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腸内フローラ移植開始後の症状

腸内フローラ移植の1回目を終えました。
大腸カメラで盲腸まで到達してから、腸内細菌の注入でしたので、当日は腸を空っぽにするために、モビレップという下剤を飲みました。
そのため、移植前日夜9時からは絶食となり、移植当日18時頃に21時間ぶりの食事をとりました。

21時間ぶりの食事

施術後の食事制限は特にないのですが、腸内フローラを定着させるため、「なるべく胃腸に優しいものなどを食するように心がけよう!」と決意しました。

・善玉菌が入っていそうなもの
・脂っこいものを避ける
・辛いものを避ける

ただ、施術直後は空腹に耐えきれず、口にしたのは病院の売店に売っていた野菜ジュース、菓子パンと、自宅から持参したバナナでした。
個人的にコンビニで売っているおにぎりが苦手でありまして、おにぎりを持参しておけばよかったかな、と思いました。

腸の動きが明らかに違う

病院からの帰宅の道中、かなり腸の動きが活発になってきました。空腹時にお腹が鳴ることは、多くの人が経験あると思いますが、近くに人がいたら聞こえてしまうくらい、「ぎゅるるるるる〜〜」大きな音がします!
腸のぜん動運動かと思います。

だいたい、10分に1回の頻度で、就寝直前まで鳴っていました。他人の腸内フローラを腸が受け入れることによって、ぜん動運動が激しくなっているのでしょうか。

施術後の便の状態

通常人間は口から摂取したものは24〜48時間で排泄されるようです。とすると、初回は翌日の夜か翌々日にかけて出てくると思われます。
潰瘍性大腸炎の中等症の場合は、一般的にトイレの回数が3〜20回と頻回であり、排泄物がなくてもトイレをしたい、ともよおします。
私の場合、施術前の時点では3〜4回/日程度、抗菌剤服用してからは泥状便が6〜10回/日ありました。
施術後は数時間は排便はなく、翌日は粘液便が数回でました。血液も混じっており、依然と症状が残っているな、と感じます。

ガス(おなら)の変化

そして、明らかな変化があったのが、ガス(おなら)です。
元々ガスが多い体質です。匂いは8割無臭ですが、食べたものによっては時々強い臭いがします。ただ、自分が出した臭いは、それほど嫌悪感を感じません。(無論、家族には嫌がられます 笑)

腸内フローラ移植後のガスは、明らかに「他人のにおい」がします。笑。
献便してくださったドナーの方には大変感謝しなければいけないのですが、「おじさんのオナラのにおい」なんです!

家族の中でも父親のオナラやトイレの後のにおいは、家族間ですごく嫌がられるというイメージはないでしょうか?

赤ちゃんが生まれる時にお母さんの産道を通る際、お母さんの腸内細菌を受け継ぐという説があるのですが、とすると母子間でのにおいに嫌悪感がそれほどないが、父子や夫婦間では腸内細菌の構成がまったく違うため、おたがいに嫌悪感を感じるのでは?という仮説が成り立つような気がします。

他人のにおい」がするガスは3日ほど続きました。

施術後の便の状態

私自身の平均的な消化時間について、調べたことがないのですが、どうも一般と比較して遅いほうでないかと思います。腸の中をからっぽにする時間が
、他の人より長く、毎回なかなか合格をもらえないのです。

そして、術後の最初の固形便は、3日後でした。この頃にはガスのにおいも、緩和されているように思いました。

せっかくいただいた腸内フローラを活かしたいと思い、食事には気をつけようと思いました。

次回は、食事の心がけについて書いていきたいと思います。





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