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半径100メートル以内のコミュニティー ①

私達のフードコープとDavid Byrne (トーキングヘッズ)の'Reasons To Be Cheerful'


私にはご近所さんのコミュニーティーがある。それは、フードコープであったり、畑仲間でもあったりする。ほとんどの方が日本のフードコープといえば、食料品の共同購入を想像するよね。私達のは似ていて違なり。ちょっと味付けがあるの。私達のグループはこのCooporation Town(下記のリンクでご覧下さい)が去年立ち上がって間も無く発足した。先ずは、それぞれの小規模コミュニティが運営していて、グループで毎週購入するものを決め、それを分ける。そこは今の所お野菜やフルーツのみなのだけど。でもほとんどが無料のもの(サムネイルの写真)が毎週やってきます。食料廃棄の問題。これを受けて今年の8月、大手スーパーマーケットのWaiteroseは' best-before date' (賞味期限/消費期限 :なぜ日本語は分けるのか?自分の感覚も人に判断してもらわなければならないのか?不思議。)記載を撤廃した。一年経って、今ここ英国はEU離脱、ガソリンなどの高騰の影響で物価の上昇が半端ないですよ。それもあり、発足当初よりも無料で回ってくるものはかなり少なくなっていますけどね。それでもやっぱり、かなりありがたいよぅ。自分が食べない、食べきれないものは近所の人に回したり、グループ内で調整したり。でも私にとって一番の収穫は、ご近所さんと知り合えたことだよねぇ。何か困ったことがあれば、いつでも声をあげられる。そして知恵や実際の行動で助けてもらえる。わたしはロックダウン直前に越してきて、2年。そうのうち1年は訳あって日本だったのに、わずか1年でこんなにいいコミュニティーに出会えた。


そこで、David Byrne (トーキングヘッズ)の'Reasons To Be Cheerful'。彼は当時世界で起こっている暗い出来事(当時は、アメリカ元大統領トランプ氏関連、英国のEU離脱を問う選挙選など)ばかり取り取り上げられて鬱々とした日々を過ごしていた。そして2016年からこの私たちの住んでいる世の中のこの状況へのセラピーとレメディの為に、良い話を集め始めた。そして2017年、ニューヨークでこのアイデアを発表し、2018年オンラインプラットフォーム'Reasons To Be Cheerful' (差し詰め、「気分が良い理由」ってところかな)を立ち上げて世界へ発信。これは自分の身近なことに目を向けて、それが少しずつ環境や関係を変えていくというムーブメント。

では、'Reasons To Be Cheerful' のことについて、次の記事で紹介することにしまーす。


英語のサイトですが、リンクを貼りますね。


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