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映画好きです。京都の映画館で鑑賞してます。

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    マーベル・シネマティック・ユニバース作品の感想をまとめております。

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映画、ドラマの感想リスト

今まで書いた感想まとめ。全部ネタバレしてます。 あ行アイアンクロー 愛すべき夫妻の秘密 アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで アイム・ユア・ウーマン アイリッシュマン 赤と白とロイヤルブルー 茜色に焼かれる アクアマン アクアマン/失われた王国 浅田家! アス アド・アストラ アナと世界の終わり アナベル死霊博物館 あのこは貴族 アベンジャーズ/エンドゲーム その1 アベンジャーズ/エンドゲーム その2 アボカドの固さ アメリカン・ア

    • 「エクスペンダブルズ ニューブラッド」の感想(ネタバレあり)

      今年の年始に劇場公開され、予定が合わず結局鑑賞できていなかったのだけど、Amazonプライム・ビデオが早くも配信してくれたので鑑賞してみた。 個人的にこのシリーズの売りは、スタローンをはじめ1980年代90年代に活躍したスター達を集めたドリームチームが、「俺たちはまだまだやれる!」と奮闘する様が、彼等の俳優としてのキャリアとも重なって、一見おバカなのだけど当時の大味さを甦らせる様なその不器用さにまた感動してしまう所だと思う。 三作目までは作品としての完成度にはムラはあれど

      • 「アダム&アダム」の感想(ネタバレあり)

        Netflix配信作品。 7月24日公開の「デッドプール&ウルヴァリン」に向けて、ショーン・レヴィ監督の過去作を予習の意味で鑑賞してみた。 タイムトラベル設定がまず面白くて、普通何かしら主人公同士が出会っちゃいけないルール設定とかありがちだと思うのだけど、最初からどんどん絡んでいくのがあまり観た事ないタイムトラベル映画。 アベンジャーズエンドゲームの時に「「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムトラベル設定は映画の中だけの話だ」みたいなやりとりがあったと思うのだけど、今

        • 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」の感想(ネタバレあり)

          アレクサンダー・ペイン監督最新作。 結構期待して鑑賞したけど、アレクサンダー・ペインらしい、笑えて優しくて愛おしい傑作だったと思う。 出だしの映画会社のロゴが昔のものになっているし、フィルムカメラで撮っている独特の味わいで、まるで70年代の映画を観ている様だった。 他のアレクサンダー・ペイン作品で言うと「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」ではモノクロで撮影をしていたけど、それと似た効果があると思った。 かつての映画的な映像の味わいで映すことでどんな時代にあっても変わらない人

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          「ルックバック」の感想(ネタバレあり)

          原作は「チェンソーマン」等でお馴染みの藤本タツキ先生がジャンプ+で配信していた読み切り作品。 少年ジャンプはずっと読んでいるので「チェンソーマン」はすぐにハマって全巻買っていたし、その前作の藤本タツキ先生自身の「映画愛」の要素がこの上なく作品に影響しまくっているのが感動する「ファイアパンチ」も遅ればせながらすぐ購入したし、とにかくどれも傑作ですぐ大ファンになった。 そんな中で読み切り作品でありながら「ルックバック」は個人的には藤本タツキ先生の最高傑作だと思う。 「チェンソ

          「ルックバック」の感想(ネタバレあり)

          「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナルの配信限定作品。 アン・ハサウェイはさすがの魅力で何というかラブストーリー映画の俳優としてのベテランの華があったと思う。 主に男性側がスーパースターに対して一般人である事や、歳の差が大きい事や、若い内に子供が出来たシングルマザーである事等が恋愛の障害になってくるラブストーリー映画なのだけど、アン・ハサウェイが圧倒的に綺麗で可愛いので普通にお似合いのカップルだし、劇中でのネットや近所の人達の心無い反応とかは観ていて、こちらも辛い気持ちにな

          「アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで」の感想(ネタバレあり)

          「ダイ・ハート2 ダイ・ハーター」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナル配信限定作品、「ダイ・ハート」のまさかの続編。 まず良かった所は結構時間が短い所。 これくらいの規模だと妥当な短さだと思うけど、サクッと観れるのは前作から引き続き。 あと冒頭のプロデューサーを丸め込む為に、映画的なアクションを駆使し盛大なドッキリを仕掛ける側になってるのが、「今回はもう冒頭でやっていくので、本編は一味違う」という宣言にもなっている気がして映画の出だしとしては良いと思った。 (何故か)サプライズ的に登場したジョン・シナ

          「ダイ・ハート2 ダイ・ハーター」の感想(ネタバレあり)

          「ボーイズ・イン・ザ・ボート若者たちが託した夢」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオで鑑賞。 冒頭から主人公ジョーの貧しさを示すシークエンスがなかなかハード。 大学の学費が払えず、バイトも見つからず、廃車の中で寝起きし、穴の空いた靴で貧乏生活してる場面から引き込まれる。 そんな中お金が貰えて寮にも住めるという待遇に惹かれてジョーは、今作のメインになってくる8人乗りボートチームの試験を受ける事になる。 この募集してるボートチームは全員で8人なのだけど、そもそも募集しているのが二軍チームという事で、みんな素人の集まりだし選ばれたと

          「ボーイズ・イン・ザ・ボート若者たちが託した夢」の感想(ネタバレあり)

          「マッドマックス:フュリオサ」の感想(ネタバレあり)

          映画史に残る大傑作「マッドマックス 怒りのデスロード」のフュリオサを主人公にした前日譚。 「マッドマックス怒りのデスロード」が公開した2015年は個人的に映画を観始める様になって、少しずつ自分の中の映画の見方が確立していったり、一気に映画の友達が増えたり、今思うとちょうど1番映画を観るのが楽しかった時期でもあったりして、そこに最高のお祭り映画が来たせいで今思うとどうかと思う位、何度も映画館に足を運んで鑑賞して完全に中毒になってしまった。 そんな感じで非常に思い入れが強い作

          「マッドマックス:フュリオサ」の感想(ネタバレあり)

          ミッシングの感想(ネタバレあり)

          これまでの吉田恵輔監督作品の中でも一番重い内容だったと思う。 今まで観た作品だと「空白」が一番観ていて辛い印象だったけど、「空白」以上に吉田監督作品お馴染みのコミカルさは無いし、見ていてこちらの気持ちの持って行き場というか逃げ場が無い感じ。 「空白」でも描いていた何か事件が起こった際のテレビのニュース番組が事件の当事者の心の傷に塩を塗ったり、煽ったりするシーンはあったけど、「空白」が記号的な悪として描いていたのに対し、今作ではそこによりフォーカスして人々が人の不幸を娯楽とし

          ミッシングの感想(ネタバレあり)

          「もっと遠くへ行こう。」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナルの配信限定作品。 ポスターに好きなシアーシャ・ローナンが写っているという理由だけで鑑賞。 2065年近未来のアメリカが舞台のSF作品。 冒頭の説明の字幕で意識能力を備えたAI、代替人間というのが人間の代わりに過酷な仕事を担っているというのが説明されるので、倦怠期っぽい夫婦の物語なのだけど2人の内のどちらかがこの代替人形なんじゃないのか?疑いながら観る感じ。 もちろん物語の中でも「これから旦那さんがいなくなるので、代わりに代替人形を置いて

          「もっと遠くへ行こう。」の感想(ネタバレあり)

          「マイ・スイート・ハニー」の感想(ネタバレあり)

          振り返るとコメディ映画としてはクスッとなる所はあるけど、声を出して笑える様な印象に残るコメディシーンは無いし、ラブストーリーとしても予想を超える様な展開やロマンチックさが控えめなので、「最高だった!」という様なテンションでは正直無いのだけど、主演2人を始め役者さんの魅力は強いので、最初から最後までつまらないと感じる所は無く楽しい気持ちで観れた。 主人公チホを演じたユ・ヘジンの顔面力は凄くて、表情の変化だけで顔芸的に笑える。 最初の登場シーンよ神経質で気弱そうな印象からしたら

          「マイ・スイート・ハニー」の感想(ネタバレあり)

          「ゴジラxコング 新たなる帝国」の感想(ネタバレあり)

          ゴジラvsコングの続編にして、モンスターバース最新作。最近ユニバースモノはDCが仕切り直しになったりいよいよ飽きられがちなのだけど、今作もヒットしてるみたいだし、未だなかなか元気なシリーズ。 前作の感想↓ 主にコング、ゴジラ、人間の3つのドラマが同時並行で進んでいく構成で、それぞれかなり面白さにムラがある感じだし、特に語り口は上手くないのだけど、心の中でツッコミながら観るのを楽しむのが良い。 コング そんな3つのドラマの中で個人的に一番面白かったのはコングのパートだっ

          「ゴジラxコング 新たなる帝国」の感想(ネタバレあり)

          「ウーマン・キング 無敵の女戦士たち」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオで鑑賞。 冒頭のモノローグで舞台のダホメ王国がオヨ王国と敵対しているとかがすべて説明されるのがなんとも手っ取り早い。あくまでエンタメ歴史物なのでこの辺はサッと説明して本編にいく流れが分かりやすくて好感を持った。 その後で今作の主役であるダホメ王国の女性部隊であるアゴジェがさらわれた人々を取り戻すアクションシークエンスが入るのだけど、ここはしっかりかっこいいアクションが堪能できて、冒頭から映画に引き込まれる。 部隊の隊長で今作のほぼ主役であるナ

          「ウーマン・キング 無敵の女戦士たち」の感想(ネタバレあり)

          「俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオオリジナルの配信限定で、ジョン・シナとザック・エフロンがW主演のコメディ映画。 ジョン・シナはDC映画でのピースメイカー役で大好きになったし、ザック・エフロンは先日観たばかりの「アイアンクロー」でめちゃくちゃシリアスな名演とストイックな肉体改造でイメージを一変させられてこちらも素晴らしかった。 その2人が主演という事で観る前から結構楽しみにしていた。 冒頭でのクソガキ3人による結構大規模な事故からの、リッキー・スタニッキーが誕生していくエピソー

          「俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー」の感想(ネタバレあり)

          「ロードハウス/孤独の街」の感想(ネタバレあり)

          Amazonプライム・ビデオにて配信限定作品。 元々1989年に公開された同タイトルの映画のリメイクらしいけどそちらは未見。 というか、せっかく限定配信してるんだからAmazonプライム・ビデオでリメイク元も配信してくれたら良くない?とは思う。 荒くれ者達が嫌がらせにくるお店を救う為に何やら訳ありな強い男が用心棒として雇われる、という劇中でも例えられる通り今どき珍しい「西部劇」的な設定のお話。 最初にチンピラ達を追い払うシーンで、病院の場所を確認し、丁寧に保険に入っている

          「ロードハウス/孤独の街」の感想(ネタバレあり)