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FC運営の悩み:離職を防ぐチームの作り方

離職を防ぐにはどうしたらいいのか?

当社クライアントはFC加盟店が多いです。FC加盟店のクライアントの中でもベスト3に入る悩みが「離職が多い」という点です。

今では、低離職率でアルバイト・パートを募集すればすぐに埋まる状態を作ることができています。(今日は特に触れませんが、グーグル口コミ×採用広告戦略でアルバイト・パート採用で困ることはほぼないです。人手不足も完全に解消しました)

しかし、支援当初は、FC加盟店経営者が店舗経営をする上で、重要にもかかわらず欠如している視点が影響していました。

それが、従業員フォローよりも売上を優先していた、ということです。
従業員のいいなりになって都合よく働かせてあげるためのフォローではなく、承認欲求を満たす関わりが薄い、ということです。

やはりFC加盟店オーナーも売上が低いと焦って従業員にイライラした態度を見せてしまいがちです。これは本当にタバコ並みに百害あって一理なしです。

中には「誰も俺の気持ちなんかわからないんだ」とマネジメントもうまくいかない、FC加盟店オーナーと同じ気持ちになって仕事をしてくれない、など自暴自棄になる経営者がいます。

そりゃそうだ、アルバイトなんだから。
あなたもアルバイトの頃はお金を稼げれば良いくらいの動機で働いていたでしょ。なのになんで自分が会社経営をすると同じ基準を求めるのでしょうか。(と軽く説教をします)

まず、経営者の従業員をマネジメントする上で欠かせない承認欲求に寄り添ったマネジメントスタイルを確立します。

離職は一度のネガティブな機会で辞めるわけではない

「この仕事向いていないと思います」と離職理由とともに辞めていく、入社1ヶ月もしないうちにシフトインを無断欠勤からの離職という残念な離職など、店舗経営をしていると「なんで急に辞めたんだ」とショックを隠しきれない離職を体験してきたと思います。

でも、これだけは言えるのは、何か決定的な理由があった、というよりも積み重なって辞めていくことが多いんです。

私もクライアントワークをしていて店長と面談する機会があるのですが、「どうして辞めたのかわからない・・・」と相談を受けることが多いです。

実は、この「どうして辞めたのかわからない・・・」が一番やばいです。
従業員の感情を理解することができてないのですから。

積み重なったストレスを感知できないことで離職しているわけですから。
従業員を承認することの大切さは先ほど書きましたが、普段から「悩んでいることはないか?」「何か不満に思っていることはないか?」と気にすることが大切です。

早速今一緒に働くスタッフの顔を一人一人見て、いつもと違う表情や言動がないか見てみましょう。「何か不満ある?」「何か不安ない?」と聞いても関係ができていなければ相手も遠慮して「ないです」と答えるだけでしょう。

まずは、コミュニケーションの回数を増やして従業員を知る、ということを中心に話してみましょう。だんだん打ち解けてきたら現状にたいする不満や不安を聞いてみてください。

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