#映画感想文
「ボーイズ・イン・ザ・ボート若者たちが託した夢」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
冒頭から主人公ジョーの貧しさを示すシークエンスがなかなかハード。
大学の学費が払えず、バイトも見つからず、廃車の中で寝起きし、穴の空いた靴で貧乏生活してる場面から引き込まれる。
そんな中お金が貰えて寮にも住めるという待遇に惹かれてジョーは、今作のメインになってくる8人乗りボートチームの試験を受ける事になる。
この募集してるボートチームは全員で8人なのだけど
「マッドマックス:フュリオサ」の感想(ネタバレあり)
映画史に残る大傑作「マッドマックス 怒りのデスロード」のフュリオサを主人公にした前日譚。
「マッドマックス怒りのデスロード」が公開した2015年は個人的に映画を観始める様になって、少しずつ自分の中の映画の見方が確立していったり、一気に映画の友達が増えたり、今思うとちょうど1番映画を観るのが楽しかった時期でもあったりして、そこに最高のお祭り映画が来たせいで今思うとどうかと思う位、何度も映画館に足を
「もっと遠くへ行こう。」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオオリジナルの配信限定作品。
ポスターに好きなシアーシャ・ローナンが写っているという理由だけで鑑賞。
2065年近未来のアメリカが舞台のSF作品。
冒頭の説明の字幕で意識能力を備えたAI、代替人間というのが人間の代わりに過酷な仕事を担っているというのが説明されるので、倦怠期っぽい夫婦の物語なのだけど2人の内のどちらかがこの代替人形なんじゃないのか?疑いながら観る感じ。
「マイ・スイート・ハニー」の感想(ネタバレあり)
振り返るとコメディ映画としてはクスッとなる所はあるけど、声を出して笑える様な印象に残るコメディシーンは無いし、ラブストーリーとしても予想を超える様な展開やロマンチックさが控えめなので、「最高だった!」という様なテンションでは正直無いのだけど、主演2人を始め役者さんの魅力は強いので、最初から最後までつまらないと感じる所は無く楽しい気持ちで観れた。
主人公チホを演じたユ・ヘジンの顔面力は凄くて、表情
「ウーマン・キング 無敵の女戦士たち」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
冒頭のモノローグで舞台のダホメ王国がオヨ王国と敵対しているとかがすべて説明されるのがなんとも手っ取り早い。あくまでエンタメ歴史物なのでこの辺はサッと説明して本編にいく流れが分かりやすくて好感を持った。
その後で今作の主役であるダホメ王国の女性部隊であるアゴジェがさらわれた人々を取り戻すアクションシークエンスが入るのだけど、ここはしっかりかっこいいアクション
「俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオオリジナルの配信限定で、ジョン・シナとザック・エフロンがW主演のコメディ映画。
ジョン・シナはDC映画でのピースメイカー役で大好きになったし、ザック・エフロンは先日観たばかりの「アイアンクロー」でめちゃくちゃシリアスな名演とストイックな肉体改造でイメージを一変させられてこちらも素晴らしかった。
その2人が主演という事で観る前から結構楽しみにしていた。
冒頭でのクソガ
「ロードハウス/孤独の街」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオにて配信限定作品。
元々1989年に公開された同タイトルの映画のリメイクらしいけどそちらは未見。
というか、せっかく限定配信してるんだからAmazonプライム・ビデオでリメイク元も配信してくれたら良くない?とは思う。
荒くれ者達が嫌がらせにくるお店を救う為に何やら訳ありな強い男が用心棒として雇われる、という劇中でも例えられる通り今どき珍しい「西部劇」的な設定のお話。
「アメリカン・フィクション」の感想(ネタバレあり)
Amazonプライム・ビデオ配信限定作品。
今年のアカデミー賞に何部門かノミネートされていてとても気になっていたし、インテリ作家が本が売れないからいかにも悲劇的なベタベタな黒人物語を書いたらバカ売れしてしまうという、観る前から聞いていたおおまかなストーリーがもう面白い。
そんな感じでもっとブラックで笑える作品なのかなと思いきや、観始めると主人公の家族の問題とかがかなりリアルなディテールがあってあ
「私が熟れた季節」の感想(ネタバレあり)
「星の時」という小説で日本翻訳大賞を取った女性作家クラリッセ・リスペクトルの小説をもとにした文芸官能ドラマ。
以前映画監督の三宅隆太さんが2022年の年間ランキングでチャンピオン枠に選ばれていたので気になってAmazonプライム・ビデオで鑑賞。
物語自体は一人の孤独を抱えた女性が一人の男との交流によって藻掻きながらも前向きに生きていくことができるのか?というシンプルな話のはずなのに全体的にとても