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Vol_35:仕事って誰のためにするのか

僕自身、大学を卒業して株式会社ネオキャリアと
いうバキバキの営業会社に就職をしました。

新卒の時、色々な上司から「お前ら頑張れよ!」
「1年目の結果で今後の社会人生活は大きく変わ
るから自分のために必死でやれよ!」

みたいなことを言われていました。

ようは、競争の世界だから自分の人生のために
絶対に妥協しない方が良いと。


しかし、そうかと思えば

和太鼓やってそうなパワー系の男上司から
「おい、お前はもっとお客様のこと考えろ!」
「お客様のために仕事しなきゃダメだろ!」
みたいなことも言われました。


で当時、
僕自身まだピヨピヨ新人だったので混乱しまして

仕事は誰のためにやるのか?
自分のためか?お客様(相手)のためか?

この辺がぐちゃぐちゃしてオフィスで酔っぱらっ
たことあります。


今回は、この「誰のために仕事をするのか?」と
いう問いについて僕の考えを共有します。

結論から言うと、誰のために仕事するか??

『自分のために、相手のためをする』

相手っていうのは、お客様や同僚や家族という、
他人ですよね。

自分のために、相手のためをすると言ったんです
けど、これは元を辿っていくと「自分のため」
根っこにあるんですね。


今のところ、僕はこれが正解なんじゃないなかと
思っているのですが……昨今というか、室町時代
ぐらいからの流れで「自分のために仕事する!」
みたいな事を言ったら懲役10万年みたいな感じ
になってると思います。


何ていうか、
自分のためって言ったらダメみたいな、
「自分のためとか、それお前自己中だろ!」的な
空気感があると思うんですよね。

加えて大企業とかのキャッチコピーとかで
「お客様のために~」みたいなことが掲げられて
たりもします。

更にですね、
前職では上司から「三方よしを狙え」とも言われ
てました。

「自分のため、お客様のため、社会のため!」と
こういうシャカリ演説を聞かされてました。


ただ当時、よくわからなかったんですね。

いまいちパッとしないというか、
自分に刺さり切らないというか、、、


「そりゃ三方よしの方が良いわな」けど、
具体的に三方よしってどうするんだ。
ここが全然パッとしないぞ。。。


と、そんな感覚を持っていました。


で、三方よしを達成する方法なのですが、
さっき言った「自分のために相手のためをする」
これが良いんじゃないかなと思っています。


例えば営業マンで言えば、
まずは「自分が売りたい」「成果を出したい!」
というのが1番先ににあって、それを達成するた
めに「相手のため」をやるという感じ。


周りから見たら、だいぶ自己中でサイコパス的に
やってるけど、実際の現場では「相手のため」を
やっているという感じです。


さっきの室町時代からの風潮で「自分のため」
って言っちゃいけないとか、

大企業の綺麗すぎるキャッチコピーに毒されて
「僕は相手のために仕事をしています」という人
もいるんですね。

「本当に僕はお客様のことだけを考えてます!
自分のことは1ミリもまったく考えてません」
という人ですね。

自分のため0、相手のため100


僕ですね、こうゆう人逆に弱いと思うんですね。

「自分のため0、相手のため100」と、
当の本人がこういう風に思っている場合、
そのやっていることが長続きしないっていうか、
エネルギーが弱いイメージがあります。


そうゆう人に限って、
いきなりプツンと切れてしまったり、
折れてしまったり、気分が乗らなかったり、


ようは、自分の行動モチベーションを相手に依存
している人って仕事でも恋愛でもメンヘラですね


一見、すごくハートフルな人に見えるんですけど
100%奉仕の場合「相手のため」が逆に弱くなる。


逆に、「相手のために」ということの根元が
「自分のため」になっている人の方が強い。


すべての行動判断に「自分のため」っていうのが
紐づいてるんですね。

だからこそ、相手のためが強く、持続力がある。

僕は人付き合いにおいて「相手のために…」をい
きなりカマしてくる人が大嫌いで、
そりゃそうなんだけど、それは自分のためって事
をちゃんと言えよと思っちゃうんです。


相手のために仕事しますか。
相手のために恋愛しますか。
相手のために結婚しますか。

まずは、自分のためでしょと。
それを達成するために、結果的に「相手のため」
を思った行動になるわけで、最初から「〇〇の
ため」って言うのは違う。ここを認めるべきかと



あとこれもよくあるんですけど、
若手によくあるケースで

「会社の上司に〇〇やれって言われました」
「先輩に100コールしろって言われてます」

みたいな、
こうゆうスタンスで仕事をやってる人がいます。

ようは、
「自分のため」に紐づけるのが下手なやつ。
こうゆう人って伸びていかないし、どこまでいっ
ても誰かが正解までの道のりを示してくれると思
っちゃってる感じです。

つまり、仕事において「自分のため」というのが
根底にある人の方が信頼できるってゆうイメージ
があります。


今回言いたいことは
「自分のために、相手のためをする」これが一番、
間違いなくエネルギーが強くて信頼できる。

成長していくマインドだってこと。


なので、社内でトップセールスの人って一見、
めっちゃ自己中に動き回ったり、周りの部署をぐ
ちゃぐちゃに巻き込んだりして

「あぁこいつ自己中だな~」と言われるんだけど
実際、現場でやってることは「自分の利益、欲望
プライドのために」が根本にあるが、

目の前でやっていることは、
そのために相手のためを強くやらないといけない


視野が狭い人ほど、
「自分のため」と「相手のため」がトレードオフ
になっていると思っている。

どっちか取るとどっちか失うとか思っちゃってる。
仕事かプライベートかみたいな。

まずは「自分のため」
ここを包み隠さず言う、というか認識する。

そのために「相手のため」をやる。
それが一番強くて、持続力があって、信頼できる

そのために、日々の行動において
「自分のため」と「相手のため」をいかにリンク
させるか、この境界線を曖昧にしていく。

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