ナナラボ 寺島

ココナラというサービスを使って心理学予備校を開いています。 「研究計画書に何を書いて…

ナナラボ 寺島

ココナラというサービスを使って心理学予備校を開いています。 「研究計画書に何を書いていいのかわからない」 「他学部出身だけど1年で大学院に受かりたい!」 「社会人ですが公認心理師になりたいです。どうすればいいですか?」 このようなお悩みがある方はぜひ一度お声がけください。

最近の記事

語句レン! 限局性学習障害

こんにちは!ココナラで心理学予備校をしているナナラボの寺島です! 全国の心理系大学院の過去問を分析し、頻出語句をピックアップしました。診断名や障害名については、心理系の大学院で問われることは多いです。今回はその中でもとりわけ出題頻度の高かった「限局性学習障害」について練習していきましょう!用語説明が初めての方は、以下の記事を一度読んでおくとよいかもしれません。 診断名が出てきたときには基礎的なことですが、診断名というのは何らかの根拠に基づいてつけられているものです。DSMや

    • 語句レン! 認知的不協和理論

      こんにちは!ココナラで心理学予備校をしているナナラボの寺島です! 全国の心理系大学院の過去問を分析し、頻出語句をピックアップしました。実は、この「認知的不協和理論」は出題される割合がかなり高かったです。必ず説明できるようになっておきたい用語の一つですね。 事前知識認知的不協和理論は心理学の中でも「態度変容」と呼ばれる単元で学習する理論です。態度変容とは、どのように説得すればある事柄に関する態度が変わるのかを研究する分野です。例えば、喫煙者にタバコをやめさせるというのも態度変

      • 語句レン! レジリエンス

        大学院入試においては、専門用語の説明が求められることが多いです。「語句レン!」では、大学院入試の語句説明対策を行っていきます。 今回は最近問われることが多くなってきた概念である「レジリエンス」です。 概要 復元力や回復力と訳されるのがレジリエンスという用語です。もともとは物理学の用語ですが、心理学でも利用されるようになりました。物理学における「ストレス」とはある物質に加えられる力のことです。一方で、物理学における「レジリエンス」とはそれに対する反発力を表す用語として利用さ

        • 語句レン! SCT

          大学院入試においては、専門用語の説明が求められることが多いです。「語句レン!」では、大学院入試の語句説明対策を行っていきます。 ●SCT概要 文書完成法(Sentence Completion Test)と呼ばれる、心理検査の一つです。 基礎的な話になりますが、心理アセスメントは「面接法」「観察法」「心理検査法」の3つに分かれます。また心理検査法は「質問紙法」「投影法」「作業検査法」に分かれます。SCTはその中でも投影法検査にあたるものです。  よく「心理検査のみがアセス

        語句レン! 限局性学習障害

          学習理論② 古典的条件づけ2

          前回は古典的条件付けの超基本について学習しました。今回からもう少し踏み込んだ内容に入ります。もし、大学院受験などを考えるのであれば今回以降の内容もしっかり学習しておきましょう。 今回学ぶのは「自発的回復」と「二次条件づけ」です。この言葉を見て説明できない場合は、今回の記事を熟読することをお勧めします。 消去前回学んだように、古典的条件付けとはベル(CS)とよだれ(CR)の関係を作ることでした。犬がベルでよだれを流すのは、当然ながらお肉(UCS)の出現を予測しているからです

          学習理論② 古典的条件づけ2

          学習理論① 古典的条件づけ1

          皆さんパブロフの犬って聞いたことがありますか? 犬に向かってベルを鳴らすと犬がダラダラとよだれを垂らすイメージが出てきたかは立派な心理学徒といえるのではないでしょうか。 実は、このパブロフの犬の実験は心理学ではかなり重要なポディションです。学習理論と呼ばれる心理学の一分野があるのですが、そのすべてはパブロフから始まっていると言っても過言ではないでしょう。 「実際パブロフの犬ってなんなのよ」 そう思う人も少なくないかもしれませんね。実はあれ、人間にもとってもなじみのある

          学習理論① 古典的条件づけ1

          人名(心理学者・医者)について

          大学院入試や公認心理師試験、臨床心理士試験において人名というのは重要です。用語解説においては的確に提唱者名を挙げる必要がありますし、資格試験においては人名さえ知っていれば即答できる問題が多々あります。 心理学検定においては、非常にマイナーな名前が出てくることも少なくありませんが、公認心理師試験・臨床心理士試験に出てくる人名は基本的なことである場合が多いので確実に知っておく必要があります。 覚え方について覚え方ですが、よく人名と中核概念をセットにして丸暗記している方がいます

          人名(心理学者・医者)について

          心理学を学ぶということ

          「心理学」って聞くと皆さんはどんなイメージがありますか? 「人の気持ち何でもわかっちゃいそう」 「相手の心を操作して思うように動かせそう」 私は心理学を学んでいますが、こんなことを言われる機会は少なくありません。「心」というのは形もない、存在もしない、人間が作り出した概念にほかなりません。だから「心」を学ぶといわれても、ピンとこないことは当たり前なのです。心理学とは何者で、どのようなことを学ぶ学問なのかということを少しお話していきたいと思います。 心理学はお金になる人

          心理学を学ぶということ

          用語説明のコツ

          大学院入試を考えるうえで必須となるのが用語説明です。 多くの大学院で用語説明が出題されています。中には「一体何を説明すればいいのだろう」と頭を抱えてしまう人も多いのではないでしょうか。 当然のことながら用語説明で「どのようなことを書くか」ということが整理されていないと、必要な情報を記述できなかったり、冗長な文章になって論点が定まらなかったりということが起こってきます。 ここでは心理系大学院における用語説明のコツを説明していきたいと思います。 当然のことながら出題者はその用

          用語説明のコツ

          なななの自己紹介

          「最初に自己紹介をしてみましょう!」と書いてあったので、私が何者なのかということも含めて自己紹介をしていきたいと思います。 生まれてから大学を卒業するまで「心理職になる」なんて一度も思ったことがありませんでした。今考えると、生きる上でいろいろな困難があって実に生きづらい人生を送って来たなと思います。 実家は裕福ではありましたが、両親は二人で仕事をしていたためほぼ不在。自宅兼オフィスだったので両親に代わって事務所の職員さんたちが私たちの面倒を見てくれました。職員の中に従兄が

          なななの自己紹介