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〜人生は“修行”だ! …と言い切った後輩。えーっ!そーなのー?あなたにとって人生とは?〜

「だって、人生は“修行”でしょ?
 勝手に自分でやめるのはあり得ないでしょ。」

当たり前のように彼は言い切った。
久しぶりに東京で会った元読売テレビの後輩君。

これまでの思い出話をしている時、
自ら命を断ってしまった
共通の知人の話になった時のことだ。

『え。人生って“修行”なの?』
聞き返す私。
「え?
 なおみさんは人生って“修行”じゃないんですか?
 めっちゃ修行に見えますけど(笑)」
『失礼だな、君。』

いやいやいやいや…
確かに、私は、
そこまで恵まれているかと言うと、
裕福な家に生まれた訳でもなく。

高校も大学も育英会の奨学金で、
就職してから全て自分で返しているし。
身内の借金を背負ったこともあるし。
成人式の晴れ着は、母の友人の振袖だったし。
学生時代から海外でも国内でも
旅行はすべて自分で稼いだお金で行ってたし。

つい数年前にも
一番信頼していた身内から
こっぴどい裏切られ方をしているし。

確かに、
冷静に考えたら“修行”かも。

「で、なおみさんの人生は何なんですか?」
『え?
 そりゃ、人生は“ご褒美”でしょ。
 だって、今日だって、
 君とご飯食べて美味しいお酒飲んで、
 めっちゃ楽しいもの(o^^o)』
「そうですかぁ?有難うございます〜☆」

“人生観”とは…
人によって、随分、違うものなのだ。

人生は“修行”だと言う彼は、
確かに、いつも頑張っている。

ドラマの現場にずっと居たい。
そんな純粋な想いで読売テレビを若い頃に辞めた。

その道のりは、平坦ではない。
そんな頑張りが実り、
今、彼が作るドラマや映画はヒットを続け、
業界で一目置かれる存在。

人生は“修行”だと捉え、頑張り続けるからこそ
60歳近くになっても、
まだまだ右肩上がりの人生を歩むことが出来ている。

ひるがえって、私。
はたから見ると“修行”なのに、
本人は至って“ご褒美”だと捉えるお気楽人生。

うーん、だから右肩上がりには行かないんだな…
さて、これからどうしよう。

人生の捉え方の違いに愕然とし、
ふと反省する…
夏の宵であった。

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