Narihiro Takeda

イベンター/プロモーター/プロデューサー

Narihiro Takeda

イベンター/プロモーター/プロデューサー

最近の記事

NOAH公式note

プロレス団体公式としては初のnoteが開設されました。 https://note.noah.co.jp/

    • いよいよ荒波の中のカルッツ

      決して何かが順調になったわけでもなく、とにかく前向きに明るい話題を提供し続けようとやってきたここ数年ですが、何度目かのピンチです。 来場者の感染対策と同様に選手の感染対策もずっとやってきた中で最大の強敵として現れた濃厚接触者問題により対戦カードが遅れたり変わったりで大変ご迷惑をおかけしております。そしていよいよ今週の日曜日に大原選手の地元カルッツ川崎にてノア真夏のビッグマッチが開催されます。ここにきてのムタまでも濃厚接触の疑いに・・・目玉カードの消失は我々以上にお客様が一番

      • サイバーファイトフェス2021終了

        当初企画した時は全ブランド集めたお祭り騒ぎのまさにフェスをイメージしておりましたが、いつの間にか選手間でギスギスしだし(選手としての社長含め)フェスから戦争に変わった対戦カードはサイバーファイトウォーズとなりました。それでもバックオフィスはDDT事業部とノア事業部でうまく分担して冷静に開催までしっかりと準備ができた結果もあり大成功と言ってよいかと思います。表の場内演出設営等はDDTの舞台監督チームで行い、チケットと裏面運営は合体で、広報チームも合体、ユニバース推進プロジェクト

        • 可能性を感じた#ノア福岡国際

          10年ぶりの福岡国際センター大会 ビッグマッチあとのバックステージは壮絶でした。 アイアムノアの手術の決断 GHCシングルベルトに照準を向けた令和の獄門鬼 記憶を飛ばしてトレーナーに頭部を固定されながらもひたすら悔しがる24歳のノアの未来 威風堂々とインタビューに答え 「清宮にお礼を言っといてくれよ」と言い残し颯爽と中洲の街に消えていく58歳の現役王者 特にメインのノアの復権を担う2人のレスラーによる30分超えの死闘は目の肥えた博多のファンの皆様にも充分満足頂けた

        NOAH公式note

          続き

          前回のnote「いよいよ日本武道館」の最後に "続く" と書いたまま2週間が 経過しました。そして前回の”いよいよ日本武道館”のnoteの続きは実はありません、そんなに求められていないとは思いますがごめんなさい。 2021年2月12日の日本武道館はもう過去の大会なので次の日本武道館に向けて動いて行こうと思います。ひとつだけ振り返るならば、まずご観戦ご視聴ご協力頂いた全ての皆様に感謝すると共に11年ぶりのタイミングが早くても遅くてもジャストあの日でなかったらあのような大会には

          いよいよ日本武道館

          2.12金曜日、遂にノア11年ぶりの日本武道館大会が開催されます。ビッグアリーナの中でも稼働率も高く使用したくても申請さえ中々難しいのが日本武道館です。まずは様々な要因や縁でこの会場を借りれた事が運命であり幸運な事でありました、関係各位様に感謝致します。てっぺん仕込みはドームなどで経験はありますが、前日仕込みは人生初でした、贅沢な仕込み時間でした。客席の全てが真ん中にギュッと集約された素晴らしい会場だと改めて感じました。 昔からプロレス団体は1団体1メディアでの独占的なビジ

          いよいよ日本武道館

          12.29杉浦貴20周年大会PPV

          2020年プロレス大賞が発表されると今年も終わりかと気を抜きがちですが、我々にはまだ実は年間最大の勝負大会となる12.29杉浦軍興行が待ち受けています。これはABEMAプロレス初のPPV大会となります。 このPPV件数によっては2度とプロレスPPVができなくなるかもしれないですし、数字がとれたら次回からはもっと予算をかけたスケールで開催できるかもしれません。 ビジネス規模拡大のチャンスであり失敗したら次はない "Dead or alive" な挑戦

          12.29杉浦貴20周年大会PPV

          株式会社CyberFight 採用

          株式会社CyberFightでは様々な職種にて正社員を募集中です。採用というのは本当に難しい仕事です。日本だけでも100万社以上の会社があり様々な人材を探してる中、当社を選んでもらえるかどうかが会社の未来に直結するわけですから本当に大変な仕事です。この業界に入り25年近くたちますが今まであまり採用に関わったことはないのですが、やはりリクルートに力をいれて素晴らしい組織を作りあげていく事がこれからのCyberFightには非常に重要な事だと思いますので、簡単ですが自分が業界に入

          株式会社CyberFight 採用

          NEW ERA

          今日(18日)明日(19日)NOAHのプロレスが3つのメディア(サムライ・ユニバース・ABEMA)で放送配信されます。私が最初にコンテンツビジネスに関わった20年前の世の中は地上波絶対主義でCSが開局1年くらいの時代でした。当時は会社の重役が地上波放送局と毎年一度の契約交渉をすれば1年間安泰の時代でした。しかしPRIDEがスカパー!と組んでPPVという新しい試みを開始して何万件という数字を獲得していると聞いて海外のボクシングもPPVでモンスタービジネスに拡大している事もありど

          21日からの再スタート前に

          「NOAHのタッグリーグに期待」まっちゃんに東のり、殿(北野武)にタカさん(軍団)、アンドレにレネグレイみたいなタッグが私個人的には好みです。W主演も悪くないですが、お互いを補うのがやはりタッグチームの醍醐味であります。今年のタッグリーグも昨年同様にシングルにはない展開が生まれてタッグリーグならではの名勝負がシリーズを通して展開される予感がヒシヒシとしています。日程変更で更に毎日サバイバルなリーグ戦になりました、ご期待下さい。 「今後について」WWEはレッスルマニアをパフォ

          21日からの再スタート前に

          3.8横浜文体中止

          プロレスリング・ノアの旗揚げ20th記念大会の第2弾・横浜文化体育館大会が中止になりました。過去にも色々な事情で大会中止は経験済ですが今回のパターンは過去にないパターンでした。基本的には政府発表は主催者に判断を委ねるというものでした。今回は政府からの「1.2週間」と「大規模」という部分に当てはまるので延期もしくは中止を選択しました。今回の件は、不謹慎な発言と言われることを気にしてしまうと伝わらない言葉しか残らないのであまり気にせずに書かせて頂きます。横浜文体はノアにとってはビ

          3.8横浜文体中止

          テーマ曲

          昨日ツイートしました、ビジョン発表以外にお客様の気持ちを揺さぶる瞬間として選手入場シーンがあるとのご意見をたくさん頂きました。 いわゆるテーマ曲が鳴った瞬間ですね。 現状原盤権の問題で、自社のYouTubeチャンネルや今後もし自社運営でSVODを開始した場合も (DVDもあてはまります) NOAHの選手の曲の大半は消音処理になります。大雑把に説明しますと、原盤権は著作権(JASRAC)とは全く違う権利ですので、主には原盤権を所有する各レコード会社との交渉が必要でありテレ

          興行のお仕事

          プロレス業界での住み分けですが、プロモーターとは興行主(主催者)、イベンターは運営(会場まわりや設営統括管理)、プロデューサーはコンテンツスケールを創る人となります。 プロレス 業界では、イベンターとは担当営業マンが担う立ち位置です。この位置に絶対的に人員人材が不足しています。このイベンターの仕事につけるかつけないかはただ一つ、情熱パッションがあるかないかその熱量で決まります。 更に成功するかしないかはその情熱を持続する刺激と圧倒的な現場経験です。 まずはその職に憧れる

          興行のお仕事

          リデット社での学び

          会社のトップとの面談、上司との面談、同期との打ち合わせ 一番理解しやすいのは同期との会話、次が直属の上司、一番理解しずらいのはトップ面談。しかし自分自身がステップアップすればするほど理解度が上がります、理解度があがればあがるほど更にステップアップします。 入社まもない社員がトップの考えを理解できないのは当然、しかしながらわからなくてもその指導を受け入れてひたすらやるか、理解できないからやらないか、そこに差が出ます。言われたことをやり遂げるとステップアップして、あの時のあの話は

          リデット社での学び

          チケットが売れない part.3

          続き  〜最終章〜 結論 まずはチケットを売るという発想からの脱却! チケットを購入するということは、その紙に価値があるわけではなく NOAHというコンテンツやファンサービスを見るため参加するために買うわけです。 全国各地に営業サポートして頂ける方もたくさんいます、そんな皆様の為にも来場して頂いたお客様が満足して頂ける空間を作り出していく必要があります。 1.興行ビジネスかコンテンツビジネスか相撲から派生したビジネスですからやはり興行ビジネスであり営業が根幹でありチケ

          チケットが売れない part.3

          チケットが売れない part.2

          続き 大規模な大会ならばチケットが売れない場合には対戦カードに工夫を、参加選手を強化しよう、専門誌に煽り記事を頼もう、SNSで宣伝しようとなるわけですが、長期巡業となりますとそう簡単な問題ではなくなります。 1.そもそもまだ巡業(シリーズ)をやる実力がないわけです。溢れるほどのファンを作ることがまず先決であり、そこから収益化を考え、システムを作り、スケールアップしていくという手順が必要です。 いきなりポップステップジャンプで地方巡業を開催しチケットを売るこれは至難の技で

          チケットが売れない part.2