睡眠の理論でガチガチに固めてしまうよりも、睡眠に対する執着めいた「こだわり」を手放して、気楽に睡眠をとりましょう。


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