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映画好きです。京都の映画館で鑑賞してます。

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    マーベル・シネマティック・ユニバース作品の感想をまとめております。

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映画、ドラマの感想リスト

今まで書いた感想まとめ。全部ネタバレしてます。 あ行アイアンクロー 愛すべき夫妻の秘密 アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで アイム・ユア・ウーマン アイリッシュマン 赤と白とロイヤルブルー 茜色に焼かれる アクアマン アクアマン/失われた王国 浅田家! アス アダム&アダム アド・アストラ アナと世界の終わり アナベル死霊博物館 あのこは貴族 アベンジャーズ/エンドゲーム その1 アベンジャーズ/エンドゲーム その2 アボカドの固さ

    • 「ぼくのお日さま」の感想(ネタバレあり)

      まさにタイトル通り自然光を生かした場面が印象的で、どのカットも美しい。 特に何度も登場する窓から太陽光が綺麗に入ってくる屋内スケートリンクが、ロケーションとして本当に素晴らしくて、あの場所を見つけられた事でこの映画は勝ちだと思う。 雪国の冬の日差しが、見事に表現されていて、限られた期間の小さな物語の特別さを際立たせていた。 この場所でのタクヤ、荒川、さくらの関係性の変化が、苦さも含めて一つ一つが思い出として刻まれている感じが、ドラマとして本当に見応えがあった。 途中、あま

      • 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の感想(ネタバレあり)

        MOVIX京都にて呉美保監督の舞台挨拶付きバリアフリー字幕付き上映回で鑑賞。 呉美保監督最新作 何と言っても「そこのみにて光輝く」や「君はいい子」等、傑作を生み出してきた呉美保監督の最新作という事でかなり期待して鑑賞したけど、その期待以上の傑作だった。 「君はいい子」でもそうだったけど、ラスト前の映画的な感動の畳み掛け方が素晴らしくて、めちゃくちゃ泣いてしてしまった。 原作は大人になった目線からの回想形式の語り口らしいけど、リアルタイムで主人公が成長していく構成に変更し

        • 「侍タイムスリッパー」の感想(ネタバレあり)

          MOVIX京都の舞台挨拶付きの上映回で鑑賞。 大きめのシアターだったけど、ほぼ満席でギャグの度に笑いが起こるとても良い環境で鑑賞出来た。 待望の安田監督最終作 僕は今は無き立誠シネマで公開されていた安田監督の第一作目の「拳銃と目玉焼」で大好きになって、その次作の「ごはん」の完成試写イベントを観に行ったりしていたので、今作がこうやって全国的に「カメラを止めるな!」の様に口コミで広がりヒットしていくのは、とても嬉しかった。 「拳銃と目玉焼」の時には数十人しか入らないシアター

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          「ジャックポット」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナル配信限定作品。 ポール・フェイグ監督最新作でオークワフィナ主演のブラックコメディという事で間違いないだろと思って観たけど、やっぱり期待通りしっかり面白い作品だった。 2030年のアメリカが舞台。 オープニングでも説明がある通り、不景気過ぎて政府や国中の人が自分の利益優先で世知辛くなり、殺人宝くじが合法化されたディストピア。 数時間だけ宝くじ当選者への殺人が合法化され、命を守ってくれるボディガード的な存在と逃げていくという設定だけ考える

          「ジャックポット」の感想(ネタバレあり)

          「ラストマイル」の感想(ネタバレあり)

          TBSで放送されていた「アンナチュラル」「MIU404」と、同じ世界線を舞台にした映画作品。 いわゆるユニバースモノの作品にはなるけど、しっかり続編という訳じゃなく、あくまで今回から登場する映画オリジナルのキャラクターをメインにした群像劇的な物語で、沢山の登場人物の中に「アンナチュラル」や「MIU404」のお馴染みのキャラクターが事件の解決の為に混ざって出てくる感じ。 なので、別にこれまでのドラマシリーズを見ていなくて全然楽しめるし、映画を観て興味が出たらドラマシリーズを後追

          「ラストマイル」の感想(ネタバレあり)

          「タイラー・レイク -命の奪還-2」の感想(ネタバレあり)

          Netflixオリジナル配信作品「タイラー・レイク -命の奪還」の続編。 ずっと観ようと思ったけど観れていなかったけど、有給消化夏休み期間中に改めて鑑賞してみた。 前作から引き続きアクション描写が最高に面白い。 特に「ここが見せ場ですよ!」と分かりやすい刑務所から脱出シーンの長回しシーンは前作から更にパワーアップしている印象で、緊張感を通り越して逆に笑ってしまうレベル。 前作が暑い地域だったのに対し、今回は雪が降る寒い地域で、見た目からもまた違うアクションを見せくれている感

          「タイラー・レイク -命の奪還-2」の感想(ネタバレあり)

          「カラオケ行こ!」の感想(ネタバレあり)

          Netflixで鑑賞。原作は未読。 山下敦弘監督で脚本が野木亜紀子という、どちらも好きな作り手コンビの作品という事で、公開当時観に行きたい気持ちはめちゃくちゃあったのだけど、どうしても時間が合わず観れていなかったので、このお休み期間に鑑賞してみた。 山下監督らしい緩い空気感から生まれるコミカルシーンが楽しい。 他からすれば大きな問題でも無い様に見えるのに、その人の立場から考えるととても切実で、だからこそ小さくも見える変化によって映画が終わっていく余韻がどの作品も好きだったけ

          「カラオケ行こ!」の感想(ネタバレあり)

          「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の感想(ネタバレあり)

          Netflixオリジナル映画。 同じくNetflixでアニメ版をまず全話見たのだけど、転職活動が決まり有休消化期間中に見たのでブラック企業で社畜だった主人公がゾンビパンデミック化した世界で自由を手にして生きる喜びに目覚めていく流れに、めちゃくちゃ感情移入してしまい一気に全話を見てしまった。 アニメ版の感想 ゾンビ映画はその時代その時代に生きている「何も考えていない人々」や「心が死んだ人達」をある意味風刺的に表現している作品が多くあると思うのだけど、ブラック企業で働く社畜と

          「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」の感想(ネタバレあり)

          「哭悲 THE SADNESS」の感想(ネタバレあり)

          夏休み期間にNetflixで今更鑑賞。 公開時気になっていたのに、時間が合わず観れてなかった作品。 期待してたけど予想以上に嫌な気持ちになる素晴らしいホラー作品だった。 改めてこの機会に観れて良かった。 Amazonプライム・ビデオでも観れるけど、そちらは途中でぼかしが入って冷めるので個人的には、ぼかし無しのNetflixでの鑑賞をオススメ。 ウィルスによって、誰もが暴力衝動の赴くままに半端じゃない残虐行為を行い、街中で地獄絵図が繰り広げられる。 しかも暴力行為を行う感染

          「哭悲 THE SADNESS」の感想(ネタバレあり)

          「サイコ・ゴアマン」の感想(ネタバレあり)

          今劇場公開中の「ルックバック」の原作者の藤本タツキ先生が公開当時「今年観た映画で一番面白い!」とコメントしていて、ずっと気になっていたのだけど、Amazonプライムビデオで配信されていたので、この機会に鑑賞。 「ルックバック」で感動した人は、是非観るべきだと思う。(知らんけど) この映画独特の倫理観が笑えた。 取り返しつかない肉体の破壊、欠損、変化を子供だろうが容赦無く描くのだけど、それを大した事ないように、というかむしろ笑えるバランスにしているのが凄い。 しかもゴミの様に

          「サイコ・ゴアマン」の感想(ネタバレあり)

          「ツイスターズ」の感想(ネタバレあり)

          たまに作られる竜巻映画。 近年だと「イン・トゥ・ザ・ストーム」とかも、めちゃくちゃ面白かったし、アメリカだと日本でいう所の地震の様に、結構自分達の生活と地続きな災害だから関心も高いのかも知れない。 一応1996年公開の「ツイスター」の続編になるみたいだけど、そこまでつながりは無いので単品作品としてしっかり楽しめる作りになっているのは偉い。 冒頭で主人公ケイト達が竜巻を追いかけていく若き日の描写からもう面白くて、ここでの彼女のトラウマが思ったより悲惨でビックリだし、観ている

          「ツイスターズ」の感想(ネタバレあり)

          「インサイド・ヘッド2」の感想(ネタバレあり)

          ピクサー作品の中でもトップクラスの傑作だと思う「インサイド・ヘッド」の続編。 前作ライリーの頭の中では「喜び」がプラス思考で他の感情を引っ張っていき、「悲しみ」に蓋をしていく事で、「無理をして良い子を演じている」という人間を作り上げていて、その無理によって心が一度死んでしまうのだけど、「喜び」と「悲しみ」が地獄巡りの末に手を取って戻ってくる事で、ライリーの人間性を取り戻す成長に繋がっていくのが、とても感動的だった。 そんな前作から引き続き、人間の頭の中という舞台でその人の

          「インサイド・ヘッド2」の感想(ネタバレあり)

          「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」の感想(ネタバレあり)

          「僕のヒーローアカデミア」アニメの劇場版第4作。 今作の公開翌週にいよいよ原作では最終回を迎え、物語をずっと追いかけていた身としてはお祭り的にめちゃくちゃ高揚感のある状態で初日に鑑賞してきた。 これまでに無いくらい最初から最後までクオリティの高いアクションシーンが満載で、アニメーションとして見てるだけで楽しい。 前作「ワールドヒーローズミッション」ではデクが「黒鞭」を使い始めの時期だった事もあり「スパイダーマン」的なアクション要素が楽しかったけど、今回は「浮遊」の能力やパ

          「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」の感想(ネタバレあり)

          「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の感想(ネタバレあり)

          アポロ11号への月面着陸の噂からインスパイアされたロマコメ映画。 内容をちゃんと知らないで予告を見た時点では映画の出す結論によっては実際のNASAの偉業を侮辱することになるんじゃないか?、と少し不安に感じていたのだけど、史実はわかっているのに終盤での盛り上がりで「どうなってしまうんだ!」と、映画に夢中になってしまう位面白かった。 月面着陸自体は本当だし、宇宙飛行士たちが話している地球に向かって話す音声も本物で、本人達も撮影できていると思っているし、NASAの大半の人が本当に

          「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の感想(ネタバレあり)

          「デッドプール&ウルヴァリン」の感想(ネタバレあり)

          平日の水曜に日本が最速上映という事でなかなか社会人は初日に観にくい夏休みスケジュールという感じだと思うけど、ちょうど転職をして今週から有給消化で1ヶ月程休める事になったので過去最高に気持ちが楽な状態で映画館で上映初日に観る事が出来た。 MCU世界への合流 デッドプールの三作目にして、MCUへの合流作品。 映画が始まった直後のデッドプール自ら話すナレーションが、色んな要素が多くて期待と不安で半々のこっちの気持ちをイジってくる様で笑えた。 その後のオープニングタイトルが出るま

          「デッドプール&ウルヴァリン」の感想(ネタバレあり)