なるみ

1994年生まれ、コンサルの仕事をしております。 映画と音楽と旅行が好きです。

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1994年生まれ、コンサルの仕事をしております。 映画と音楽と旅行が好きです。

最近の記事

リモートワークで変わった仕事との付き合い方

リモートワークで私達の働き方は大きく変わった。 通勤時間がなくなったから、朝はゆっくり過ごせる。 ボタン1つで会議に出られるから、5分前に布団から出ることもざら。 通信回線を圧迫するのでカメラはほとんどの会議でオフなので、すっぴんに部屋着でパソコンに向かう。ときには裸(ちゃんとカメラにカバーをかけてOFFにしているよ!)。 一方でリモートワークの弊害もある。 同僚とのランチや飲み会が減ったこともその1つ。会議以外で会社の人との接点が薄くなったので、先輩の厳しい一言にどんな背

    • さよなら港区男子

       類は友を呼ぶ。ゆえに、自分の成長とともに自分の周りにいる人って変わるんだなあと感じる。  私がなぜ港区男子に囚われていたのかを、私の生い立ちや彼らの生態も含めて書き記したい(※便宜上港区男子と言っていますが気を悪くされる方がいたらごめんなさい...)。 忍耐の美学 子どもの頃から、人生とは修行・忍耐を重ねることだと思っていた。小学生の頃はクラシックバレエ、中学では吹奏楽、高校では合唱と、とにかく練習が苦しくても耐え忍び寸暇を惜しんで努力を重ねることを善とする思考が当たり前

      • 文学部出身の私が業務改革コンサルになったわけ

         私は年間30-50人ほどの学生と接し、自分の仕事や就活の話をしている。OG訪問の依頼や就活生向けイベントへの登壇依頼をいただき、卒業後も出身大学との接点が持てることをありがたく思うと同時に、私自身も学生の話や質問を通して刺激をうけたり、初心を思い出したりする。  そのときの定番の質問の一つが「なぜ今の仕事・会社に決めたのですか」である。私は今コンサルタントとして働いているが、一言でいえば「いろいろな業界・企業を知るのが楽しくて1つに絞れなかったから」がその理由。コンサルで

        • 赤が黒だと気づいた日~不変と思われた絶対音感への過信~

          耳の異変 10年以上ほぼ楽器をやっていなかったような状態から、最近急にいろいろなところでサックスを吹き始め、不思議に感じていた。皆、なんで音が高いのだろう、と。  ジャムセッションに参加したとき、わざわざ調を半音分上げて吹いていた。楽譜やコードと違うのになあと思いつつ、ジャズはクラシックより音を高めにとるルールでもあるのかな、ギターやベースのような弦楽器は高めなのかも?オーケストラの音もちょっと高めに聞こえるし、などと思っていた。  以前から数ヶ月に1回のスローペースで習って

        リモートワークで変わった仕事との付き合い方

          サックスと私。一生ものの趣味を通して自分と向き合う

          ジャズへの挑戦 中学の吹奏楽部を引退して約10年、めっきりサックスとの縁は薄くなっていたのだけれど、初めてジャズの世界に挑戦することにした。  吹奏楽の経験者ならわかるだろうが、吹奏楽やクラシックの世界とジャズの世界は大きく違う。サックス・トランペット・トロンボーンが吹けると一口に言っても、ジャンルが違えば奏法・拍のとり方・お作法も異なり、まるで違う国の言葉のようなものなのである。  今日は私自身の決意表明の意味も込め、これまでのサックスとの付き合いと再び向き合うことに決めた

          サックスと私。一生ものの趣味を通して自分と向き合う

          指輪と私。自分のためのファッションが自分を成長させてくれる

           あれは5月末のことだったから、今からちょうど5年前のことだ。  今働いている企業の最終面接の帰り。ふらっと池袋に寄って、初めてピンキーリングを買った。(ちなみにマルイはこの8月に閉館になるらしい、少しさびしい。)  私は高校の部活の合宿代や大学受験の受験料すらまともに工面できないような貧乏家庭で育ったから、大学時代は自分でアルバイトしつつも運転免許や海外旅行のほうを優先し、服やアクセサリーを買う基準は欲しい物ではなく必要なもの・安いものだったと思う。外食も一人だともったい

          指輪と私。自分のためのファッションが自分を成長させてくれる

          ポジティブな期待が重荷になってしまうとき

          実家で自炊をしなかったわけ 一人暮らしを始める前は、全然自炊なんかしないと思っていた。私の家の徒歩30秒にイタリアンが、駅の近くには無数のレストラン・居酒屋がある。  それが今や、ほぼ毎日自炊をしている。  理由はただ一つ、食事のためだけに外に出るのが億劫だからだ。最近はほぼリモートワーク、休日も家の中で過ごすことが多いので、わざわざ食事のためだけに着替えて化粧をするのが面倒くさい。都内なので、すっぴんでふらふら歩くのもはばかられる(すっぴん状態でイケメン・美女を見かけた日に

          ポジティブな期待が重荷になってしまうとき

          与えてばかりの家族関係に疲れてしまった話

           私はAとBという条件を出され、それに適した折衷案あるいはどちらも叶える案としてのCを提示するのが得意。  気づいたのは就活生のとき。周りの友達からすごいねといわれた。普通は間に挟まれて困ってしまうか、自分の思いに応じてA/Bのどちらかに加担するらしい。  でも私にとっては日常茶飯事のことだった。父がいて、母がいて、私はその間のバランスをとるか、中立の立場で皆が納得する方向に持っていくのが当たり前だと思っていたから。  どんな長所も裏返せば短所になるけれど、私の場合は自分が

          与えてばかりの家族関係に疲れてしまった話

          とある20代女性会社員の物件選び

           2021年3月末から都内での一人暮らしを始めた。  まだ1ヶ月しか経っていないけれど、男女問わず、私は一人暮らしを経験することをおすすめしたい。しようか迷っている人がどこかにいたら、私の話が役に立つかもしれないと思い、少しずつ記録として書き溜めていくことにした。  今回はまず、物件選びについて。(※私は飽き性なので今回で最後の可能性もあるけれど、、笑)  「新聞などの勧誘を避けるにはオートロックがいいよ」とか「南向きの部屋でなくてもよいが浴室乾燥機は必須だよ」といった基本

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          近年のドラマから考える性別役割分業

           私はあまりテレビを見ないが、時々恋愛系ドラマにハマることがある。近年は恋愛系ドラマも侮れず、深い解釈や社会的なメッセージを多分に含んでいるものが多くておもしろいのだ。マンガが原作の作品が増えていることも関連しているかもしれない。  代表格はなんといっても「逃げるは恥だが役に立つ」であろう。契約結婚自体もインパクトが強いが、専業主婦を「職業」として年収換算する考え方や、妻に家事を強いることなどを表現する「好きの搾取」という言葉など、世の中の考え方に新しい角度の視点を与えた。

          近年のドラマから考える性別役割分業

          私とねこの17年

           ペットを飼っている人は誰しも覚悟しなければならないのは、いつか別れが来るということである。それもそのはず、犬やねこは人の何倍も早く歳を取るのだから。ハムスターなどの小動物はもっと早いだろう。飼いはじめた時期によっては自分とこの子のどっちが先かしらなんてこともあるかもしれないが(仮にその場合は自分が亡くなった後の家族を決めておいてほしい、、)  人でも同じことだが、失ってからこそその存在の重みを感じる。「いつか」の別れはまだ来ないはず、来ないでほしいと思っているうちに、その時

          私とねこの17年

          世界の変わり目

          言わずもがなですが、新型コロナウイルスの感染拡大で世界が異例の事態に陥り、様々な変化が起こっていますね。 一会社員の目線としては、働き方の変化が大きいです。 元々コンサルやSEはお客様先に行って働くことが多いので、PCは1人1台持ち出しが当たり前、VPNだとかWeb会議だとかの環境は整っていました。むしろ、自社オフィスは完全フリーアドレスで自分の席が決まっていないので、お昼から出社するような日は自分の会社なのに座れるところがない時なんかもあるくらいでした、、。 とはいっても

          世界の変わり目

          旗を振る人

           今の会社に入る前、コンサルタントは上から目線で偉そうなことを言う人だと思っていた。だから就職活動でも元々コンサルタントは目指しておらず、たまたまその職種に出会って入社した。  でもある意味それは間違っていなかった。なぜなら、コンサルタントはいつもリスクの外にいるからだ。クライアントは会社にいる限りそのプロジェクトなり改革なりの責任をずっと負わなければならず、失敗しようものなら後ろ指を刺され、退職するまで汚名を背負わなければならない。コンサルタントはプロジェクトの期間が終わ

          旗を振る人

          憧れの場所、憧れる自分:アリー my Loveと私

          私の好きなものは結構変わってしまい、一過性のものも多いです。 好奇心旺盛なのか、"自分"がないのかわかりませんが。 一つのアーティストやアイドルをずっと好きでいられる人は、自分のキャラや心のよりどころが確立しているようで羨ましく思います。もちろん人は変わり続ける生き物なので、実際には波があったり、いつか興味を失うこともあるのかもしれません。 私は学生の頃まで、好きな人や当時の彼氏の好きなものに染まる傾向もありました。その一つが邦ロック。最初は元彼の好きなアーティストから聴き

          憧れの場所、憧れる自分:アリー my Loveと私

          たまには子どもに戻って

          note初心者なるみです。 タグで自分に似た思いを持つ人の記事が読めて、早速面白いな!と思いました。 さて、今回は自分の中の"コドモ"について書いてみようと思います。 人間、ものすごくストレスが溜まると、一息ついた時にものすごく子供っぽいことしたくなるんですよね(私だけでしょうか)。 子どもの頃によく歩いた道を歩きたくなったり、自販機の紙パックのジュースが飲みたくなったり、デパートの展示物の中に飛び込みたくなったり。 ひいては、子どもの頃にやりたくてもできなかったことをや

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          25歳のリアル。

          はじめまして。なるみと申します。 東京近郊に住む、ごく平凡な女子です。 noteは初めてで不慣れですが、自分の考えを書きためる場所としてnoteを使い始めることにしました。 社会人になって「とりあえず3年」の3年が経過。 激務と言われるコンサルタントの仕事も、周りの人たちに恵まれ、なんとか自分のペースで続けてくることができました。 でも、企業の3年目以降で若手と呼ばれる人たちは皆そうだと思うのですが、 自分の仕事や社会での生き方に慣れたところで、ふと、「自分はこれでいいの

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