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2回目の腸内フローラ移植(3)

腸内フローラ移植(つまり、健康な人の便を自分の腸に入れる)を、先生に注腸してい、初めての経験が多すぎてなんとも筆舌に尽くし難い感情がうごめいています。
先生は「どうですか?大丈夫そうですか?」と一応気遣いの言葉をかけてくださるが、だめだと言ったところで、おかわりがあるわけではありません(笑)。とりあえず、「思ったより大丈夫そうです」と伝え、全く問題がないわけではないことをアピールしておきました。ちなみに先生も私もマスクをしているため、お互いの表情はよくわかりません。
何かあれば、ナースコールのボタンを押せるように、と枕元に置いてくれましたが、ナースコールをする頃には、トイレに駆け込みたいわけで、このボタンをいただいたところでどうにもならないのだが、と思いつつもそのお気持ちに感謝の意を伝えておきました。
この時は、何かあったら最短ルートでお手洗いに行ってやる!と、スリッパを置く位置にも細心の注意を払っておいたのであります(笑)。

待機時間は、気を紛らわす作戦

このまま腸内フローラが定着するように、ベッドで横たわった状態で30分待機します。体制は左側を下です。
先生が一旦退出されました。一人になったので、(といってもカーテンで仕切られているだけの小部屋ですが)とりあえずお腹を意識すると便意を催してしまうので、スマホでも見ることとします。
こう言う時のkindleUnlimited!普段なら無料期間を過ぎたら解約してしまうのですが、今回は初めての継続更新です。ビジネス本や啓発本などが好きなのですが、読み放題対応の書籍は玉石混合なので、ほとんどナナメ読みです。この時もいろいろ読みたいタイトルをダウンロードしていましたが、こういうときはマンガのほうが、脳みそも使わず気が楽なので、主婦目線の下世話な(?)マンガを読んでいました。
途中、お腹がゴロゴロします。下痢の前のような感じで嫌な予感がしたのですが、腹痛がなかったので異物が入ってきた感じ程度で、すぐおさまります。しかしなるべく意識しないようにマンガに集中します。

途中経過を確認

15分くらい経過した頃に、一旦先生が確認にきました。
カーテンのしきりなので、ノックすることなく、突然話しかけられるのでちょっとびっくりします。
先生「いかがですか〜」
私「ゴロゴロします・・・」
先生「そうですか〜」

何を確認しにきたんだろう?と思いましたが、まあきっと優しさですね。
あ、寝ちゃうと体制が変っちゃうから寝ないように確認しにきたんですかね?(真相はわかりません)

無難に終了

スマホに30分アラームをかけていたので、経過時間は把握できていました。終了時間間際になったら、すぐ着替えてお手洗いにいくのを脳内シミュレーションします。
先生「私子さん、もう終了ですね〜」
私「ありがとうございました〜。もう着替えていいですか?」

ということで、先生にはいち早く退出していただいて、私はお着替えしてお手洗いに行きたいのです。いま行きたいと思わなくてもきっと行きたいと思う時が必ずくるのです。そう思った時に手遅れにならないように、いつでもいける準備をしておきたいのです。なぜなら、今私はまだ穴あき紙パンツの状態だからです!

そうだ。忘れていた。拭いていなかったのだ。

いつも大腸カメラの時は看護師さんがほっかほかタオルで拭いてくれるのですが、今回は看護師さんの立ち会いはなく、そのサービス(?)がなかったので、おしりはヒンヤリしているのです。私はティッシュを大量に取り出し、やや乾いてしまったおしりを拭き、来てきた服に着替えたのでした。そしてすぐさま、お手洗いに直行。そうです。催していなくても、ウォシュレットで洗浄したいのです。

次回は、待機前にすぐ拭こう。でも先生に一度退出してもらわないといけないから、どうすればいいのだろう。
ここで、今回の腸内フローラ移植(注腸バージョン)の流れをおさらいしておく。

①穴あき紙パンツに着替える
②横になる
(先生入室)
③潤滑油を塗ってもらう
④腸内フローラを注入する
⑤体制変更
(先生退出)
⑥待機
(先生確認)
⑦着替える

今回、⑦の後におしり洗浄ができたのだが、本来は④の後が理想。
⑤まで先生の指導が必要ということであれば、⑥の前に自分で拭くのが良いのか。本来なら看護師さんが④の後に処置をしてくだされば良いのですが。。

他の人はどうしているんだろう?と疑問に思いつつも
とりあえず、今度の注腸で最後なので、、、、。次回この葛藤を看護師さんにでも伝えてみようかしら。

次回は、移植後の体調について書き綴ります。








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