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唄 / 詩

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解離性同一性障害、多重人格者です。 紬さんウタさんによる言葉を綴っています。
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2021年3月の記事一覧

手を振って、またね。
手を振って、さよなら。

バイバイの後に続く言葉は何かな。

別ればかりが積み重なって、忘れてしまった記憶。
あたりまえの風景があたりまえではなくなってしまった。

手を振って、またね。
また今度。

あたりまえのまた今度。

この心は繋がり
繋がりの証

ゴミ箱のように私は生きてきた
誰かの溢れそうな想いを拾って泣いて喚いた

想うほど繋がりは繋がる
あなたのは四六時中

心が痛み鬱ぐ
喉が詰まる

叫び倒すこともできないのでしょう
それでも毎日は来る

私はいつもの様代わり泣く

決めたのならばそら

青い青。

あなたはいつもみてる
すべて すべてを

青い青
どこまでも
どこまでも青い青

すべてさらって
すべて飲み干して

あらわれるように
微笑むように
残酷で

誰にも触れない

私がどうであろうとも興味もなく?

ただ青く青く青く

私の影も写し取って
誰にも触れない
のばしたこの手も はらわない

届かない手紙も破かずにいて どうか

そしていつか私もまるごと同じ場所までのみ込んで

青い青

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ふあんはひかりにおちるかげ。
かげはひかりのいちぶ。

めざめをまつものたちよ。
ときにしばられることなくあれ。

やみなんやみなん。
めぶきのときは。

いまいまだもちてここにあれ。
くるえるがままにときはきた。
はぐるまはうごく。
ここそこにあらんさちひろめ、
はらえきよめ。

ついたいけん。

ひとはわかれるのになぜであうのか。
おわりはくるのになぜともにいようなんておもうのか。

たすけをもとめてる。

こころはちりぢりにはじけ、またであいちをながす。
このいたみをおぼえているか。
そうといかけられる。

ことばをうしなう。
あのひもまたくりかえし。

からまりあういとあるべきかたちへとゆすぐはしなん
ゆれうごくこころたもとゆれひきとどめひるがえるならば
わかつたもとのそらははれいびつさはただされる
あらたなたびじがはじまる
ふねうかべゆくすえにのぞむ
まなびしゅうかくしきょうじゅせよ
さけべこのよのきょうらくあますことなく

子供の喧騒
鍵盤ハーモニカの音
風のそよぐ音
車の走る音
陽の照る日向の明るさ
階下の話し声

日常の安らぎの世界

私はそこにいてそこにはいなかった
すべてが遠くて私じゃないものでできていて
あなたがいない世界は壊れてなくならなかった

いくら私が呪っても
世界は変わらなかった