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鶏肉と夏野菜の蒸し煮

「鶏肉のトマト煮込み」「鶏肉のソテー、ラタトゥイユ添え」といったメニューがありますが、この料理はその親戚。

料理を作るのが面倒なとき、時間があまりないときに、よく作ります。
簡単なのに栄養バランスがとれますし、何より、ちゃんとした料理に見えるので。

冬は缶詰のトマトの水煮を使って、きのこやじゃがいもなんかを入れて。
夏は生のトマトを使って、畑でとれた夏野菜をたくさん入れて。

トマトの大きさや水分量で、煮汁の多い少ない、味の濃い薄いが変わってきますが、それはそれで、それぞれのおいしさがあるので気にしません。
そのくらい、気軽に作れる料理です。

1 鶏もも肉は2等分し、塩こしょうする。なす、ピーマンは縦4等分に切る。玉ねぎは薄めのくし形に切る。トマトは横半分に切って、縦6等分に切る。にんにくはつぶして粗く刻む。

肉も野菜も大きく切るので、楽チンです。
きのこやいんげん、ズッキーニなど、どんな野菜を入れてもOK。
ただし、トマトだけは絶対にはずせません。煮崩れたトマトが、全体をまとめる煮汁になるからです。

2 フライパンにオリーブ油を中火で熱し、鶏肉を皮目を下に入れて焼きつける。

煮込みとはいえ、鶏肉の皮目はこんがり焼きたいです。
ぶよぶよした鶏皮は食感が良くないですし、焦げ目も味のうちです。

3 皮目がこんがり焼けたら裏返し、鶏肉のまわりになす、ピーマン、トマト、にんにくを入れ、フタをして蒸し煮にする。

まわりに隙間がちょっとしかなくても、ぎゅっと詰め込んでください。
スペースに余裕のあるフライパンより、小さいくらいのほうが、野菜の水分が全体に行き渡っておいしく作れます。

4 トマトが煮崩れてきたら全体を混ぜ合わせ、フタをしてさらに火にかける。

木ベラで、トマトを押しつぶすように混ぜます。

5 トマトが完全に煮崩れて、ほかの野菜もとろっと煮えたら塩こしょうで味をととのえる。

野菜のうまみが強ければ、意外に塩こしょういらないかもしれません。

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鶏肉と夏野菜の蒸し煮
[材料]
鶏もも肉 1枚
なす(小) 2本
ピーマン 2コ
玉ねぎ(小) 1/2コ
トマト 1コ
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
塩、こしょう 適量
[作り方]
1 鶏もも肉は2等分する。なす、ピーマンは縦4等分に切る。玉ねぎは薄めのくし形に切る。トマトは横半分に切って、縦6等分に切る。にんにくはつぶして粗く刻む。
2 フライパンにオリーブ油を中火で熱し、鶏肉を皮目を下に入れて焼きつける。
3 皮目がこんがり焼けたら裏返し、鶏肉のまわりになす、ピーマン、トマト、にんにくを入れ、フタをして蒸し煮にする。
4 トマトが煮崩れてきたら全体を混ぜ合わせ、フタをしてさらに火にかける。
5 トマトが完全に煮崩れて、ほかの野菜もとろっと煮えたら塩こしょうで味をととのえる。





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