ぷりぷりぷりん

33歳で潰瘍性大腸炎を発症。様々な治療にチャレンジしています。

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最近の記事

3回目の腸内フローラ移植(2)

先生をお待たせして、ようやくベッドに。 身体は左を下にします。しまった、靴は右側で脱いだままだった。(トイレは左側) 先生「では、塗りますね〜」 始まってしまった。2回目ともなれば、塗る潤滑油の説明は省かれます。まあいんですけど(笑) 先生「では、いれていきますね〜」 私「は〜い」 先生「どうですか?」 私「大丈夫です(大丈夫じゃないならどうするんだろう?)」 液は体温に近いので、入っている感じは少ししますが、程度はわかりません。 先生「はい、ぜんぶ入りましたよ〜」 私「

    • 3回目の腸内フローラ移植(1)

      腸内フローラ移植は、3回かけて行いますので、今回が最終日。 1回目は大腸カメラにて盲腸付近から注入されます。 2回目は前回の1週間後に注腸カテーテルで肛門から注入されます。 3回目も、前回の1週間後に注腸カテーテルとなります。 今回は3回目ということで、専門の担当医師に会う最後のチャンスかもしれないと思い、いくつか質問を用意して臨みました。 そして、2回目の反省を踏まえて、3回目は快適に体制を変えれるように準備を行おうと決意します。(看護師がいないので、施術後にお尻を拭いて

      • 腸内フローラ移植後の体調と心の変化

        1ヶ月の間に合計3回の腸内フローラ移植の途中ではありますが、さっそく体調や心の変化がありました。 体調のほうは、便意の切迫度はそれほど変わりません。ただ、少し便意からお手洗いに駆け込む時間についてはやや余裕が出てきたと思います。 症状のピーク時の日常的に「しぶり腹」というのはまったくなくなりました。1日に1回のお通じの際は、少しありますが、改善している実感があります。 1、スナック菓子を食べなくなった。 元々酒豪なので、嗜好品といえば、スナック菓子よりは酒のつまみになるし

        • 腸内フローラ移植後の食事について2

          腸内フローラ移植2回目を無事終えて、せっかくいただいた健康な人のフローラを大切にしよう、と気持ちを新たにしているわけですが。 なかなか理想に近づけるのには努力が必要です。 そこで、努力しなくて良い食事について思案してみました。 ・買うだけで、良いパターン 食材の買い物の時に、腸に良いものを買う。 納豆、梅干し、キムチ・・・これらはご飯に添えるだけで、食べられるということで、常備することにしました。 ヨーグルト、バナナ・・・ちょっと空腹の時に食べられるようにしました。 ・

        3回目の腸内フローラ移植(2)

          2回目移植後の症状について

          1回目の大腸カメラでの腸内フローラ移植から7日後に、2回目の移植を注腸にて行ったわけですが、症状としては劇的に良くなったという実感はありません。 実感している変化 再燃した2年前から、症状はしぶり腹や血便、お手洗いの頻回という潰瘍性大腸炎の典型的な印象でした。当然仕事は休職。気持ちもややダウン気味で、家事をするのも億劫なくらいです。 しぶり腹というのは、炎症している部分が痛み、起き上がる気にすらなりません。1日のだいたい5割の時間が、このしぶり腹という感じです。 この症状

          2回目移植後の症状について

          2回目の腸内フローラ移植(3)

          腸内フローラ移植(つまり、健康な人の便を自分の腸に入れる)を、先生に注腸してい、初めての経験が多すぎてなんとも筆舌に尽くし難い感情がうごめいています。 先生は「どうですか?大丈夫そうですか?」と一応気遣いの言葉をかけてくださるが、だめだと言ったところで、おかわりがあるわけではありません(笑)。とりあえず、「思ったより大丈夫そうです」と伝え、全く問題がないわけではないことをアピールしておきました。ちなみに先生も私もマスクをしているため、お互いの表情はよくわかりません。 何かあれ

          2回目の腸内フローラ移植(3)

          2回目の腸内フローラ移植(2)

          先生の指示で、体位変更 ベッドにスタンバイ。ティッシュも枕元にありすぐ出せる。穴あき紙パンツを履き、左側を下にした状態でエビの体制になるよう指示されます。 ちなみに、処置室にはベッドが10台程度あり、カーテンで仕切られているため、先生の声などは筒抜けです。。看護師さんが3〜4人同室にいるので、安心と言えば安心なのですが、患者さんもいるし、と少し羞恥心が出ますが、患者さんもそれどころじゃないから、まあ大丈夫か(何が?)と自分に言い聞かせます。 そうこう思っているうちに、最

          2回目の腸内フローラ移植(2)

          2回目の腸内フローラ移植(1)

          1回目の腸内フローラからは7〜10日間空けて、2回目の日程を決めます。私は、1回目の次の週の同じ曜日、つまり7日後に2回目の移植を受けました。 1回目は大腸カメラに付属した小さいホースにて腸内フローラを注入しましたが、2・3回目はカテーテルでの注腸となります。 「注腸」とは肛門から、やわらかくて長いストロー状のものを入れて、薬などの液体を入れていく処置です。私は直腸の症状がひどいときに注腸薬を処方されていたので、自分で注腸を行った経験がありそれほど抵抗は感じません。 また大

          2回目の腸内フローラ移植(1)

          腸内フローラ移植後の食事について

           潰瘍性大腸炎と診断されてから、暴飲暴食を避けようと心がけてはいますが、症状が軽くなるとついつい好きなものを食べてしまう、ということはありませんでしょうか。 そのせいで、せっかく症状が軽くなったと思っても再燃したりと、切迫感をもってお手洗いに駆け込んだあとは、後悔の念が残ったりします。。 今回ばかりは食事を気をつけよう! そう決意して、腸に良い食事について振り返ります。 ホワイトリスト(なるべく摂りたいもの) ・乳酸菌が入っている食物 ・乳酸菌を育てる食物 ・発酵食品

          腸内フローラ移植後の食事について

          腸内フローラ移植開始後の症状

          腸内フローラ移植の1回目を終えました。 大腸カメラで盲腸まで到達してから、腸内細菌の注入でしたので、当日は腸を空っぽにするために、モビレップという下剤を飲みました。 そのため、移植前日夜9時からは絶食となり、移植当日18時頃に21時間ぶりの食事をとりました。 21時間ぶりの食事 施術後の食事制限は特にないのですが、腸内フローラを定着させるため、「なるべく胃腸に優しいものなどを食するように心がけよう!」と決意しました。 ・善玉菌が入っていそうなもの ・脂っこいものを避ける

          腸内フローラ移植開始後の症状

          第1回目の腸内フローラ移植

          抗菌薬を服用して2週間。いよいよ第1回目の腸内フローラ移植に挑みます。 まずは、腸の中をからっぽにします 大腸カメラをする人は、毎回検査日前に処方された錠タイプの下剤を服用します。それ自体で体調の変化はありません。 検査当日は、血液検査を済ませて、準備室みたいなところに案内されます。そこで2リットルの下剤を飲みます。味はポカリの薄くした感じです。 まずは、90分かけて半量の1リットルを飲み、30分かけて持参した水かお茶を500ミリリットル飲みます。(この間、便は1〜2

          第1回目の腸内フローラ移植

          抗菌薬を飲んだら、生活に多少の変化があった話

          まずは2週間抗菌薬を服用します 「抗菌薬併用腸内細菌叢移植療法」(腸内細菌をリセットして、腸内フローラを移植する)を実施すると決断して1ヶ月余り。 様々な病気の治療などで腸内細菌移植(略してFMTと言うらしい)が行われているようですが、今回の研究は抗菌薬を服用し、一旦腸内細菌をリセットする、というのが特徴です。 というわけで、抗菌薬3種類を服用していきます。 ホスミシン(2錠) サワシリン(2錠) フラジール(1錠) これらを毎食後14日間服用します。 5ーASA製剤の

          抗菌薬を飲んだら、生活に多少の変化があった話

          潰瘍性大腸炎に腸内フローラ移植は効くのか

          私は幼少の頃からお腹が緩いほうだという自覚があり、33歳の時に潰瘍性大腸炎と診断されました。寛解と再燃を繰り返して約15年。2021年に再燃してからは休職して2年ほど治療にあたりましたが、良くなりません。 ちなみに現在は、安倍元首相を治療したと言われるアサコール、免疫抑制剤のアザニン、注腸薬のプレドニンです。このセットを2年程度処方されていますが、中症度のままです。(便回数5〜10回/日 CRP値0.45~0.05) その間、様々な療法を試しました。新薬(2022年5月頃開

          潰瘍性大腸炎に腸内フローラ移植は効くのか