シングルファーザーは不幸なのか?
中学生の娘と二人で生活しているシングルファーザーだ。
思い出や感じたこと考えていることなどをnoteに書いていこうと思う。有料記事で得たお金を娘の教育費用に使えれば良いなという淡い期待もある。まあそんな不純な動機を全面に出さず、なんというかシングルファーザーへの理解を深めてもらえることが出来るならば嬉しい。
シングルファーザーとは不幸なのか?
娘には非常に寂しい思いをさせている事に対して、辛く感じる事は多々ある。何かで埋め合わせできないかと思うが、それを見つけられないのももどかしい。そういう意味では不幸であると思う。
ただ、私個人は別に不幸ではないと思う。
よく夫婦喧嘩をする友達の愚痴を聞くことがある。
「嫁が掃除とか料理とか全然やらへんねん。俺が全部やってる。ほんまに腹立つわ」
こんな話を飽きもせずよく言っている。
(あ、関西に住んでいるため、登場人物はたいてい関西弁になる)
「いやいや俺はそのやってくれると期待する人がおらんねんけど」
とか思うが、別に友達には言わない。期待をしなければ怒ることもない。期待が叶わなければ大きな不満になる。
また、価値観の違う人間が一緒にいるから衝突する。そもそもそういった人間が傍にいなければケンカになることもない。
「そんなに不満がたまっているなら、もう離婚したらいいやん」
そんなことを言ってみることもあるが、大抵こんな言葉が返ってくる。
「いやまあ子供もおるし。腹立つけど離婚はよっぽどじゃないとやらへんて」
まあ結婚している人すべてがそうだとは思わない。ただこの友達だけかもしれないが。
こんなやりとりをしていると、そういったストレスの無い自分のほうがよっぽど幸せだなと感じる。私以外のシングルマザーやシングルファーザーでもそのように感じる人もいるだろうと推測する。まあ別に声を大にして言うことではないのだが。
「一般的な普通の家庭が幸せである」
それも思い込みのように最近感じる。
少なくとも前述の友達のほうがいつも私よりも顔つきが険しい。
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