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2回目の腸内フローラ移植(2)

先生の指示で、体位変更

ベッドにスタンバイ。ティッシュも枕元にありすぐ出せる。穴あき紙パンツを履き、左側を下にした状態でエビの体制になるよう指示されます。

ちなみに、処置室にはベッドが10台程度あり、カーテンで仕切られているため、先生の声などは筒抜けです。。看護師さんが3〜4人同室にいるので、安心と言えば安心なのですが、患者さんもいるし、と少し羞恥心が出ますが、患者さんもそれどころじゃないから、まあ大丈夫か(何が?)と自分に言い聞かせます。

そうこう思っているうちに、最初に先生にお尻の入り口に潤滑油を塗られます。これももう慣れています(笑)先生の指は割と奥まで入ります。(ちなみに自分で注腸するときもワセリンを塗りますが、ここまで奥まで届かない、というか入れられない・・・)
そしていよいよ腸内フローラ注入です。便パック(仮称)を直視することができませんでした。最初は体制は左側を下にした状態だからです。
これって、慣れていないひとってどんな感じなのでしょうか。以前、浣腸を看護師さんにしてもらったときに「入れている最中で、もう出しちゃう人もいますよ〜だから遠慮なくね〜」って言ってたことを思い出します(笑)。遠慮するよ(笑)

私はもうベテラン勢(!)なので、液体が入ってくる感じはわかりますが、特にびっくりすることもなく、温度も体温に近いので、違和感もなかったです。100ccの腸内フローラは10秒もかからないうちに、先生が「はい全部入りましたよ〜」。結構はやくて助かった!

しかし、ここからが勝負なのです

せっかくの健康の人の腸内フローラを、出さないようにするのが難しいのではないか?!と思いますが、今回は腸全体に行き渡らせるために体制を変えなければいけないという試練があります。
「では最初におへそを下にしましょうか〜」と言われうつ伏せに。なるべく両手は鎖骨あたりで組んで下にしてお尻を上にしてくださいね、と指示が。え〜それ最初に言ってよ。。(練習しておきたかった。)

1回目の時もフローラ注入後は右側を下にして1時間安静にするように言われ、時間経過後立ち上がると、すぐに便意を催しましたので、動くと(便を)したくなるのでは、と思っています。

とりあえず、ゆっくりと体制を変更します。「もう少しお尻をあげてくださいね〜」と指示が。そういえば、私の下は穴あき紙パンツ。この医師はそれを知っていてそんな事を言うのか?!と恨めしく?思いながら、これはそうだ、医療行為なのだから、と冷静を装って指示通りに。おそらく上行結腸で上部に流すためと思われます。
30秒ほどで、右側を下にします。横行結腸で右側に流すためと思われます。そして、次に再びおへそを下にしたうつ伏せに。やはりお尻を少し上にしなければならない。

そういえば!忘れていることがあった。

そういえば、1回目の時は大腸カメラが終わった直後に看護師さんがホカホカのタオルでお尻を拭いてくれるのですが・・・。(割と気持ちがイイ)今回はそれがない!(看護師さんがどっか行ってしまって先生と二人だけ)
いまさら、要求するわけにいかないよね、と思いながらまぁ今回はあきらめて、お尻が涼しいまま、頑張りました。。

あぁ、すべて病気の私が悪いのだ。これが済めば健康な腸に戻れるのだ。といろいろ考えながら、先生の指示に素直に従いました。

次回は、その後の待機時間のエピソードについて書きます。






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