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魔の2歳児と納得と天秤

「魔の2歳児」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
子育てをしてる方ならば一度は耳にしたことがあると思う。
いわゆる「イヤイヤ期」という、何をするのも嫌だ嫌だと拒絶する2歳の頃をそう呼ぶらしい。

子も気がつけば2歳になり、そろそろ来るのか!とちょっと身構えていたのだが、今現在おそらくイヤイヤ期は来ていない。

しかし子ども自身が納得しなければ癇癪を起こしたり、泣き喚いたり、次の行動に移ってはくれないことは多々ある。例えばお風呂に入る時間なのにDVDをもっと見ていたいとかそんな時は「イヤだ!」と言ってなかなか動いてはくれない。

それはそれで困るのだが、「今」お風呂に入るのが嫌というのに近いのかもしれない。ある程度見せて納得したらお風呂に入る(気がしている)。

その子の意思を大事にする(納得するまで待つこと)に気づかせてくれたのが、保育園の先生だ。
お迎えに行った時、「まだ遊ぶ〜」と子どもがいうと、すぐに帰りの支度をするのではなく引き続き区切りがいいところまで遊ばせてくれる。
そのことに私はとても驚かされた。子どもの意思を尊重すること、子どもをちゃんと人として接していることに。そして私はどうだったのかな。できていたのかな。多分できていなかったなと反省。

そんな感じで日々をトライアンドエラーで何とか過ごしてる。

子どもの意思を尊重することと自分の都合で子どもを操ってしまっていることとの天秤に毎日揺れている。


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