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「光を呼ぼう その先で待ってるぜ」 HGYM大感謝祭2020 @青山月見ル 3/14

2020年3月14日大好きなHGYMのライブを見に、青山月見ル君想フに行ってきました。正確には、今から行くので「いってきます」。

久々ですが、この日のライブのレポを書いていきます。見る前、行ってからと時間軸が行ったり来たりすると思いますので、ご了承ください。

 

 

ライブまでのこと

HGYMって?という方は下記を見てくださいプリーズ。

 

前回のライブ(11月)には決まっていたこのワンマン。誰もがわかっていると思いますが、新型コロナウイルスの影響でこのライブの開催も危ぶまれました。

やるのかな、やらないのかなと思う日々で。やってもやらなくても複雑な気持ちが残ることは想像できた。

そんな中、HGYMからお知らせ。

「やってもやらなくても英断」だと思う。だってこんな状況下で本当の答えなんて誰にもわからないもの。

前日夜の払い戻し申請期限まで悩みに悩んだ。
「少しでも心配な方は」と言われても、1ミリも心配のない人なんていない。HGYMだけじゃない。どんなアーティストのファンも悩まない人なんていない。

それでも僕は参加する道を選んで、今こうして楽しみな気持ちでこの記事を書いています。

前日の家族間会議で「参加する・しない」を議題に協議を重ねた。行くと行かないを行ったり来たりした。このライブはYouTubeで生中継される。お家で楽しむことが出来るからだ。

そして何より、HGYMはこの状況下でのライブに生で参加した人、しない人で優劣をつけるバンドではないこと。

当日朝まで悩んで、やっぱり行きたい。となった。どのみち参加しなくても払い戻しはしないと決めていたので朝の決断になった。

 

HGYMからはライブに関する注意事項が発表され、文面だけでなくはまちゅん( https://twitter.com/hamahamachun )から可愛いイラストでの注意事項も後から添えられた。

文面だけの注意事項はどうしても殺伐として見えて。
こうしてあたたかなイラストでの注意事項を添えてくれるところが、HGYMの優しいところだなと。
楽しみな気持ちが優しく心に広がった。

一応ここで、昨年3月14日のワンマンのレポを貼っておきます。

HGYMのライブを一言でいうと「多幸感」だと思う。
年明けから一気に様変わりしてしまった世の中で、僕は多幸感を受け取りに、霙混じりの空の下、今から青山に向かう。

 

 

会場に着いて

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雨の青山御苑前。

今までとそう変わらないようにも思えるけど、いつもより静かに感じる開場前。

検温を順番に無事済ませ(平熱が高いので本当にドキドキした。)て、中へ。
入り口ではスタッフの前で手指消毒を徹底。

中もいつもより静か…

青山月見ルの内階段をステージ前へと降りる。

この会場にいる人で、「参加する・しない」を悩まなかった人は一人もいないんだろうなぁ。
きっと同じように悩んで、来ることを選んだ人たちだろう。
誰も「絶対に自分は感染していない」と言い張ることは出来ないのだから。

会場内で待っている今も、正解はわからない。

と、ちょっと思っているとはまちゅんからの注意事項アナウンス(DBの悟空風味/無理してる感が半端ない)

これにより和らぐ会場の空気。

 

 

ライブ本編

セトリ(違ったらごめんなさい)

ハッピーバースデー
HGYM
春色の君はかわいい
ウォーリー
GFTs
シャナナナ
朝の光
風に吹かれて(新曲/桃野リードvo)
find(新曲/meiyoリードvo)
MDM(新曲/中澤withはまちゅん)
noel
シンクロナイズドテレパシー
(アンコール)
-5
HGYM
SBDP

 

 

あくまで“いつも通り”の彼ら

この日は橋口さんのバースデーということで、ハッピーバースデーからライブはスタート。メンバーは「HappyBirthday」と書かれたサングラスや帽子、パーティー帽子を被って登場。バースデーパーティ幕開け。
本当なら、観客も含めてみんなで大合唱だったんだろうなと思ってしまったけれど、なんとはまちゅんはトレードマークの学ランにマスク姿。しかも大きく✖が書かれていて(ビニールテープだったけれど)、「しゃべれないキャラ」で登場。
観客と同じように発声せずにこの曲を迎えた。

中盤まではいつものHGYMの楽曲たちが並ぶ。HGYMはリードボーカルが曲によって変わるのが特徴の一つだと思うのだけど、どの曲もいつもの煌めきを失わず、橋口さんと橋口さんの曲に集まったファンを喜ばせた。

ハッピーバースデーから流れでバンド名でもある楽曲「HGYM」。
ファンとはまちゅんは事前のお約束通り、HGYMのハンドマークを小さく行う。まだこのお約束を守りつつの鑑賞にぎこちなさがあるものの、それぞれがライブの始まりに心をめいっぱいに踊らせていた。
桃野さんのボーカルもいつも通りの力強さ。monobrightファンだった僕としても、桃野さんをフロントに立たせてくれたHGYMには感謝しかない。(このことは何度だって言い続ける)
そのまま桃野さんのボーカルで「春色の君はかわいい」。この曲でHGYMを好きになったといっても過言ではない。まるで春の暖かさにまどろむように、ぎこちなかった心が少しずつほぐされていくのがわかった。それはきっと僕だけではなくて。
それだけこの楽曲はHGYMの音楽の温かさがストレートに伝わる楽曲だと思う。

磯貝サイモンさんにリードボーカルを移しての「ウォーリー」。
これも彼らの定番曲だ。ピアノの繊細なイントロからしっとりと歌い上げる磯貝さん。幾度となく橋口さんに捧げられたこの曲あたりで、もう完全に観客の心も“いつも通りの”HGYMのライブになっていた。まるで世の中の悪い喧噪なんかなかったかのように。
中澤さんのギターソロに入る際の掛け声「中澤さぁ~ん!」と呼ぶところで、声は出さずにみんなそれぞれ口元に手を添えたり小さく指差しをしたりと、思い思いの掛け声のアクションをしていた。
声を出せなくても、完全に僕らは楽しんでいたことがわかる瞬間だった。

続いてはmeiyoことワタナベタカシのリードボーカルで「GIFTs」。
最年少の彼の歌声も特徴的で、簡単に言うとめっちゃ可愛い。柔らかそうな表情の印象も相まってめっちゃ可愛いのだ。めんこい。この日「ワタナベタカシはめんこいな」と何度心で叫んだかわからない。後述する新曲も最高にかわいかった。
ところで他の楽曲の際でも、ワタナベタカシと近藤美里さんのコーラス隊の可愛さたるやいなや。気まぐれに混ざるはまちゅんも相まってこの一帯の空気感が特にほわっとしていて優しい。世界中こんな空気感ならいいのに。そう願わずにはいられない。

「シャナナナ」はお待ちかね中澤さんのボーカルで。
ボディーランゲージやや多め(通常運転です)で、一気に会場のボルテージをアゲるのが彼の役割のように思う。
この日の彼のファニーボイスでも、会場の空気は最高潮に楽しくなっていた。りっちゃんの笑顔もまぶしい。ステージ上にいる誰もが「楽しい」と心から思っていることが伝わる。タロウさんもずっと微笑んでギターを鳴らす。誰かの笑顔に呼応するように笑顔がステージ内外で伝播する。

「朝の光」は桃野さんにボーカルを戻して。
この曲を聴くとmonobrightの「別の海」を歌っていた桃野さんをふと思い出す。「ウォーリー」とはまた違ったしっとりさで情感たっぷりに歌い上げた。正直僕はこの時泣いていた。マスクの縁が涙を吸っているのがわかるくらいに。

 

 

新曲3曲を初披露

橋口さんの楽曲からではなく、橋口イズムを受け継ぐ楽曲をメンバーが制作。
言い出しっぺはりっちゃんとのこと(感謝しかない。ナイス言い出しっぺ)。

「作曲できる人の数だけで言うとビートルズを超えている」。確かに。
桃野さんが「数えきれない!」と言い出すとすかさず中澤さんが「数えきれるでしょ」とツッコミ。タロウさんも「幼稚園からやりなおしなさい」と連携プレー。

まずは1曲目。桃野さん作の「風に吹かれて」。
ボーカルも彼が務めた。
これは3曲ともに共通していて、それぞれ制作者がボーカルを担当していた。加えて一部メンバーがパートを入れ替えての大席替え!これも多彩なメンバー揃いのHGYMだからできること。
「風に吹かれて」は、橋口さんっぽさもありながら、すごく「みんなのうた」感があった。優しい。子どもたちに届けたい曲だ。NHKの関係者の方が居たら、この楽曲が音源化した暁にはぜひみんなのうたに採用してもらいたい。
橋口さんの曲で「Top of the world」という曲があって、これもすごくみんなのうたっぽくて好きだったりする。
ある意味それに続く印象のある曲だった。優しい作風で草原のイメージ。

2曲目はmeiyoくんで「Find」。
めんこい。
HGYMグループLINEで、桃野さんが上記の「風に吹かれて」を載せた後に一晩で歌詞を書き上げた1曲。
本当は自身の別の活動に曲だけ作っていてボツにしていた、曲だけは最高な作品だったそう。
桃野さんの曲を聴いて、HGYMで演りたいと思った途端に一気に筆が走ったと語る。タロウさんの「エピソードが天才っぽい」には思わず頷いた。
曲の印象は明るいポップで可愛い感じ。歌詞を鑑みると、HGYMのメンバーを「僕のレジェンドミュージシャンたち」と彼がコメントしていた事を思い出す内容になっていた。メンバーとこのバンドが心底好きなんだなと聴いていて感じて、微笑ましくなるような。
とにかく終始めんこいので本当にズルい。そう。ズルい位にめんこい。耐えられず帰りに彼の音源を買って帰ったのはここだけの話。

最後は中澤さんとはまちゅんの共作「MDM」。
実はりっちゃんの言い出しっぺの際に一番に(というかこの時既に)曲が出来ていたのは中澤さんだったとのこと。しかしワンフレーズだけで、はまちゅん協力のもと完成となったそうです。
「MDM」という某土地(たぶんあの辺り。)で友人と居酒屋に飲みに行くストーリーの楽曲。
めちゃくちゃ中澤さんっぽい。ゴーイングのナカザの~★シリーズみを感じるのに、しっかりHGYMというより橋口さん感がある。
ミラーボール風の照明の演出もあり、キラキラ感たっぷり。シャナナナ同様もりあげ隊長な中澤さん。途中ではまちゅんもラップで参戦!メンバー紹介風のリリックで歌詞にメンバーカラーブチ込むのが大好きな僕としてはすごく満足。
ボーカル二人というよりもMC二人な構図が新しくも、同級生なふたりらしさを感じざるを得ません。要は最高でした。最&高。

 

 

終盤~アンコール&エンディング

新曲を3曲終えたところでライブは終盤へ。
一昨年の年末に発売した橋口さんの未完の楽曲をHGYMメンバーで完成させた「Noel」。
以前のライブの感想でも書きましたが、HGYMの持つ多幸感はクリスマスの持つ多幸感にとても似ていると思っていて。なんというか。刹那的であったり偶発的に起きるものではなく、必然的、絶対的な多幸感であるように思うんです。そのイメージが合致するのがこの「Noel」だと、勝手にクリスマスソング認定しています。僕は。
ボーカルは再び桃野さんへ。はまちゅんのクラップのお知らせに合わせて観客みんなでクラップ。タイミングもばっちりでした。

最後はこれまた定番曲の「シンクロナイズドテレパシー」。
これもボーカルは桃野さん。力が入るのはアンコール前の本編ラスト曲と言うだけではないだろう。力強く、切なく、噛みしめるように。
橋口さんへ、会場の観客へ、配信で画面の前に居るひとりひとりへ届けようとステージ上の全員が想ってくれている。それを会場で、画面の前で受け取ろうとしているひとりひとりがいた。それらが当たり前でなかったことは、3.11の震災の時にも学んでいたはずだったけれど、改めて受けれる日々の尊さを感じた。温かいステージだった。
あなたたちっていつもそう。

アンコールはメンバーそれぞれの告知(桃野さん曰く長かった)を挟んで「-5」。
毎度ボーカルの桃野さんはこの曲のイントロで階段や(町田まほろ座)ドリンクカウンター(渋谷eggman)から登場する。今回は前回の青山月見ルと同じく2階席から。キラキラでかっこいいこの楽曲で最後の盛り上がりを見せる会場。ライブ中の動きや発声に制限がたとえあったとしても、「ああ、終わってくれるな!」とやっぱり思ってしまう。超かっこいい。

アンコール最後はやっぱり「HGYM」。この日の最初の曲をもう一度演奏し、ライブは幕を閉じた。

幕を閉じた後のエンディングに、」橋口さんが自分自身の誕生日の為に制作した完全未発表曲「SBDP」(これもタイトル違っていたらすいません)が流された。はまちゅんのipadにしか入っていないんだとか。貴重。

 

 

ホスピタリティ隊長

はまちゅんは“はまちゅん”担当だけじゃなく、“ホスピタリティ担当”だと思った。
ライブの注意事項はもちろん。
ライブ本編ではマスクに「✖」をつけてしゃべらないキャラを演じたこと。
毎度だけれどクラップのタイミングや回数をジェスチャーで必ず教えてくれること。
世の中で起きているざわめきを感じさせないくらい楽しませようとするメンバーの中でも、彼は客席側に立って不安にさせないように、心から楽しむことが出来るようにしてくれていた。
彼のコミカルなキャラクターで包んだ中にはそういう観客へのやさしさがこれでもかと詰め込まれていると感じる。
彼の個人的に配信しているラジオでは、ネガティブな一面を見せることが珍しくないのだけれど、そのネガティブな部分は誰かの不安に気付きやすくなったり思いやることが出来る長所なんだと思う。
僕もネガティブになることがあるから、見習いたいと改めて思った。
おかげさまで、すごく楽しむことが出来ました。HGYM、はまちゅん、ありがとう。

 

 

HGYMではじまりHGYMで終わる

今回のライブは、ハッピーバースデーを除けば「HGYM」ではじまり、「HGYM」で終わった。
前にもあった演出かもしれないけれど、今回ほど意味があったと感じたことはなかったと思う。

最初の「HGYM」ではまだ観客はライブ中の制約やいろいろな思いを抱えて来場すること、画面の前で楽しむことを決めた“こわばり”が少なからずあったと思う。
冒頭でも書いたけれど、ただの1㎜も何も考えないで会場に足を運んだ人はいないと思う。
配信を選んだ人もそれは然りで。会場に来たい想いでしかなかったけれど、それでも配信を選んだのだ。
それを解していくのが最初の「HGYM」だった。はまちゅんも✖マスクで。

アンコールでの「HGYM」はそうではなかった。
はまちゅんは✖マスクを外して、いつも通りの「HGYM」だった。もちろんポーズはコンパクトver.だったけれど。
筆舌しがたいけれど、兎に角空気感がまるで違っていた。光に満ち満ちていて、まるでこの先にいつも通りの平穏な毎日と音楽が必ず待っていると言ってくれているようで。
本当に「何事もなかったかのよう」だった。
今、イベント音楽関係だけでなく世の中が大変なことになっていて経済だってどうなるんだと仕事に向かえば話題に上がる。そんな中でライブを行った彼らは、けしてタイタニック号の楽隊なんかではない。少しでも不安なく楽しいひと時をおくってくれたら、そう思ってくれていたと思う。
しかしそうではなくて。あのひと時だけではなくその先の未来にも、そっと光を差すようなそんな印象があった「HGYM」だった。

最初とアンコールでのコントラストに違いがあったと感じたのは、大きくは受け取り側の気持ちの変化が大きかったんだと思う。
ライブでしっかり“こわばり”も“不安”も解されていたから。

 

 

さいごに

暫く、ライブに参加してもレポを書いていなかったけれど、今回ばかりは書かないとと思った。ファンレターでもツイートでもなく、僕の為にもこの日のこのライブをこの長い記事で残しておきたかった。

本当に楽しかった。行って良かったと感情面では心から思うけれど、正解だったかはわからない。
そもそも正解なんてないとも思う。

次のHGYMは6月の予定。その頃には今の騒動も落ち着いているといいな。
仕事柄、落ち着いていたら行けず、落ち着いていなかったらいける可能性があるのだけれど笑
それでも収束を願うばかりです。

 

下のツイートはそのお知らせと、かっこよすぎる彼らの新アー写。

最高。

手放しに推せるバンドなので、ここまで読んで下さった方は是非YouTubeやサブクス配信もしているこのライブでも演奏した「Noel」をちょっと試聴してみてください。

本当におススメです。

 

 

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