『あっという間の10年!人生を豊かにするもの…それは(o^^o)』
茶の湯とは不思議なもので、
最初についた先生のお人柄や
初めて行った茶会での経験が、
「その後の茶道人生を左右する」、
そう言うことが、ままあるのです。
実際、
たまたま習った先生が厳し過ぎたり、
最初のお茶会で苦い体験をしたために、
2度とお茶の世界に足を踏み入れなくなった人も
少なくありません。
かく言う私は、
全くもって、その逆!
生まれて初めての茶道体験が
楽しくて楽しくて
まんまとお茶の世界にハマってしまったのです。
およそ20年前、
私を茶の湯の面白さに引き摺り込んで下さったのは、
茶人で数寄者の中田智之さん。
こんなに…
茶の道が自由で、楽しくて、面白いなんて( ^ω^ )
本当に素晴らしい世界を教えて頂きました♫
中田さんが主宰する『茶狂会』。
その10周年を祝うお茶会が
京都の薄雲御所 慈受院門跡でありました。
この10年を振り返ると、
『茶狂会』の月釜では
時にチャレンジングなお茶会もあり…
沖縄のぶくぶく茶や、
亀岡の『楽々荘」での鹿鳴館茶会などなど。
咲き乱れる朝顔を全て引き抜いて
一輪だけを床に飾るなどサプライズな演出をした…
かの千利休も真っ青な、
自由で楽しい理念に裏打ちされた
新しいお茶の形に挑戦することもありました。
どんなお茶会でも…
いつも笑顔が溢れ、
笑いが絶えない最高の時間が、そこにあるのは、
ひとえに中田さんのお人柄のお陰です。
懐かしい写真を眺めると
当時の楽しさが胸に蘇って来ます。
そんな『茶狂会』も
あっという間に10周年。
普段は未公開の
京都尼門跡寺院で開かれた記念茶会は、
格調高い素晴らしいお道具ばかり。
流石、中田さんのお茶会♫
趣向もかなり凝ったもので…
薄茶席は、
禅宗のお寺での四頭茶礼に準じた呈茶。
茶人、中山福太朗さんと小嶋万太郎さんの
お茶室に入ってくる姿が凛々しくて…
黄色い歓声が静かに上がっておりました(o^^o)
点心は菱岩さん。
沢山の食材を使った色とりどりのお料理に
お話も弾みます。
そして!
いよいよお濃茶席へ。
主菓子は、
薄雲御所にちなんだ老松謹製『薄雲きんとん』。
薄雲のように軽やかなきんとんが、
舌の上で、
ふわっと…溶けて行く食感がたまりません。
素晴らしいお道具の数々とともに
待っていて下さったのは!!
中田さんの笑顔っ(o^^o)
『茶狂会』初期のメンバーや
仲良しさんたちも集まって
まるで同窓会のような雰囲気になりました☆
この10年の色々なシーンが
走馬灯のように目に浮かんで来ます。
お茶と言う世界を知ることで、
日本の伝統技術や文化の素晴らしさを学び、
茶の湯の心、精神の奥深さを知りました。
そして何より!
楽しい時間をともに過ごす
かけがえのない人たちに出会うことが出来ました。
豊かな人生を頂いた中田さん、
『茶狂会』の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
茶狂会10周年、誠におめでとうございます!!
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