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Vol_25:マネジメントの正体

いきなりではありますが、僕は記念日というものに関心が薄いです。

とくにこの年齢になりますと、
自分の誕生日などホントにどうでもイイことでありまして、
何も特別なことをやることなく、普段と同じように過ごしています。

だいたいその日が誕生日であることなど忘れています。
親切な友人からLINEをいただいて気づくというのが毎年のパターン
となっております。

そして、自分の誕生日だけでなく、他人の誕生日も気にしません。
そのため記念日を重視してる友人・知人に対しては不義理を重ねて
おり、いわゆる「気の効くひと」と到底言えない状況で御座います。

もっと言うと
誕生日だけではなく、結婚記念日やクリスマスもどうでもイイです。

基本的に行事ごとにも無関心。いつも通りの生活です。

ハロウィーンにいたってはそれがいつなのかも知りません。

より一般化して言いますと(言い訳すると)僕は「イベント」の要素
をできるだけ生活に持ちこまないようにしております。

一回性のイベントをできる限り意識せず、
毎日同じようにふらっとフラットに過ごすのが自分の性に合っている
のだと思います。(という言い訳でした)

ということで(?)
僕のような人間の誕生日をお祝いしてくれる人は、引き続きゼロなの
ですが、当社「株式会社プラス・ピボット」の1周年を素敵な社員と
一部の奇特な友人が祝ってくれました(#^.^#)!!

世の中には親切な方がいるものですね。泣

この時、私は関西にいたため実物を見てない。。。

こんな良くしてくださって恐縮しきりであり、
僕ももう少し他者に親切にしなくては、と思わされた1日でした。

派遣免許の関係で、事業開始したのが2023年5月。(現在、7ヵ月経過)
そのため「創立1周年」という感覚は薄いのですが、、、
多くのお客様に支えられ、無事に1年を終えることができました。
今年、来年だけでなく、5年後も10年後もその先もずーっと、
皆様との関係が続くよう努力を重ねて参ります。

引き続き、株式会社プラス・ピボットをよろしくお願いいたします。

関わる人を「豊か」にする。我々はその「転換点」になる。


さて、そんな創業1年目社長が大切にしている「マネジメント5点」を
共有したいと思います。

(※以下、社員に送ったメールです。)

件名:マネジメント5点

上司部下(私はこの表現がキライ)の関係だけでなく、
友人やスタッフさんとの関係でも重要になる点です。
全メンバー必読でお願いいたします。


私が意識していること5点(順番も重要です)

1、こわい
2、すごい
3、すてき
4、ありがたい
5、ぶれない


ひとつずつ詳細をお伝えします。


① こわい (=厳格性)

→ 権力を行使したパワハラ的な怖さではなく、自身の判断軸や規律を
  しっかり持っている厳しさを兼ね備えたという意味の「こわい」。
  いわゆるストイックな上司に対して「この人は厳しそう」だと抱く
  感情に似ている。
  その人自身が時間や約束を守っているか。誰にでも平等に接してい
  るか。周囲にどのように振舞ってるかが、部下にとっての厳格性に
  繋がる。決して「役職」や「給料」が相手への厳格性に繋がるので
  はない。日々の行いが「こわい(厳格性)」をつくる。


② すごい (=専門性)

→ 「この人が言うなら間違いない」と思わせるような、マネージャー
  としての専門知識、技術など専門性。これを日々磨いているか。
  営業成績トップが良いわけではないが、営業成績トップ「すら」獲
  れない人は専門性が低い。
  社内政治などで出世したパターンは、この専門性が低い傾向にある。
  当社の昇格基準を第一に「業績」としている理由はこれ。
  面倒見が良い。しっかりしている。全部をそつなくこなしている。
  などの理由で出世させると、その組織は脆くなってしまう。
  職人的な努力を重ねることで「専門性」が生まれ、それが重要。


③ すてき (=魅了性)

→ 私にコレがあるかどうかは置いておいて。\(・д\) ソレハ(/д・)/ オイトイテ
  その人の見た目も含めて、自分との類似性が感じられる親近感。
  人間的な魅力などを指す。例えば同じ出身地や、同じ大学というだけ
  で親近感が出たりする。「俺は部下と飲みに行かない。仕事とプライ
  ベートは分けるタイプ」というタイプの人は、部下に対して魅了性が
  伝わりにくい(あぁ仕事だけの関係なんだ…)傾向にある。
  一方で、「飲みに行けば分かり合えるんだ!」と言って魅了性だけで
  勝負しようとする人も多く、友達感覚で部下と付き合い、プライベー
  トと仕事の線引きが曖昧になるアニキ肌(アネゴ肌)的な人もいる。
  コミュニケーション取っているのに、部下が離れていくタイプは①と
  ②ができていないのに③を重視して自己満してしまう傾向がある。
  (過去の自分がこのタイプだった。笑)


④ ありがたい (=返報性)

→ 「あぁ、この人は自分のことを一生懸命考えてくれているな」と感じ
  られるありがたみ。もしくは「この人に付いていけば幸せになれる」
  という信頼感。そして、それを裏付ける実績を出しているかどうか。
  業績が悪くなった途端に、社員が離脱していくのは「返報性」を感じ
  られなくなるから。
  だからと言って「引き止めのための昇給(昇格)」は逆効果となる。
  一瞬の返報性のために給与UP、勤務時間を減らすなどをすれば平等
  でなくなり、①の厳格性が薄れていく。つくづく、マネージャーの
  仕事は「結果を出させること」だと感じる。ここからは逃げれない。


⑤ ぶれない (=一貫性)

→ ビジョンが揺るぎなく、その実現に向けた戦略も明確で意思決定と
  言動が一致しているという一貫性。口だけの人はゴマンといるが、
  言行一致は少ない。最近は、無言実行(言わないでやる)がカッコ
  イイと思っている人もいるが、それは宣言をしないという「保険」
  であって、個人的には一番ショボイと思っている。マネージャーは
  方向性を示すことが何よりの役割である。一貫性とは逆に、言うこ
  とと、やっていることが違う場合、相手に伝わるのは「不信感」と
  なり「それなら言わない方がまだマシ」という結果になるので注意。

マネジメントは、、、
「相手」に対してするものではなく、「自分」がやることが重要。


私は時間を守らない人が大嫌いです。(もはや無視するレベルです笑)
お客様や上司との約束は守るのに、同僚やお店の予約には遅れてくる人も
けっこう嫌いです。それって相手を見て行動を変えているような人だから。

「19:00から飲み会ね」と言っておきながら、
当日になると上司は19:15に来る。みたいな組織は何をやってもダメです。
マネージャーは小さな約束の積み重ねが厳格性に繋がってきます。


マネジメントをしようとする人ほど、マネジメントができません。

それは矢印が、相手に向いてしまっているからです。

順番が大事。

・自分のことに注力する。(時間、お金、健康)→ 厳格性、専門性
・次に相手のことを考える。(気遣い、思いやり)→ 魅了性、返報性
・そして社会のことを考える。(使命感、社会貢献)→ 一貫性

この順番でマネジメントをしていくべきと思っております。

そう考えると、
実はマネジメントなんか存在しないのではないかと思うのです。
まずは、自身の行動を律する。その結果として相手へマネジメントが
効くというだけのことです。


部下をマネジメントをしようとする人ほど悩むのはコレです。
マネジメントの正体は、相手に何を・いつ・どうやって伝えるか
ではなく、すべて自分の問題だからです。ある意味シンプル。笑

「時間を守れ!」と言ってる上司は、飲み会に遅れてくるし
「元気よく挨拶」と言ってるのに、挨拶しても返事がない
こんな状態が結構ありますね。その中でマネジメント云々ではない。


友人・知人・スタッフさんと良好な関係を築くためにも皆様においては
是非この順番を間違わないよう、自分に矢印を向けましょうー!

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