3.8横浜文体中止

プロレスリング・ノアの旗揚げ20th記念大会の第2弾・横浜文化体育館大会が中止になりました。過去にも色々な事情で大会中止は経験済ですが今回のパターンは過去にないパターンでした。基本的には政府発表は主催者に判断を委ねるというものでした。今回は政府からの「1.2週間」と「大規模」という部分に当てはまるので延期もしくは中止を選択しました。今回の件は、不謹慎な発言と言われることを気にしてしまうと伝わらない言葉しか残らないのであまり気にせずに書かせて頂きます。横浜文体はノアにとってはビッグマッチ大会でありビッグマッチの収益モデルは収穫逓増(しゅうかくていぞう)型であり損益分岐点を超えて、さあ全カード発表してここからが利益だというタイミングでした。CA体制初のビッグマッチでありG+も生中継、対戦カードもGHC4大タイトル+豪華ゲスト参戦のノア最高峰の闘いの場でしたし、プロモーションもたくさん仕込んでいました。実は今回の騒動前に個人的に次世代のイベント業界裏方を目指す為のオンラインサロンを開設しようなんて動きも協力者の皆様とあったのですが、イベント業界が大変な時期に「イベンターになろう!」みたいなアピールしても効果的ではないと判断して一旦ストップしました。今回の件で一番感じたことは「ビッグマッチがなくなるのは痛い」とか「親会社がついてるからよかった」とか「内部留保が必要だ」(これは少しありますが)ではなく、とにかく早急にいつ何時の為にもゲート外収入=コンテンツビジネス売り上げを増やさないとまずいということでした。ゲート外とは、リアル(興行)とネット(興行外)のネット部分ですが、リアルの人気を一気に物凄くあげないとリアル抜きではリアル以外の売り上げのみ作り上げることは不可能なのです。なのでまだコンテンツビジネス発展途上のノアにとって興行ができないことは、コンテンツ売り上げを作る途中の作業も止められてしまうという2重のダメージがあるわけです。しかし、よかったこともありました。こういう時はイベントビジネスに精通する現場型社員が多い会社なので一致団結します。文体ロスを丸々カバーはできないですが、今できる事を各自考えて実行してくれています。きっと今回の事態が収束する頃にはチームがまた力強くなってる事でしょう。

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