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恐るべし、#ChatGPT  

那珂です。

今話題のChat GPT 。 先週、ちょっといじってみました。

「対話できるAI」というジャンルらしく、会話botではないよう。

使うのに必要なのは、簡単なメールアドレスなどの登録です。
結構すぐに使うことができます。

結構色々な言語に対応しており、英語で書き込むと、英語で、日本語で書き込むと日本語で答えが返ってくるようになっています。

たとえば、

「日本の政治の仕組みについて教えて」 

と打ち込むと、
ものの数秒で、次のような答えが返ってきます。

 「日本の政治制度は、議会制という形態を採っています。これは、国民が選出する議会(国会)が、国の行政を指導する権限を持つという形態です。日本の国会は、参議院(上院)と衆議院(下院)の2つの議院からなります。
日本の政治は、内閣制という形態を採っています。これは、内閣総理大臣(首相)が、内閣閣僚(閣僚官僚)とともに国の行政を指導するという形態です。国会は、内閣に対して責任を問うことができます。また、国会は、法律を作成することができるという形態も持っています。
日本の政治は、憲法に基づいて運営されています。日本国憲法は、1947年に制定され、国の政治、経済、社会などに関する基本的な原則が定められています。日本国憲法は、日本の政治体制において非常に重要な役割を果たしています。」

ChatGPT の答え

英語だとこんな調子です。
Me: Please tell me  any creative ideas for a 50year old’s birthday.

Here are some creative ideas for a 50th birthday celebration:

  1. A surprise party with close friends and family

  2. A themed party such as a "Roaring 20s" or "70s Disco" party

  3. A scenic hot air balloon ride

  4. A wine or beer tasting tour

  5. A luxury spa day

  6. A bucket list adventure such as skydiving or bungee jumping

  7. A themed photoshoot with family and friends

  8. A gourmet dinner at a fancy restaurant

  9. A weekend getaway to a scenic destination

  10. A concert or show of their favorite musician or band.

と、まあ こんな感じです。

こんなことも、できます。

If you were my boyfriend, what would you write to me?

As an AI language model, I don't have personal experiences or feelings, but here's an example of what I could write as a love letter:

"My dear [Your name],

Every day that passes, my love for you grows stronger. You have brought so much joy, laughter, and light into my life, and I am incredibly grateful to have you by my side. Your presence in my life has made it more meaningful and fulfilling.

I remember the moment we first met, and I knew right away that you were someone special. Your kindness, intelligence, and sense of humor captured my heart, and I have been falling more in love with you every day since. I am so lucky to call you mine.

I promise to always support you, to be there for you through the ups and downs of life, and to love you with all my heart. You are my rock, my safe haven, and my happily ever after.

With all my love,

[Your name]"


Oh, Thanks so much! I like you.

You're welcome! I'm glad you liked the letter. However, as an AI language model created by OpenAI, I don't have personal feelings or the ability to reciprocate romantic affection. My purpose is to assist and provide information to the best of my ability. If you have any other questions or need help with anything else, please feel free to ask.

こういうやりとりもできたりします。

大抵の質問に、自然な対話形式で答えてくれています。
Google検索で提示されるのはサイトですが、
ChatGTPは、結構きちんとした構文(文章)で答えてきてくれますし、
画面上でそのやり取りが残っているので、それをコピペすれば、結構なレベルの文章が書けてしまったりします。

今回のやりとりも、ログが残っていますので、それをそのままコピーして、貼り付けてみました。

やってみて、わかったのは
「学校の宿題や授業、やばいんじゃね?」
ということです。

今現在も、一人一台端末があるせい?で、子供たちはなんでもChromeに頼る癖がついてしまいました。
 メディアリテラシーをきちんと学ぶ前に、バンバン使ってしまっていますし、それを教えられてもいないので、「ファクトチェック」などできるはずもありません。

Chat GTPは、ネット上のビックデータを元にしたAIなので、正しい情報も、間違った情報も全てフラットに飲み込んでいます。
 ですから、そこから得られた情報の正誤をどこでチェックしたら良いのかがわからないのです。

単純な暗記作業の勉強やテストが要らなくなっていくのは目に見えていますが、
それよりももっと難しいことを、学校でやらなければならなくなりそうです。

例えば、作文や小論文ですが、
目の前で、端末を使わせないようにして書かせるのであればいいのですが、
家に持って帰ったり、別の場所で自由に書かせたりすると、Chat GPTのコピペ作文が大量に発生したりしそうです。

高校受験で実施されている「自己推薦制度」では、「自己推薦文」の提出が課されるのですが、ただでさえも文章の書けない生徒たちが、こういうものに頼ろうとするのは目に見えています。
 事前に自己推薦文を書かせるのではなくて、当日その場で書かせた方が、本当の実力がわかっていいと思うのですが。

この分野、Chat AIは、これからもっと伸びていくだろうと思います。
便利に利用できることもたくさんありそうですが、
学校現場として、子どもたちにどう使わせていくかを
考えていくことが喫緊の課題になるのではないでしょうか。

我々大人が思っているよりも、
生徒たちは目ざといですよ。

うかうかしてると、
彼らの作文はみんなChat GPTがゴーストライター?
なんてことになりかねないかもね。


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