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フィンランドの少子化について考えてみた

フィンランドで少子化が進むのは、子供を欲しがらない人が増えているからだ。フィンランドのNGO「人口連合」が1997年以降、実施するアンケート調査で、理想的な子供の数をゼロと答える人の割合は長く1・5~4%だったが、2015年の調査で14・8%と急上昇した。18年の再調査でも12・3%で、特に20代の若者の間では24%に上った。

上記記事より抜粋

フィンランドは、ジェンダーギャップ指数で世界2位、幸福度ランキングで世界一位の模範国ですが、2019年の特殊出生率は1.35と2.1を大幅に下回っています。

フィンランドの特殊出生率

ジェンダーギャップは解決すべき問題ですが、そこが上手くいったからと言って少子化が解決するわけではなさそうです。

そこで少子化について書いた以下の記事を見ながら思い出してたんですが、

少子化の要因は一つではないので、ジェンダーギャップは解決すべき問題ではあるものの要因の一つに過ぎないって感じですね。少子化の文脈と関係なく解決すべき問題であることは言うまでもないですが。

その後2日ぐらいモニョモニョと考えてたんですが、私が子供を持っていない大きな理由の要因の一つに「子供がいる幸福」に触れる機会が無かったってのもある気がしてきました。

私は地元から離れ都市部に移住しているので、学生時代のコミュニティとは疎遠になっています。(大学も行ってないですし。)地元に居て地元のツレが親になっていくのを目の当たりにしていたらちょっと感覚は違ったんでしょうけど、地元に残っていても人間関係はネットで完結してて、あまり友達に会うことが無い人や、私のように都市部に出てきて地元のコミュニティから離れた人は同じように「子供がいる幸福」に触れる機会が無くて、「子供」を持つ選択肢が人生に出てこなかったんじゃないかと思った次第。

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