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Vol_30:「量か、質か」への最終回

世の中の成功者や、
シャキってる上司とかが

『圧倒的な量から質に変わる!』

的なことを言いますね。

最初は、まず行動しろと。

『圧倒的な量がだんだんと質に転嫁していくんだ』的な話しです。


ただ僕的には
これ全然しっくり来てなくて

しっくり来てないどころか

んなアホな。

くらい思っちゃってますと。


なので今日は
「量vs質」について新しい説を唱えてみます。


営業でもスポーツでも

質と量の関係になると思うんですけど、

結論、狙いに行くべきところは

「質を楽しんで、量をやっちゃってる」
というパターンであるべき。


この「質」を楽しんで、結果、量をやっちゃってるパターンが最高だという話しです。


これにはポイントがあって

「まず質から入る。」ということ。

なので巷にいる上司の”まずは行動量”というのは若干ザツに感じてます。

例えば飛び込み営業とか、コール営業とか

こうゆう、量をこなすものって、根性とか、気合、忍耐とかそう考えると思うんですけど、そうじゃない。

根性、気合、忍耐とか、このへんでやれるのって限界があると思うんです。

本当に量をできるやつって、

「質」を楽しめちゃってるやつが、結果的に一番長く「量」できる。僕はこんなイメージを持ってます。


じゃあ、
「質」って何って話しなんですけど

電話営業でいえば

「どうすればもっと自分の話しを聞いてもらえるか」

とか

「もっとスムーズにOK獲るためにはどうるべきか」

とか、こんな感じの探求心や向上心のようなものです。

行動の中身を考えて動く事。それこそが質であり、それを楽しめる奴が結果的に量をこなせる奴ってゆう感じです。

でも、シャキってる上司は

『お前、まずは圧倒的な量やれ!
その量こそがいずれ、質に変わる』
的なことを言いますが、これはザツ。

そもそも、その苦行の「量」って続くんか?ということです。

冒頭のよくある定説

「圧倒的な量が質に変わる」

これ言ってるひと沢山いると思うんですね。

これ僕の少し上の世代の人が言う傾向あると思うんですけど、

そうゆう人って、結果を出すとか、挽回するとか、何かを進めようとする時に

すべて
「物量主義一択」みたいな人がいる

何でもかんでも量の話しに繋げることしかできない上司。


『あいつはな、1日200件のコールを1年続けた。だからトップセールスになったんだ』的な感じです。


その上司がマネジメントすると
来月の売上1.5倍を目指そうとなったとき
じゃぁ行動量を1.5倍にしようみたいな、アプローチがすべて量になる。

脳みその中、全部が物量主義でできてる上司って死ぬほどいると思うんですよね。(自分もそうだったので…)


その時の馬力だけは
いっちょまえにランボルギーニ的な上司。

でも、いつも真っすぐしか進めません。みたいな。。。


こう言って、圧倒的な量をやってるのに
いつまでたっても質に転嫁していない部下、死ぬほど多いと思ってるんです。

だから、

圧倒的な量をやれば質に転嫁するとか簡単に言ってるけど

圧倒的な量やってるのに質に転嫁してない「屍」どんだけいるんだよ。と

てか、そっちの方が多くないか?と


僕も起業して、周りの人に一番最初に思われるのは

「どうせ朝から晩までやってるんでしょ?www」という物量主義的な考えです。

とにかく量だとか言って、朝から晩までひたすら営業活動する(させる)


もちろん、これはダメで。
実際、こんな感じで働いているわけありません。


例えば、営業電話も100件したら、
101件目からいきなり「良質」にトランスフォームするのかって話しなんですよ。

結局は1件1件の質を追求した先に、徐々にグラデーションのように変わっていくもの。それが質。

その質に「ゴール」なんてないから、結局量が伴う。


これが「量か、質か」への回答です。


それで、量と質の2拓ってなった時に
楽しめるのは絶対に「質」。

量を楽しむってなかなかムズいじゃないですか。。。

一方で、質に向き合うってゆうのは難しいんですけど、楽しめる要素も多い。


だから、
新人だろうが初心者だろうが
まずは「質」から入るべき。

そして、質の追求を楽しめてしまったら、そのあとの量はズバーンといっきに走る。

僕としてはこんなイメージです。


「量と質どっちが大事か」という話しですが

結論、当たり前なんですけどどっちも大事なんですね。

「質高いものを、量こなしまくる」これでしかいろんな分野で勝つことは不可能です。

なので、この両取りするために「入りは質の追求」を楽しめるかこれが重要。


だから、まだ新人でクオリティが低かったとしても、どうすれば上手くいくのかという自分なりの「探求心」「向上心」「こだわり」。このへんで、やれる仕事の質が変われば、それが楽しさになり、量に変わり、結果として成果が出てくるということです。

ビジネスにおける
量と質の問題に限らず

ダイエットだろうがスポーツだろうが

「〇〇さえすればOK」というものは、すべてザツな回答で

いつだって本当の正解は、自分の頭を使って考えて、探求心と向上心とこだわりの先にあるもの。

だからこそ、不感症・無気力でやってちゃダメってことです。

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