四十代の父親と高校生の娘の父子家庭です。 生理用ナプキンで父娘もろとも大恥をかきそうだった話 毎日バタバタしている。当然自分だけではない。世の中みんなそうなのだろう。でも何か被害者面をしながら、夕方の家路をすすむ。もっと要領よく生きられないのか、明らかに原因が自分にありそうな悩みも理由を外に探しにいって勝手にイライラしている。 仕事が十八時時に終わり急いで家に帰っても十九時をすぎる。もちろん残業をすることもあるため、ついつい晩御飯はスーパーや弁当屋で購入した
娘が保育園の頃の話。 娘が小学生になってから本人が話していた。 保育園の自由時間。おもちゃで遊んで良いことになったらしい。 おもちゃを選ぶ順番について先生が言ったのは 「おうちでお手伝いをしてきた人から選んでいいよ。どんなお手伝いをしてきたか言ってね」 好きなおもちゃがあって取りたい娘。お手伝いなどしていないが思い切って手を挙げた。 「はい、Kちゃん。何したの？」 先生に一番にあてられ、一生懸命にひねり出した保育園の娘の答えは・・・ 「朝早く起きて、夜ご飯のカレー
お笑いが好きでよく芸人さんのYOUTUBEを見ている。 先週みた動画の話。 ある女芸人さんが子供時代について語っていた。 「母子家庭だったんですけど、一人の時間が多かったんです。母親は普通に会社員として働いていたんですけど、仕事終わりにパチンコに行ってて。帰ってくるのが毎日１１時とかだったので」 なかなかファンキーな行動だなとびっくりした。 もし父親がいて共働きの家庭ならば、毎日夜遅くまでパチンコをするということは旦那が許していないだろう。 配偶者というものは、時に
結婚、就職など大きな決断で悩んでいる子どもに向ける親からの一言。 「あなたの人生なのだから好きにしなさい」 カッコいいなと思う。しっかり子離れしているということが一言に集約している。 これを言える親の心の中はどんな感じだろう。なんとなく考えてみた。 実はいくつも想いが隠れていると思う。 ・まずは本当に「好きにしなさい」と言って応援する人 この割合がどれくらいなのか気になる。それ以外のほうが多いのだろうか ・どうせ何言っても聞かへんねんから諦めてるわ ・こうし
別に甲子園に出場したとかそういう話ではない。 阪神タイガースを応援するために、四十年近く前に父親と甲子園に応援に行った時の話。 詳しい季節は覚えていないが、ナイターを観戦しており途中から気温が下がり肌寒くなってきた。半袖を着ていたので五月だったと思う。 少し寒そうにしている小学生三年生の私に父親が声をかけた。 「寒いんやったら応援のハッピを買って着るか？」 周りの阪神ファンが来ている応援用ハッピが羨ましかった私は笑顔で「うん！」と答えた。 二人で通路に販売コーナーへ
先日、ニュースで「水が飲めない子どもがいる」みたいな話題をしていた。 ジュースなどを飲む機会が多く、味のない水を飲むのを嫌がる子どもが結構な割合でいるらしい。 ちなみにうちの娘は水は飲むが炭酸水はあまり好きではない。炭酸ジュースは好きでよく飲んでいるが炭酸水の炭酸の感じが嫌らしい。 大人になってビールはどうなのだろうと疑問が残る。ジュースよりも炭酸水よりも炭酸を楽しむ飲み物。あの喉越しは楽しめるのだろうか。数年後、確認できればと思う。 さて、はじめの話題に戻る。 水が飲
もう四年ほど前の話。 美味しいハンバーグが食べられるファミリーレストラン「ビッグボーイ」に娘と夕食を食べに行った。 腹立つほどでもないけれどもなんかイラッとする話。 ビッグボーイはハンバーグを増量できた。ベースは150グラムの手ごねハンバーグプレート780円に200円プラスすると200グラムに変えてくれる。「あ、じゃあ手ごねハンバーグプレートの200グラムで」と娘は迷いもせずに注文。お腹空いているのかなあと思っていたのだが、いざ食べはじめると、全部食べることができない。
娘がスイカゲームにはまっている。 「おもしろいで」と言われたので私もスマホにダウンロードしてみる。 なるほど。単純だか夢中になってしまう。普段ゲームなどする習慣がないため、これくらいのゲームがちょうど良い。 私がやっている画面を娘が隣からのぞき見する。 しばらくしてから娘が一言。 「置き方をぜんぶ間違えてるで」 ‥‥。 楽しんでやってるねんからそんなん言わんでもええやん！ 悔しい！！ シーズンやけどスイカを食べるよりスイカを作りたい。
朝５時半に目が覚める。 テレビをつけてまたウトウトとソファーで二度寝。 朝から友達と出掛ける娘が起きてきて何か話している。声のトーンで機嫌が良いのがわかる。 ココイチの話らしい。 「夏野菜カレーって今やってるんかな」 「カニクリームコロッケじゃなくてクリームコロッケカニ入りやねんな」 「やっぱりイカカレーが一番やな」 「まだ甘口が好きやねんな」 まどろみの中、どうでもいい話を一人で延々としている。本人的には二人での会話なのだろうか。ほぼ聞いていないし聞こえてい
家の近くにイオンモールがある。歩いて２０分。自転車で５分。 仕事帰りに夕食も買って帰ったりする。非常に便利だ。 しかし‥ 父娘ではなかなかこのイオンモールに来ることができない。近すぎるので同級生がみんな利用するため、思春期の娘は嫌がる。 特に中学生は友達同士で来るため親と一緒にいるところは見られたくない。まあ気持ちはわかる。自分が中学生の頃も同じような感じだった。 結局、父娘でイオンモールに行くときは車で３０分のところにある別のところに行く。 引っ越しの際に不動
先日、近所のショッピングモールに娘が自転車で買い物に行ったのだが、買い物中に雨が降ってきたため自転車を置いて徒歩で帰宅。 それから連日の雨のため自転車を取りに行くタイミングがなかった。 今日、私が時間があったため、娘からカギを受け取り代わりに取りに行くことに。娘から聞いていた場所に黒色のそれらしい自転車を発見。 カギを差し込むと「ガチャ」とスムーズに錠が開いた。 あぁ良かったと乗って帰ろうとしたのだが、何か違和感がある。 「あれ？この自転車、変速レバーあるやん」
先日、娘とテレビを見ているとウサギをペットにするのが流行っているという話題をやっていた。 「ウサギかわいいなあ。ペットでほしいわ」 少しテンションをあげて娘が言う。 住んでいるマンションは犬猫を飼うのが禁止されているため今までペットを飼ったことがない。 「ウサギやったら静かやし飼えるかも。ええなあ」 私も話にのったのだが、テレビの続きを見て口をつむぐ。 「かわいいウサギちゃんなんですが、寿命は９年なんですね〜」 私も娘も「９年きついな…」と頭によぎる。 ９年後
ショッピングモールの授乳室の入り口に書かれている注意書き。 「これより先、パパはご遠慮ください」 当事者が訴えないといけないと思うので書く。いや、正確には娘が中学生になった今、もはや当事者ではないのだが書く。 十数年前に同じような思いをした。当時はおむつ替えの台が男子トイレにないことが多々あった。被害妄想だが、我ら父娘は気にする必要がないマイノリティーなのだと悲しくなったものだ。 まあ多目的トイレは利用できたのでクレームをつけるほどではなかったが。 （ほんと、多目的
中学生の娘と二人で生活しているシングルファーザーだ。 思い出や感じたこと考えていることなどをnoteに書いていこうと思う。有料記事で得たお金を娘の教育費用に使えれば良いなという淡い期待もある。まあそんな不純な動機を全面に出さず、なんというかシングルファーザーへの理解を深めてもらえることが出来るならば嬉しい。 シングルファーザーとは不幸なのか？ 娘には非常に寂しい思いをさせている事に対して、辛く感じる事は多々ある。何かで埋め合わせできないかと思うが、それを見つけられないの
