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10%を工夫すればオシャレに見える!「wear」を活用して服選びにおけるミスをなくす方法

年末年始セールを言い訳に10万円分服を買いました。家でファッションショーやるくらいには浮かれています。

今年のお正月は「服選びの方法を再現可能な仕組みとして整理する」ことに挑戦してみました。買い物後の満足感だけでなく、ショップのスタッフさんとの会話からも結構手応えを感じています。

服を買うことが好きな方はもちろん、かつて服選びで失敗してしまったことがある方、効果的/効率的に「イケてる」服を買いたいよ、という方にとって、少しは役に立つ情報になっていれば嬉しいなと思います。長いですが良ければお付き合いください。

目次

1)そもそもオシャレだと何が嬉しいの?
2)まず何がNGなのかを頭に入れておこう
3)「wear」で何を買うのか見極めよう
4)実際に試着しOKであれば購入
5)買い物完了/戦利品報告


1)そもそもオシャレだと何が嬉しいの?

結論から言うと「イケてるだろ俺」という謎の自信のおかげで、案外他のことも頑張れちゃうよ!というのがメリットです笑

これは完全に後付けですが、「イケてるな」って自分が思えてると、なぜか方々にやる気が湧いてくるということに気付きました。不思議ですね〜

また、モテるための先行指標が「自信」だという話も聞いたことがあり、ファッションがそこに与える影響って大きいんじゃないかなー、なんて期待をしていたりもします。笑


2)まず何がNGなのかを頭に入れておこう

さて、本題の仕組みづくりの話をしていきます。今回は、本当にお洒落を志向する「個性的だね」ではなく、「似合ってるね」というニュアンスで褒めてもらえることを目標とし、それを実現する服選びの方法を仕組み化することを目指しました。

僕の経験上、なんとなくで買ってしまうと、それは大抵使いづらい/似合わないアイテムだったりして、失敗したなーなんて思うことが結構ありました。

そんなこともあってか、1番初めにまずやるべきだと思ったのは「何が失敗なのかを理解し、そうならないために最低限やるべきことを知る」ことでした。言うなれば、攻めるための知識というよりも、ミスをしないための「守り」の知識です。

服選びにおいては、以下の3つさえ気を付ければ、最低限のポイントを抑えていることになりそうだとわかりました。重要度高い順です。

①サイズ感
体型に合った服を選ぶ。たしかに安い服でもお洒落な人が着るとそれを感じさせませんよね。とはいえ、何がgoodで、何がbadなのか。僕の場合、そんな判断は出来ないので、お店で各サイズを試着し、スタッフさんに判断してもらうことにしました。

②カラー
基本はモノトーン+1色とのこと。また、パーソナルカラーという色彩理論があります。これで自分に似合う色がどういうものか知っておきましょう。ちなみに僕はAUTUMNでした。

③柄
柄の面積が増えれば増える程、難易度が高まっていきます。初心者は無難に無地を選ぶべきかもしれません。


3)「wear」で何を買うのか見極めよう

さて、上記の知識を前提として、どんな服を買うべきかを検討していきます。結論から言うと、「wear」という素晴らしいサービスを使って合理的に買うべきアイテムを決定する方法がおススメです、というご提案になります。

大前提として「良質なインプットなくして良質なアウトプットは出せない」という思想があります。このプロセスを「wear」というサービスを使うことで、効率化していきます。

もう少し具体的には「理想のコーディネート」の解像度を高め、それを元に買うべきアイテムを洗い出し厳選していく、というプロセスを「wear」上で踏んでいきます。

さて、さらに具体的に見ていきます。


①「理想のコーディネート」の解像度を高める

「wear」というサービスでは、一般のお洒落さんたちのコーディネートがたくさん見れます。やることはとてもシンプルで、自分が好きなコーディネートをひたすらお気に入り登録していくだけです。

このように雑誌のファッションスナップを見るような感じで、色々な人のコーディネートを見ることができます。


その中で気になったものがあれば、+ボタンを押すことで、お気に入りに登録することができます。


下記ポイントを意識しながらやると効率が上がるのでオススメです。

・NG3点を回避できそうか
・パーソナルカラーと合致するか
・そのコーディネートのどの部分を気に入ったのか


ちなみに、僕がお気に入りしたコーディネートはこんな感じです。

このお気に入りリストを作っていくことで、やりたい/やるべきコーデにおいて意識すべき点がどんどん浮かび上がってきます。僕の場合は以下のようなことがわかってきました。

・僕は丈の長いコートをきれいめに着こなすスタイルが大好き
・緩めのワイドパンツを着こなすスタイルが大好き
・全体の10%(襟/シャツ裾/ソックス)を工夫するとお洒落に見える
・ドレスシューズの万能感がすごい


②買うべきアイテムを洗い出す

さて、理想のコーディネートがわかったところで、今度は買うべきアイテムを抜き出していきます。これもやることは簡単で、アイテムごとにリストを作っていくだけです。

「wear」のすごい点は、コーディネートをパーツに分解してくれる点です。どのお店でいくらで買えるのか、までわかります。以下で実際の手順を簡単に見ていきましょう。

これは先ほどお気に入りリストに入れたコーディネートです。


この画面を下にスクロールすると、このような画面が出てきます。


気に入ったアイテムがあれば、これも同じように+ボタンでお気に入りに入れることができます。ガンガン入れていきましょう。

※下の画像のように「購入するボタン」がないアイテムは、リストに入れることができないので注意してください。僕はその場合スクショで対処しました。


これで、以下のような「今回買うべき商品の予備軍」が完成します。


③買うべきアイテムを厳選する

予算に制限がある場合は、買うべきものを厳選する必要があります。僕は以下の点を留意しながら優先順位をつけていきました。

・出現頻度が高いアイテムかどうか
・そのアイテムの好き度が高いか
・NG3点を回避出来るかどうか

※言わずもがなですが、どのコーディネートでも使われているものこそが万能アイテムなので、優先順位が上がります。今回の例で言うと、黒のドレスシューズやスキニーパンツ等がそれにあたります。

今回は直接お店を回る効率性を高めるために、wear上の買いたいものリストを横目に、項目だけEvernoteに転記して優先順位を管理していきます。イメージは以下の通りです。

※アイテムに出会えるだろうお店をリストアップしておくと便利です。また、アクセスを考慮して、どの順番でお店を回るか決めると当日の効率がグンと上がります。

※ちなみに僕が今回オンラインで服を買わないと決めた理由は2つあります。1つは、服選びにおいてはサイズ感が最重要とのことなので、それはプロにちゃんと見てもらいたかったからです。2つ目は、買ったものを基準に以降買い足すものを評価しやすくなるからです(これは途中で気がつきました。合わせてみたり、一緒に試着したりします)


4)実際に試着しOKであれば購入

さて、上で作ったリストを使いながら、実際にお店を回っていきます。先ほどのリストにアイテムの特徴を書き足しながら優劣を評価していきます。

ポイントは見た順ではなく、好き順でアイテムを並び替えることです。具体的にいうと、「①グリーンレーベル vs アローズ → グリーンレーベルの勝ち、②グリーンレーベル vs BEAMS → グリーンレーベルの勝ち」というように選んでいきます。こうすることで、最終的に一番上に来たアイテムが原則買うべきアイテムだとわかります。これは「チェスターコートが欲しい」だけでは出来ない芸当です。「アース感の強いオリーブ色のチェスターコートが欲しい」という解像度まで前段で高めたことによってこれが実現出来ます。

また、別の角度からも補足すると、「あ、この店で買えばよかった」という後悔を残さないためにも、見るフェーズと買うフェーズは明確に分けることをオススメします。これをするために見るべきアイテムを絞っていると言っても過言ではありません。実際にほとんどのアイテムに目が行かなくなるので、1店舗あたりにかける時間は従来より大幅に削減できました。

ちなみに僕の場合、ドレスシューズが顕著だったのですが、まずアローズを先に見て、残りわずかであること、40%値引きであったことから衝動買いしそうになりましたが、グッとこらえました。結果的にはグリーンレーベルでドンピシャなものと出会い、そちらを購入し、かなり満足しています。こんまりさんではないですが、服を触ったときにしかわからないトキメキというのは大いにある気がします。


5)買い物完了/戦利品報告

こうして合計18点のアイテムを購入することが出来て、戦闘力がかなり高まった気がしてます笑

ちなみにこちらが戦利品の一部です。めちゃくちゃ満足。周りからも「え、おしゃれになっとる」と褒められ満足しました笑

(写真の撮り方を勉強せねば。。。笑)


まとめ

・ファッション頑張るとQOL上がります
・サイズ感/カラー/柄のNGを覚えておこう
・wearを使って実現したいコーデを見つけよう
・wearを使って買いたい服を見極めよう
・試着しスタッフさんにアドバイスもらいつつ購入しよう


さいごに

いかがでしたか。少しでも参考になっていることがあれば嬉しいです。

ここだけの話ですが、僕は服が大好きです。お洒落を楽しみたいです。ただ、前から思っていたんですけど、服が好きって宣言するのって結構ハードル高いですよね。。

「そんな程度でよく言えたな」という見えない誰かからの揶揄が怖くて。

共感して下さる方がいらっしゃるかわかりませんが、そういう恐怖を少しでも無くせたらいいな、なんてこともちらっと思いながら記事を書きました。

こういう活動も、熱狂やエモにつながっていると信じて、自分が好きなものをどんどん追究していきたいなって思います。

最後までお読み頂きありがとうございました!ぜひみなさんのやり方も参考にさせて頂けると嬉しいです!

熱狂とエモで心彩られる人生を目指して頑張るプロジェクターとして、日々の気付きを言語化していくノートです。