見出し画像

3回目の腸内フローラ移植(1)

腸内フローラ移植は、3回かけて行いますので、今回が最終日。
1回目は大腸カメラにて盲腸付近から注入されます。
2回目は前回の1週間後に注腸カテーテルで肛門から注入されます。
3回目も、前回の1週間後に注腸カテーテルとなります。

今回は3回目ということで、専門の担当医師に会う最後のチャンスかもしれないと思い、いくつか質問を用意して臨みました。
そして、2回目の反省を踏まえて、3回目は快適に体制を変えれるように準備を行おうと決意します。(看護師がいないので、施術後にお尻を拭いてくれない。そのまま体制を変えるとお尻が薬液?などひんやりします。)

肛門からの注入となると、入り口付近に固形物(つまりウンチ)やガス(つまりオナラ)があると、悲劇が起こることは容易に想像できるかと思います。
前回は、奇跡的にも朝のお通じのほか、注入直前に便意を催し、ある程度出しきることができたので、双方(医師・本人)共に安心して挑みました。
しかし、今回は、朝のお通じがしょんぼり気味で(なんとか検便できる量)、なかなかドカンと便意が来ません。
そうこう思っているうちに、午前中に一度出ましたが、あまり満足する量ではなかったので、一抹の不安を覚えます。
そして病院へ。。。
検便を提出し、処置室のベッドに案内されます。
前回と同様、ペット用おしっこシートの人間版が敷いてあります。
「あれ?もうちょっと厚手のものではないですか?」と看護師さんにたずねると、「みなさんこれで足りているみたいですよ」とのこと。
あれから、1週間、私のほかにも注腸を実施した人がいるようだが、大きな事故はなかった模様。そうかそうか。では、私もこれでいいか、ととりあえず先生を待つことに。

その前に、前回の反省を踏まえて、看護師さんにお尻をふくサービスをここでもやったほうが良いですよ(して欲しい)と伝えなきゃ、と思ったのですが・・・。(ここでも、というのは、検査室での大腸カメラの時はおしり拭きサービスがある。処置室での注腸の場合はその準備がない)

今日は看護師さんが少ない

この日は、なぜか看護師さんが少ない!ちょっと余裕がなさそうなので、あまり変なことで混乱させないでおこうと思いました。

とりあえず、自分でなんとかしようと、まずは、箱ティッシュを枕元に置く。内容量を確認し、半分以上あることを目視する。
自宅から持参してくればよかったのだけど、検便でそこまで心の余裕がなかった。(無論、ポケットティッシュ程度では足りないのだ)

そして、いつでもお手洗いに駆け込めるように、自分の靴(この日のためにスリッパ的になる靴)をトイレ側にスタンバイ。
待機中に気を紛らわすためのスマホをスタンバイ。
そして、紙製の穴あきパンツにお着替えして、寝て待つこと5分。ちょっと長く感じます。

先生「私子さん、失礼します〜」
私「どうも〜、お世話になります〜」
先生「あれから、症状どうですか?」
私「まあまあですね。通常のしぶり腹はなくなりました。抗菌薬飲んでからですが。便の回数は固形は1〜2回、ガスなども入れたら1日に7〜8回です。血便もありますので、症状としてはまだありますね」
先生「そうですか。しぶり腹がなくなったのは良い傾向ですね」

先生は、ポジティブ情報だけを拾って復唱されましたので、効果的な方向に行くような思考になっていると感じました。

先生「では、はじめますか〜」
私「あ、すいません、お手洗い行ってきます」

(トイレタイム)

私「お待たせしました。ガスを出してきました」
先生「それは%=0($’/h%・・・」

何を言ったかはっきり聞こえなかったのですが(笑)
たぶん「助かります」とかじゃなかったかな〜?(笑)

早くしないと、解凍した注入物がぬるく?なってしまうので、
急いでベッドに戻ります。
その時、前回直視できなかった便パック(仮称)を見ることができました。
やはり、その色はそういう色でした。液状です。
輸血パックのように縦長のパックに入っていました。

おぉーっと少し感動し、ベッドに横たわりました。

次回、この続きについて書き綴ります。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?