うつにおちいらない方法

国語辞典によるとうつ(鬱)とは、
『心にわだかまりがあって、気持ちの晴れ晴れしないこと』と定義されています。
日々生活する中で、「ネガテイブ(またはポジティブ)な思考に陥ること」は仕方がないことだと思いますが、定義からよるに「うつな状態に陥ること」はあまり健全ではなく、喜ばしいことではないのではないでしょうか。

そこで、うつに陥らない方法(マインドセット)を考えてみました。これはあくまでいち個人の見解ですので参考程度にし、今後の生活に少しでも役立てていただけたら幸いです。

(1)まず第一に、人生に生きる意味(価値)を見出していること

生きる意味を見出すというのは、人を車で例えるとエンジンをかけることに似ています。生きる意味(目的)があるからこそ、ハートにエンジンがかかり、日々の生活にメリハリが生まれ、生き生きと活動できます。
 若い人でやりたいことがとくになく、自分探しの旅にでるという話はよく聞きますが、それは生きる意味について真面目に(具体的に)考えすぎているからではないでしょうか。生きる意味や目的というのは筆者のように「迷える若者を支援したい」など抽象的(簡単)でかまいません。生きる意味が「プロのサッカー選手になること」というふうに具体的かつ固定的だと、実現できなかった時に生きる意義を失ってしまいます。人生の中で何を大事にしていた(している)のかを振り返り、考えてみましょう。あなたが大事にしている価値観や信念は何ですか?
 また、生きる意味は歳月とともに変えていってもいいですし、過去の延長線上にある必要はまったくもってありません。柔軟に考えられるマインド(心持ち)でいましょう。エンジンは些細なことでも、何でもいいのです、とにかく闘志を燃やすことが大事です。

(2)ポジティブ⇄ネガティブの振り子にマインドが左右されないこと

先述のとおり、人間ですので日々生活の中、ポジティブまたはネガティブになることは仕方がないことです。ただ、ポジティブ⇄ネガテイブの振り子(引っ張り合い)により、人生が前に進めなくなることがよくないのです。ですので、心がポジティブな時は調子に乗らず、注意を怠らないこと。ネガティブな時は、それだけで思考を止めず、なぜネガティブになったのか、どう改善できるかを考え、実行することが大切です(地面にぶつけると跳ね上がるボールをイメージしてください(レジリエンス))。
健全で幸せな日々を送るためには(1)の生きる目的(意味)に向かって、どうすれば実現できるかを日々ワクワクと考えながら、生活を送りましょう。

(3)規則正しく健康的な生活をおくること

これは(1)、(2)が満たされてる状態だとより良好な状態をキープできるかと思います。不健康な生活をおくっているとどうしてもネガテイブな思考に陥っていまい、うつな状態になりやすくなってしまいます。そのため、まずは起床時間と就寝時間は固定し、しっかりと睡眠をとることが何よりも大切です。あとは、健康的な食事を心がけること、生活の中に適度は運動を取り入れること、日光を浴びることが次に大事になってきます。これは筆者が読んできた書籍の様々な精神科医が謳っていることです。また、何よりも、「(1)、(2)は(3)」のために、「(3)は(1)、(2)」のために、相互作用していますので、なぜか最近うつ気味だなと思った人は、「(1)、(2)」はどうか、「(3)」はどうか生活を振り返ってみましょう。

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