山本直生(やまもとなおき)

素直に生きると書いて、直生です。

山本直生(やまもとなおき)

素直に生きると書いて、直生です。

最近の記事

Vol_33:環境に拘るとは

イケイケの上司が使う言葉ランキングNo1に 「環境に拘れ」というワードがあります。 『いいか、環境が全てだぞ!』 『やっぱり環境がすべて!』 的な感じです。 これよく聞くんですが、じゃあ、自分にとって どうゆう環境が「良い」のかというのを今回は 深掘っていこうと思います。 その際に、よく 「レベルの高い会社の方が自分が成長できる」 とか、 「憧れの先輩や、年収が高いスーパーセールス がいるもとで自分も一緒に仕事がしたい!」 とか、 「すべての意識というか、基準値が高

    • Vol_32:素直とは何か

      学校や会社で「素直な奴は伸びる」的なことを言 われた事はあると思います。 僕に至っては、親がその言霊を信じすぎて、素直 に生きると書いて「直生」という名前までいただ いたくらいです。 ただ、残念ながら前職の上司には 『いいから言われたことをそのままやれ!お前に は素直さが足らん!』的な、名付け親もビックリ するような指導を、少なくとも100万回は受けて きました。 で、様々な経営者やマネージャーの方々に 「伸びる人材ってどんな人だと思いますか?」と 聞くと、多くの人

      • Vol_31:営業はイケメン・美女が有利か

        よく巷で、営業と恋愛を結び付ける人がいます。 会社の営業研修では、 「営業は相手の気持ちを見ながら進めていく、だから恋愛と一緒!」 みたいなことを言われます。 または、女性からモテている男は営業マンでも売れる。 こんなふうに言う上司もいます。 んで、 これ結論間違ってまして、 営業マンとして好かれるのか、男として、もっと広い意味で「人として」好かれるのかはまったく要素が違うということです。 唯一共通点があるとすれば「信頼」ですね。 こいつヘンなことはしないだろう

        • Vol_30:「量か、質か」への最終回

          世の中の成功者や、 シャキってる上司とかが 『圧倒的な量から質に変わる!』 的なことを言いますね。 最初は、まず行動しろと。 『圧倒的な量がだんだんと質に転嫁していくんだ』的な話しです。 ただ僕的には これ全然しっくり来てなくて しっくり来てないどころか んなアホな。 くらい思っちゃってますと。 なので今日は 「量vs質」について新しい説を唱えてみます。 営業でもスポーツでも 質と量の関係になると思うんですけど、 結論、狙いに行くべきところは 「質を

        Vol_33:環境に拘るとは

          Vol_29:30代で泥臭い営業をしない奴の末路

          イメージで泥臭い営業ってりますよね。 例えば、飛び込み営業とか、1日100件のテレアポ営業とかです。 一方で、スマートな仕事ってゆうのもあります。 お客様への提案営業とか、企画策定や業務改善など。 スマートな仕事をしている人たちのキーワードは「画期的」とか「生産性」とか「コスパ」とかです。 多くの人が「やりたい仕事」としてどちらを選ぶかと言えば、恐らく「スマートな仕事」を選ぶでしょう。 泥臭い営業って 「飛び込みとか頭使う余地ない」とか 「こんなの誰でもできるだ

          Vol_29:30代で泥臭い営業をしない奴の末路

          Vol_28:コツコツ努力する、という負けのマインド

          練習と結果の関係性の話です。 僕は、スポーツでもビジネスでも「成功者」と言われる人の 多くが以下の2つのパターンに分かれると思ってます。 それは『成功する → 努力する』タイプと、 『努力する → 成功する』という2つのタイプです。 そのうえで、多くの成功者に話を聞くと99% 「俺はぁ~最初はダメダメだったけど、死ぬ気で努力したら徐々に売れるようになって、、、」 的な感じの事をホザきます。 ただ、僕的にはこれは全部ウソだと思ってまして、 実際は逆なんじゃないかと考えてま

          Vol_28:コツコツ努力する、という負けのマインド

          Vol_27:「会って話すことが大事」とか嘘

          昨日、高校時代の友人と食事をしてきた。 最近こそ、会う機会が増えたが、 それまでは一切会う事も、考えることもなかった。 卒業から数えるともう15年前になる。 ありきたりの感想ではあるが、昔と変わらない。 一瞬であの時代にタイムスリップできた。 みんなもう忘れてしまったかもしれないが、 2020年にコロナが流行したとき、 人との接触は控えるように呼びかけられ、 国からは緊急事態宣言が発せられ、街中に自粛警察が現れた。 このnoteのように「昨日友達と会ってきた!」 なんて言

          Vol_27:「会って話すことが大事」とか嘘

          Vol_26:感情のリサイクル

          誰かに辛く当たったり、 きつい言葉をかけてしまったり、 そんな自分が嫌になる瞬間はないでしょうか。 ただそれは、自分が悪いというよりも、環境や相性の問題であることが多い。 ついつい人は「本当の自分」や「自分の本性」があると考えがち。 なので、「自分」なるも のを探して、バックパックを背負う旅が流行った時期もあった。 が、、、旅先に「自分」なる存在が落ちていて、それを偶然見つけるなんてことがあるわけない。 なぜなら「自分」は、環境によって変化するのが当然だから。 バッ

          Vol_26:感情のリサイクル

          Vol_25:マネジメントの正体

          いきなりではありますが、僕は記念日というものに関心が薄いです。 とくにこの年齢になりますと、 自分の誕生日などホントにどうでもイイことでありまして、 何も特別なことをやることなく、普段と同じように過ごしています。 だいたいその日が誕生日であることなど忘れています。 親切な友人からLINEをいただいて気づくというのが毎年のパターン となっております。 そして、自分の誕生日だけでなく、他人の誕生日も気にしません。 そのため記念日を重視してる友人・知人に対しては不義理を重ねて

          Vol_25:マネジメントの正体

          Vol_24:親の無謬性

          ご無沙汰しております。 最近は、組織マネジメントだけでなく、子育てにも悩んでいます。 悩みのテーマは「無謬性(むびゅうせい)」 スマホの普及で未成年とか子もどが色々な情報に触れる世の中になってきました。子どもに対する情報規制の強化を主張する人がいて、これはこれで分からないでもないのですが、僕はかなり自由にやらせています。 息子はすでにiPadを使いこなし、彼にレコメンドされてくる動画をどんどん見ています。気づけば海外のグロテスクな動画にたどり着いており、それを興味津々に

          Vol_23:バイキングの醍醐味

          出張に行くとき、できる限り食事の店は決めない ようにしている。予約しても急に仕事で行けなく なることがあるし、その日によって食べたいもの が変わるかもしれない。何より、目的もなくあち こち散策し、気になった店にふらりと立ち寄るの が好きだからだ。 食べログ3.5以上の名店や、誰もが知ってる人気店 も良いが、メイン通りから少し離れたところにあ る、隠れた地元店も良い。人の良さそうな店主が いて、地元の食材を使った料理があり、カウンタ ーには常連客らしき人たちが酒を飲みながら笑

          Vol_23:バイキングの醍醐味

          Vol_22:根本と本質とは

          コロナのずっと前の話です。 当時僕が住んでいた小田急線の「鶴川」という駅 がありまして、そこから都心に行くには2駅先の 新百合ヶ丘という駅から急行に乗り換えるのです が、そこから出る電車は超満員で有名でした。 ある日のこと、今日もさぞ混んでるだろうなぁ~ と思いながらも、こんなことでクジけてはいけな いと自らを励ましつつ7時40分に乗車。ところが、 混んでいることは混んでいるのですが、それまで の超満員というほどでもない。 はてさて…?と辺りを見回してみると、 優先席以外

          Vol_22:根本と本質とは

          Vol_21:短所は味わいになる

          「お待たせいたしました。オムライスです。」 『え、私が頼んだのはハンバーグですけど?』 「すみません、間違えてしまいました…」 宮沢賢治の小説にある「注文の多い料理店」ではなく、 『注文をまちがえる料理店』が、愛知県岡崎市にある。 店員は認知症の方がほとんど。 注文を間違えたり、 料理を運ぶお客様を間違えたり、 それでも、常連のお客様がさりげなく手助けしたりして、店は繁盛している。 レストランとして致命的と思われる「不完全さ」が素敵なコンセプトによって長所になっ

          Vol_21:短所は味わいになる

          Vol_20:知行楽そして游

          先日、大学院でグループワークがあり、 同グループのメンバーに『知好楽(ちこうらく)』という言葉を教わりました。 僕自身、とても気に入ったので共有させていただきます。 「知之者、不如好之者。好之者、不如楽之者」 (これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず) これを略して「知・好・楽」(ち・こう・らく)といいます。 「何事をやるにしても、知ってるだけの人より好きである人が勝っており、 更に好きだけの人より楽しむ人が勝っている。つまり、

          Vol_20:知行楽そして游

          Vol_19:コボちゃんの優しさ

          みなさんは『コボちゃん』をご存知でしょうか。 読売新聞で連載されている4コマ漫画です。 今日はその中で一つ、 私が好きなエピソードから「優しさ」について書かせていただきます。 本来なら4コマ漫画を載せれば一発で分かりますが、 noteなので内容を文章でお伝えします🖊 女の子と風船ある日、街中で風船をもらったコボちゃん。 ところが次の瞬間、近くにいた女の子が転んでしまい、 手に持っていた風船を離してしまいます。 ぐんぐん空へ上がっていく風船を見て、 やがて女の子は泣いてし

          Vol_19:コボちゃんの優しさ

          Vol_18:つけ麺事件

          新型コロナによって注目されたサービスの1つに 「UberEats(ウーバーイーツ)」があります。 全国では対応していないエリアもありますが、 東京ではウーバー配達員を見ない日はないです。 UberEatsの仕組みは、 ユーザーがアプリ上で食事を注文すると、 配達パートナーと言われる方が、注文された食事を飲食店から受け取りユーザーの手元まで届けます。 しかも、 配達パートナーは空き時間を利用した一般人です。 宅配業者ではなく、 「今近くにいて時間が空いている人」が一