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【無料公開中】【第2弾】東京駅にある日本一の駅弁屋祭で食べた駅弁6選

今回は東京駅にある日本一の駅弁屋祭の第二弾!

前回の動画のコメントにておすすめいただいたものを参考に6つ紹介していきます。

①牛肉どんまん中

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まず最初は「牛肉どまん中」です。

お店のポップをみてみると価格は1250円で、山形の駅弁です。

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パッケージはこんな感じで、レトロ感もありつつ、シンプルです。

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定番かつ人気の駅弁なので一度は見たことある人も多いのではないでしょうか?

また、側面には温め方が記載されています。

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製造者をみてみると、新杵屋(しんきねや)で山形県の米沢市で作られています。

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それでは開けていくと、割り箸があり、

内蓋を開けると、牛肉の細切れとそぼろがご飯にかかっていて、付け合わせには煮物、かまぼこと玉子焼き、桜漬け大根が入っています。

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まずは細切れの牛肉からたべてみると、肉自体のかみごたえを残しつつ、甘辛に煮てあり、噛むたびに牛肉の旨味と油の甘味を感じます。

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味付けが濃いわけではなく、旨味が強いので自然にご飯が進みました。

そぼろの方は、お米に満遍なく絡むので、より味をしっかりと感じることができます。

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ちなみに、このお弁当で使用されているお米は山形県産の「どまんなか」というお米です。

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名前の「どまんなか」の正体はお米でした。

煮物を見ていくと、にしんの昆布巻き、里芋、にんじんがはいっていて、里芋はとにかくとろとろで、かつお節の風味がいい感じです。

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にしんの昆布巻きは、昆布の風味とにしんの味が合わさって旨みが強かったです。

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にんじんはやわらかく、やさしい出汁の香りがよかったです。

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玉子焼きとかまぼこは素材の味を引き出していて、

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かまぼこに関しては結構弾力がありました。

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この牛肉どまん中は有名な駅弁なだけあって、老若男女、誰にでもおすすめできる駅弁だと思いました。

②牛すきと牛焼肉弁当

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次は「牛すきと牛焼肉弁当」です。

お店のポップをみてみると、価格は1250円で東京の駅弁のようです。

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パッケージを見ていくと、結構重量感のあるボリュームです。

また表には「甘辛に仕上げた関東風のすき焼きと網焼き牛カルビを一緒に盛り付けました」とかかれています。

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製造者は「日本ばし大増(だいます)」で東京の荒川区で作られています。

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それではさっそくあけていくと、焼肉とすき焼き、そして、中央には大きな煮卵がインパクトあります。

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まず、すき焼きの方から見てみると、牛肉の他には、大きな系こんにゃくとお麩がご飯の上にのっています。

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牛肉から食べてみると、結構甘めの味付けで、食欲をそそります。

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肉は柔らかく、脂の旨味と割下の甘味がよくあっています。

糸こんにゃくはかなり大きく、個人的に好きなのでうれしいです。

しっかりした弾力があって、味もほどよい染み具合なのでしつこくなくよかったです。

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反対に、こちらのお麩はすき焼き全体の旨味をしっかり吸っていて、これだけでもご飯が進みました。

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すき焼きの下にあるご飯はつゆでべちゃべちゃになることなく、しっかりめに硬さがのこっていて良かったです。

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次に中央の2品を食べていきましょう。

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煮卵を割ってみると、黄身は半熟の部分を残しつつ、火が通っています。

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また、ほんのり醤油の香りがする味付けで、比較的、脂ののっている牛肉と合わせても重くならず、たべやすかったです。

こちらは小松菜のナムルで、みずみずしく、シャキシャキの食感といい酸味が口の中をさっぱりしてくれます。

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このナムルのおかげで、お肉を飽きることなく食べることができます。

そして最後に牛カルビを見ていくと、白米の上に、カルビともやしのナムルがのっています。

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牛カルビは甘辛の焼き肉のタレがご飯によく合います。

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味付け自体は濃すぎず、お弁当全体のバランスがとれている印象でした。

また、もやしのナムルと一緒にたべることで、豆のカリカリ感ともやしのシャキシャキ感がいいアクセントになっていました。

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すき焼きに焼肉、大きな煮卵という贅沢なラインナップなのでかなり満足感のある駅弁でした。

③特選かにめし

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次は「特選かにめし」です。

お店のポップをみると価格は1500円で、福井の駅弁となっています。

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パッケージを見ていくと、高級感のある感じがいいですね。

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また、製造者は福井県福井市にある番匠(ばんじょう)本店です。

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そして、パッケージの側面には福井の「越前三つの風物詩」ということで、「越前海岸」、「越前水仙」、越前海岸からみることができる「波の花」についてそれぞれ紹介しています。

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それではパッケージをあけていくと、折り畳み式の割り箸とカニの形をしたプラスチック製の赤いお弁当箱がでてきます。

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ちなみに、この折り畳み式割り箸はハイブリッドな感じが個人的に大好きです。

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そして、カニ弁当箱をあけていくと、カニのむき身とほぐし身に蟹味噌、ホタテが、錦糸卵を散らしたご飯の上にのっていて、かなりの贅沢感があります。

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むき身は4本にホタテは2個もあってうれしいです。

カニのむき身から食べてみると、身が詰まっていて食べ応えがあります。

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ほぐし身の方は、蟹味噌がかかっています。

贅沢に一緒に口にいれると、カニの香りが広がります。

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カニの身に加えて、蟹味噌がついているので、よりコクを感じました。

下のご飯は、酢飯ではなく普通の白米で、餅米のようなもちもち感がありました。

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そして、「この人何言ってんの?」と思うかもしれませんが、このホタテが個人的に1番よかったと思いました。

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「特選かにめし」なのに、メインのカニを追い越す勢いでホタテがいい味をしていました。

甘く醤油で煮てありつつ、ホタテの旨味が凝縮されていて、ぜひこのホタテをメインにしたお弁当も作って欲しいくらいでした。

★駅弁の発祥について

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ここで少し「駅弁の発祥」について話していきます。

新大阪駅の駅弁についてまとめた動画では「駅弁は兵庫県の神戸駅が発祥」と紹介しましたが、

お弁当チェーン店のほっともっとなどを運営する「プレナス米食(べいしょく)文化研究所」のコラム「駅弁物語」によると、

現時点で通説となっているのは、明治18年に栃木県の宇都宮駅での登場が初と言われています。(諸説あり)

最初の駅弁は、宇都宮駅前で旅館を経営していた「白木屋」が販売した、竹の皮で包んだおにぎりで、価格は1つ5銭だったそうです。

また、この時代のそばは1杯1銭だったそうなので、1つ5銭はかなり高価なお弁当でした。

ということで、そんな駅弁の続きを食べていきましょう。

④チキン弁当

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次は「チキン弁当」です。

こちらもポップをみてみると、価格は900円で、東京の駅弁となっていました。

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また、このチキン弁当は南関東エリアで最も評価の高い駅弁に選ばれていて、「駅弁 味の陣2020」にてエリア賞を受賞していました。

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パッケージを見てみると、レトロでポップな感じが目を引きます。

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また、1964年からと歴史のある駅弁です。

製造者は日本ばし大増(だいます)で東京にて製造されています。

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さっそくあけていくと、絵柄がかわいい割り箸がはいっています。

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お弁当の内容は、チキンライスと、おかずに唐揚げ、野菜のピクルス、スモークチーズがはいっています。

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まずはチキンライスの方から見ていくと、チキンライスの上にスクランブルエッグとドライトマトのオイル漬けというものがのっています。

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チキンライスからたべてみると、柔らかすぎずちょうどいい硬さのお米全体に、ムラなくケチャップがいきわたっています。

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味自体はそこまで濃くなく、ほんのりケチャップの風味を感じるぐらいです。

スクランブルエッグはトロッとしていて、

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このドライトマトのオイル漬けはしっかりした酸味が印象的です。

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次に唐揚げを食べていくと、衣はさらさら感があり舌触りがよく、鶏肉は一つ一つがおおきくて柔らかかったです。

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また、脂っこくないのでかなり食べやすい唐揚げでした。

そこに付属のレモンをかけてみると、酸味がいいアクセントになり、より食欲がでました。

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こちらのカップに入っているのは野菜のピクルスで、にんじんやキャベツなど、シャキシャキ感としっかりした酸味を楽しめます。

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そして、この袋にはいっているのはスモークチーズです。

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チキンライスや唐揚げが意外とさっぱりしているので、スモークチーズの香りとコクでお弁当全体のバランスが取れています。

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一見、「お子様ランチ的な感じかな?」と思いますが、ボリュームもそこそこあり、味付けはむしろ大人向けなのでぜひ一度試して欲しい駅弁です。

⑤えんがわ押し寿司

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次は「えんがわの押し寿司」です。

お店のポップをみてみると、価格は1300円で、新潟の駅弁です。

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パッケージをみていくと、黒が基調となっていて重厚感があります。

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また、製造者は神尾商事の神尾弁当部で、新潟にて作っています。

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原材料をみてみると、カラスガレイのえんがわを使用しているようです。

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ちなみにウィキペディアによると「えんがわ」とは、ヒラメやカレイのヒレを動かす筋肉のことを指します。

また、名前通り、身の形が家の縁側に似ていることから「えんがわ」と呼ばれています。

それではパッケージをあけてみると、割り箸がはいっていて、

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さらに内蓋をあけていくと、しょうゆ、がり、わさび、おてふきがはいっています。

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そして、押し寿司は笹の葉でくるまれていて、笹のいい香りがします。

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その笹の葉をあけると、きれいな白が光るえんがわの押し寿司がでてきます。

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さっそく食べてみると、こりこりした食感のあと、ゆっくり溶けていきます。

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脂ものっていて食べ応えもありますが、しつこくなくパクパク食べられます。

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下のご飯は酢飯のようですが、そこまで酸味は強くなくマイルドな感じがえんがわとよくあっていました。

なにより生臭さがいっさいなく、魚が苦手な方も食べられるかもしれません。

見た感じシンプルで少し物足りないかな?と思いましたが、全然そんなことなく、むしろ、今回のまとめでは個人的に1番好きでした。

⑥箱寿司 詰め合わせ

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最後はさば・サーモン・あなごが入った「箱寿し 詰め合わせ」です。

お店のポップをみると価格は750円で、神奈川の駅弁です。

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パッケージを見ていくと、小ぶりなサイズで手に取りやすいです。

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製造者は大船軒で神奈川県の鎌倉でつくられています。

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ちなみに、この大船軒はいろいろな押し寿司をだしているので、組み合わせて食べるのもいいでしょう。

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それではパッケージをあけてみると、しょうゆ、がりがはいっていて、

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左からアナゴ、サーモン、さばが2貫ずつ並んでいます。

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さばから食べていくと、酢のしっかりした酸味とさばの旨味の相性がいいです。

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サーモンは比較的落ち着いた酸味で、そこまで脂っこくないので食べやすかったです。

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アナゴは口に入れると意外と肉厚で、アナゴの身をよく感じられます。

甘めの醤油の味が、酢の酸味とバランスがとれていました。

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お米はもちもち感がありしっかり食べ応えもあるので、コンパクトながらも満足感はありました。

★コメント情報

*後ほど追加していきます。

何回行っても新しい発見がある

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ということで今回はここまで!

ここ駅弁屋祭にはまだまだ駅弁がたくさんあるので、今後も定期的に調査していきたいと思います。

それではまた次回の動画でお会いしましょう。

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