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2022年2月の記事一覧

フィンランドの少子化について考えてみた

フィンランドは、ジェンダーギャップ指数で世界2位、幸福度ランキングで世界一位の模範国ですが、2019年の特殊出生率は1.35と2.1を大幅に下回っています。 ジェンダーギャップは解決すべき問題ですが、そこが上手くいったからと言って少子化が解決するわけではなさそうです。 そこで少子化について書いた以下の記事を見ながら思い出してたんですが、 少子化の要因は一つではないので、ジェンダーギャップは解決すべき問題ではあるものの要因の一つに過ぎないって感じですね。少子化の文脈と関係

わたしの本棚の話

昔は本棚に並んだ本を見ればどんな本を読んでいるかおおよそ把握できていたのですが、最近は電子書籍や、オーディオブックで買うことが殆どになってきて、本棚を見ただけでは私がどんな本を読んでいるのか把握できなくなりました。 色々なサービスに分散して本を持っていると、自分がその本を持っているのか読んだことがあるのかを把握することが難しくなります。と言うことで、各サービスのライブラリを統合したくなるんですが、私が知る限りはそんな素敵なサービスは存在していないです。 そこで私が利用して

教育系の動画がポピュラーになってきましたね。

youtubeでも教育系の動画を見かけることが多くなりました(まぁ、私が見てるからリコメンドされるのかもしれませんが)、Udemyでレクチャー動画を買うこともポピュラーになりましたし、上記の記事のような社会人向けの教育を手助けするようなサービスも出てきていますね。 ぱっと見色々な動画がアップロードされているようなので、どっかのタイミングで覗いてみようかと思います。 以前受講した動画講座「CS50x」は非常に良いものだったのでお薦めをしておきます。 #日経COMEMO #

資産形成の相談サービスの問題点ととりあえずやってみた結果

IFAは「Independent Financial Advisor」の略で、資産形成において金融商品の販売仲介をする人のことだそうです。そういった金融商品のプロに無料でチャットやビデオチャットでアドバイスを受けることができるサービスが出てきているようです。 無料でサービスが提供されている場合には自分が商品になっていると思えという誰かの名言がありますが、上記のサービスでも当然そうなっていてユーザーが金融商品を購入した場合にIFAには手数料が分配されるわけです。 ここからタ

年収によってクリエーティビティを阻害する外発的動機づけを無くすという妄想

自分から進んで行う、つまり内発的な動機で何かをする場合はクリエーティビティが発揮されやすいと言われています。そして、その行為に報酬が発生すると内発的動機は外発的な動機に切り替わってしまい、クリエーティビティは下がってしまうと言われています。 以前読んだダニエル・ピンク著『モチベーション3.0』にも同様のことが書かれていて、じゃあ、社員にクリエイティブな業務をモチベーション高くこなしてもらうことってできなくない?と思ったんですが、最近、一番簡単なのはそういった仕事を担う社員の

賃上げは生産性の向上に寄与するか?

と難しい感じに書いてあったので、ざっくりまとめつつ自身の理解を深めておこうと思います。 完全競争市場とは?まず、完全競争市場って何ぞや?経済人の市場版みたいな感じ?などと思っていたので調べてみました。 例えば、自分がパン屋だったとして作ったら作っただけ売れる。しかもいくら作っても、それが原因でパンが値下がりすることはないというワンダーランドなわけです。ただこれ、経済分析をする際には必要な一つの仮定だそうです。まぁ、色々細かい話してたら分析進まねぇっす。ってことなんだと理解

空飛ぶタクシー日本参入(数年先)に思う

どちらも日常の移動により気楽に空路が使えるようになるというニュースです。夢がありますねぇ。 ちなみに下の記事のヘリコプターは今年の4月から運用が開始されるようですが、東京から草津を50分でつなぎ片道70万~100万円を想定しているそうなので、まだまだ一般的に使えるものではないようです。 上の記事の電動かつ自動運転の「空飛ぶタクシー」は数年後に米国で運用開始し、日本への展開も計画にあるそうです。なんと価格は「Uber」よりも距離当たりの価格を安くするとのことなので日本でサー

あの猫型ロボットに会ってきた

先日行ったガストで、上記記事に記載されている配膳ロボット(猫ちゃんロボ)を見かけました。通路ですれ違う時も邪魔にならずよけてくれて、スピードもそれほど速くないので、なんなら人が運んでくるよりも安定感がありました。 注文はタブレット、配膳はロボット、会計は店員さんだったので会計がセルフレジになっていると人とコミュニケーションを一切とらなくて良かったのになと、他人とコミュニケーションをとると疲れる私はちょっと残念でしたが、ロボットが料理を運んで来た時には「来てるな、未来!!」(

メタバースで読書に思う

本を読むのにハマっているので、最近は2週間に1度は本屋をうろうろして、平積みの本や、興味のある分野の新刊をチェックしたり、あまり読んだことが無いジャンルの本を物色しています。物理本はかさばるので、本はほとんどデジタルで買うのですが、この本屋での体験はECサイトでは代替できないなぁと思っています。 現状のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)のDPI(画面の精細さ)ではメタバース内で本を読むのはつらいので、HMDが本を長時間読むのに適したDPIになるのは何年もかかりそうです。

所得格差が若年層で拡大に思う

2002年と2017年を比べると25~34歳の収入格差が拡大したそうです。 原因は「非正規雇用比率の高まり」だそうなので、2008年のリーマンショックで、リストラされたり、会社が倒産し職を失った人が非正規雇用で働き始めたとか、新たに労働市場に出てきたけど募集が無くて正規雇用で働き始められなかった、というのは想像できます。この記事で怖いのは、25~34歳以外の年齢の格差は拡大していないと書かれていたことです。 上記の想像と、他の年齢層の格差が拡大していないという事実から考え